紙の本
自分にできることを
2023/03/04 23:48
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
親に良かれと思ってやっていることでも、私の独りよがりだったりすることがあるのかな、と自分の行動を振り返りました。
「親のやりたいようにしてやる、それが最後の親孝行。」
「親が幸せそうな顔をしていれば、それが立派な親孝行」
読んでいて気持ちが楽になりました。
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子ども目線で親にしてあげなければと思っていることが、
親にとってはしてほしくないこともある。
いちばんこたえたのは、
普段は親に連絡もしないくせに、
介護状態になって初めて
親のことを心配し、
気遣うことは、
親孝行としては、遅過ぎるということ。
大事なのは、親が元気なうちから
気遣ってあげることなのです。
親孝行だと思っていることが、
実は親のためになっていない、
どうしてあげることが
本当の親孝行か
気づかせてくれる本です。
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帯文:”親の健康、うつ・認知症、金銭問題、介護問題、ガン・終末医療……。本当の親孝行って?” ”物理的な問題から精神的なケアまで説くこれまでにはない切り口で綴る親子関係の指南書!”
目次:はじめに、第1章 親の健康,アンチエイジングについて、第2章 親孝行について、第3章 うつ,認知症について、第4章 親の金銭問題,財産分与などについて、第5章 親の介護問題について、第6章 ガン,終末期医療について、おわりに
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自分がいい歳なので、親もそれなりの年齢です。先日実家に帰った時、親が年を取ったのを感じたものです。
頑固になったなぁとも。
自分がしてあげたいことが、必ずしも親が望んでいない事と言うのも、この本で考えさせられました。
自分は仕事が休みの日、母親に電話をします。それを怠ると母が自分を心配して電話をかけてくるのです。ちょっと過去に色々やらかしている身としては、親に安心感を与えるという意味では多少面倒かもしれませんが、休みのたびに少しでも元気な声を聴かせるのがいいようです。
メールなどの発達した現代でも、親の本音は「ちゃんと話がしたい」というものなので、メールで済まさず毎週毎週電話をしているのです。
父が糖尿病で、好きな食べ物を我慢しているのを見ると苦しいものがあります。この本にあった”寿命が縮まってもいいから好きにしたい”と考えるのならば、好きな物を食べてほしいと願うばかりです。
これから出てくる介護の問題についても触れられています。どういう制度が使えるのかなど、自分でもちゃんと調べておこうと思うきっかけとなりました。