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紙の本
雑草も芽生えは可愛い
2012/12/23 16:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポケットにも入れられそうな小さい一冊ですが、なかなか見たことのない植物の芽生えの姿がたくさん載っています。主に「雑草」と言われるものを、各ページに2種。芽生えの頃と成体や花期の頃の写真付きで説明。
面白いのは代表的な芽生えを見開きいっぱいに並べた頁でした。大きさや生えている感じがよくわかります。表紙の写真からも雰囲気は伝わるでしょう。こうして並べてみると、芽生えの頃は大きくなった時とは違った形の葉だったりして「抜くのはかわいそう」なかわいらしさもありますね。
ブタクサ(P21)だって、本葉が2枚出た姿は素敵な模様のよう(シュンギクなどもそうだけど)。カタバミ(P64) の第一葉は、成体と同じ形が双葉の間にまるで花のように頑張っている。「ちひさきものはなにもなにも・・・」というところでしょうか。出版の目的は「雑草が生えてきたときにすぐわかるように」ということのようですが、ちゃんと名前と個性がわかると見方が変わるかも。
見られる時期で冬と夏などと分けてありますが、種の近いものを並べてもありますので、同じ科、同じ属など近いものほど双葉もよく似ていることなどがよくわかります。栽培植物も雑草も、どれも植物であってつながりがあるのだなあ、と妙に感動してしまいました。野菜の種を蒔いたとき、近縁の「雑草」が出てきたら区別が難しいかもしれません。近縁の野菜の芽生えも、比較に載せてあったら「ガーデニング初心者」にはありがたかったかも。
このごろは園芸品種として入ってきた「外来」の植物も増えました。このハンドブックにない芽生えを見つけたらちょっと育てて調べてみましょうか。
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