投稿元:
レビューを見る
ハードボイルドまっしぐらに頑張るのは、ニューヨーク市警のブラウン。視察のため日本に滞在することとなるのだが、実はその滞在期間中に行方不明になった友人を探そうと試みる。周囲を嗅ぎ回っているうちに何者かに襲われるブラウン。そのブラウンを助けるもうひとりのハードボイルドな男が元刑事にして現在は探偵の濱崎。
ブラウンの人捜しに無理矢理首をつっこむ濱崎。二人の信用しているような、していないような、それでもやっぱり信用しているんだろうなぁのやりとりの中に、うっすらと浮かびあがる友情……?
彼ら二人が格好いいと思えれば、ページをめくる手にも勢いが出たろうと思うのだが、何もかもが単なるやせ我慢に見えてしまったのは、自分だけなのか。
時折、濱崎の過去をうかがわせる描写はあるものの、物語のほとんどがただひたすら時系列に進んで行くのも単調な印象で、作品を半分ほど読んだところで、やや飽きが来てしまった。
投稿元:
レビューを見る
堂場さんって多作なんですね。今年の刊行も去年についで10作。
最近シリーズもの以外ではこれぞって云うのがなかったんだけど、これはすごくいいです。
ブラウンと濱崎、また読みたいので、是非シリーズにして欲しい!!!
投稿元:
レビューを見る
1月ー1。3.0点。
単発もの。ニューヨークの刑事が、警視庁の招きで研修視察。
ただし、直前に友人が日本で行方不明に。
友人はSNSサイトの、日本法人設立のために来日。
元警官の探偵とコンビで、捜索。
うーん。イマイチ感。展開も途中から、予想通りとなる。
ま、こんなもでしょうか。
投稿元:
レビューを見る
巻頭の人物紹介があーハヤカワだなーという感じがする。
なんつーか几帳面というか。
元警察官の探偵がでてくるとか、信用してた人との決別があったり
堂場さんの警察小説の定番の設定をこれでもかと盛り込んだ印象。
ちょっと前に読んだ『ラスト・コード』も似た雰囲気の話だった気がする。
とはいうものの、主人公が外国人だとか、目新しい設定もなくはない。
堂場さんの話はあまりにも主人公が痛々しくて読んでてしんどいものと
読み進むにつれてワクワク感が倍増してくものとあるんだけど
今回のこの話は後者の方だった。
大きく括ると悲しい方の結末だったけど、
最後の一行、ブラウンが濱崎に言ったひとことで
ニヤリとして読み終えることができた。
最後のひとことで読後感がガラッと変わるという快感。
これがあるから本読みはやめられない。
投稿元:
レビューを見る
今までの既存のシリーズではない刑事物ですが、チョット場当たり的シーンが目立ってしまうのは堂場慣れしてしまったからか?
…だが、今後の堂場作品でブラウンと濱崎が出てくるかも?
投稿元:
レビューを見る
多分、この作家さんが好きなハードボイルド、海外ミステリー私も好きな奴被ってるんだろうな、と思わせてくれますw
サクサクと気軽に読める一冊。でもこの人の小説の男性主人公は必ず腕立て伏せして体を鍛えていると思うw
投稿元:
レビューを見る
今回はちょっと期待外れな感が強いかな〜。。。主役2人の内面描写がイマイチだし、犯人の個性も薄いかな。。。
投稿元:
レビューを見る
NYエリート市警・ブラウンと警視庁元刑事・濱崎が、東京での失踪事件に挑む。よくあるパターンの堅物者といい加減者の即席コンビ!…濱崎の方が一枚上手かな!?深く考えなければ、テンポが良いのでスラスラ進む。とてもライトなハードボイルド調の感じか♪
投稿元:
レビューを見る
いつも思うんだけど、元同僚とはいえ警察官やめた人に
協力して個人情報を漏らす体制こそ、本当は問題なのでは
投稿元:
レビューを見る
これから、どうなるのかと読み進めていきましたが、なだらか道をだらだと歩く散歩のようで深く感じるいる場面はありません。堂場さん大分上手くなってきたと思いますが、B級映画Cの感じです。
元刑事の探偵・濱崎を深く掘り下げた物語を書いた方が、面白いものができるのでは?次回期待
投稿元:
レビューを見る
#読了。NY市警のモーリスは視察という名目で来日していたが、真の目的は日本で失踪してしまった旧友を捜しだすこと。警視庁を辞職した濱崎と知り合い、二人は真相を探るが。。。探偵というハードボイルド的な要素は面白く、濱崎のシリーズもありかなと。しかし、人種的な問題に触れつつ、白人の名がホワイトというのは解せない・・・
投稿元:
レビューを見る
ニューヨーク市警のブラウンは日本への視察の折り、日本で消息を絶った友人の行方を探す。いっぽうで元警官の探偵・濱崎はひょんなことからブラウンを助けたことで、協力を持ちかける。
水と油のような正反対の性格の2人が反目しながら真実に迫っていく姿がしっかり描かれていて読み応えがあった。
投稿元:
レビューを見る
バディ物としての基本はきっちり抑えていて悪くない仕上がり。
強いて言えばクライマックスの盛り上がり感はイマイチなのが残念だったけど、でもまあリーダビリティは抜群で普通に面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
著者の作品としてはこれまでにないような設定であり、あらたな領域への挑戦かとも思ったのだが、読み進むうちに、この雰囲気誰かの作品に似ているなあと思い始めた。原寮である。彼の新作だと云っても殆どの人は疑わないのではないだろうか。それにくらい似ている。探偵が主人公で、その名前も似ている。明らかにオマージュなんだろうと思うのだが、オマージュ作家のオマージュってのはどうなんだろうか。
ミステリーとしては大した内容ではないと思うのだが、チャンドラー、というか原寮の雰囲気が好きな人は楽しめるかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
堂場瞬一「over the edge」
ニューヨーク市警緊急出動部隊(ESU)のブラウンは、警視庁に視察に来ていた。ブラウンの今回の公な目的は視察だが、もう一つ個人的な目的を持っていた。
アメリカで発祥のSNS会社「ラーガ」の営業担当上級副社長であり、軍隊時代からの友人である東京で失踪したホワイトを探すこと。
視察を終えたブラウンは、週末を利用してホワイトを探すことにした。ホワイトの立ち寄り先で聞き込みをしたいたところ、路上で何者かに襲われてしまう。それを発見した探偵の濱崎は、ホワイトを助ける。
濱崎は以前、警視庁の刑事だったが、ある不祥事の責任を取らされる形で辞職していた。警視庁の人脈を利用してホワイトの交友関係を洗っていく。
ブラウンと濱崎は協力しながらホワイトを探すが、やはり何者かに邪魔をされる。
濱崎も襲われ、それぞれがホワイトを探していくがまたしてもブラウンが襲われ、捕らわれてしまう。そのことを知った濱崎はようやくブラウンの居所を突き止める。
そこにいたのは、濱崎が啓示を辞める原因となったある人物と………