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時事問題を考察してくれてる。
特に、原発、領土問題、PTAの解説が良かった。
これからの新聞が読みやすくなりそう。
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先送りが許されない現代日本がかかえる10の課題の背景や論点が分かる。
消費税増税、社会保障の在り方、ものづくり、領土問題、日本維新の会、大学の秋入学、教育委員会制度、原発ゼロ、一票の格差、がれきの広域処理
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消費税増税・原発問題等日本が将来にわたって、
喫緊に方向性を決定しなければならない10項目について、
その事実・経緯を踏まえて、考えるべきポイントを述べた内容。
正に先送りできない項目ばかりであると改めて理解できる。
相変わらずの分かりやすさで、読み手に対して非常に親切。
その分野の知識が希薄であったとしても、ちゃんと理解・納得できる。
今、日本が抱えている問題が何であるのか?
それを理解し、自分なりに考え、答えを出す・・・
そのきっかけを与えてくれる本書は必読の価値あり。
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2012年末に書かれた池上彰氏のわかりやすい問題提起。民主党政治にNOを突きつけた日本人に、では何を選ぶべきかを問う。
消費税の増税は? 領土問題は強硬策か穏便策か? 日本維新の会はどうなのか? 大学の秋入学は? 教育委員制度の是非。原発ゼロは? 選挙制度改革、一票の格差は? など。二者択一のテーマを中心に、日本が置かれた状況、歴史、そしてこれからを語る。
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やはり、自分の知らないことっていっぱいあるんだな、という率直な感想。
今の日本が抱える様々な問題を、明瞭な論点解釈と数字で解説してくれます。
特に、消費税の増税の章と大学の秋入学の章は、よい学びになりました。
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http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201202000181
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発売された直後に購入し
本日読了。
時事問題の新書は積ん読せずすぐよむべきだったなと実感したが
それでも読んで良かった。
消費税問題や領土問題などが
池上さんの意見も交えながら
わかりやすく書かれている。
文中の
「政治にたいしたことができるわけがないことを、
そろそろみんなわかってきたのではありませんか?」
という言葉が印象的。
政府や官僚を批判していても何も変わらない。
自分が社会問題に対して何ができるか考えなければいけない。
そしてそのときに自分や自分の周りの得ばかり考えていては何も改善しない。
痛みを引き受ける覚悟を持って、考え、行動していかなくては。
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著者の本は多すぎる。
わかりやすいのでの読む本が無い時はついつい買ってしまうのだが、どれも題名が似ているせいか、最新刊と間違って一年前の本を買ってしました。
だから内容が全て少しづつ古いのだが、逆に一年前の彼の予想があたっているかを確認することができて面白かった。
中国で日本車をひっくり返したり、デパートのガラス窓をぶち壊すような反日デモがテレビ放映されていたが、実は日本でも『中国人を殺せ』とかいた英語のプラカードを掲げてデモが行われているらしい。
これがデンマークなどではテレビで放映されたこともあり、どっちもどっちというのがヨーロッパでの一般的な理解らしい。びっくり。
どうも古い本は読む意欲がいまいちわかん。
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池上彰による、東日本大震災後に政治経済に付いて記述した一冊。
とにかくわかりやすく、知らない分野についても容易に知ることができる。
また、筆者の見識が見てとれる。
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2012年の総選挙直前に出版された一冊。維新の会の虚構や相変わらずなかなか切り込めないところにもいつも通りズバズバ行きつつわかりやすく説明してくれるのはありがたい。
個人的には知っている内容が多かったが、改めて整理して問題提起してもらえると、そうだよなぁ、と思うのも事実なわけで。
このシリーズがいつまでも続くのは国民にとってよくないんだけど続きを読みたくなるという気持ちも出てきてしまう。
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面白い。内容は著者の別本と同様の部分も多いが知識が深まり、普段詳細まで調べる学ぶ事の出来ない人間には必要な内容であった。
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汎用性の高い家電ではなく、プラント関連や社会インフラをやっている東芝、日立、三菱はまだ生きている。
こういう高い技術力を生かせるかどうか。
原発はトイレのないマンション。
維新は最初からおとなしい案を出しても否定されて結果が小さくなるから、最初はとんでもないことを言う。
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この著者の語り口を既にテレビで見てしまった読者ならば、新聞とテレビの副読本としての効用は高い。一つ一つのテーマを論理立てて簡潔に説明していくのは矢張りプロの仕業である。
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池上彰さんが、最近の問題についてわかりやすく伝えるくれています。
選挙、中韓との領土問題、北方領土問題、少子化、経済状況など日常的に耳にする内容についてわかりやすく伝えています。
そのことで、ニュースを聞くたびに理解が深まる。
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・FTA…シンガポール、メキシコ、タイ、チリ、インドネシアと締結。サーモンが安くなったのも、チリ産が多い。FTAの恩恵。
・群馬県はこんにゃく芋の生産地。福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三、福田康夫、という4人の総理大臣を排出。日本一総理の多い県。
・ガラパゴス…日本は1億2700万人という人口があるがゆえに、国内向けでもある程度やっていける。国内で高性能になりすぎ、海外では通用しなくなること。南洋の孤島がであるゆえに動物が独自の進化を遂げたガラパゴス諸島になぞらえて揶揄している。
・橋本龍太郎元首相が断行した日本版金融ビッグバン…銀行、保険、証券の垣根を取り去り、他業種からの参入も認めた。国際競争に打つ勝つ体力をつけさせようとした。
・1990年太陽神戸と三井が、96年には東京都三菱が…と合併が続いた。バブル崩壊以降から2006年まで続いた業界再編の結果、三井住友、三菱東京UFJ、みずほの三大メガバンクが誕生。
・モラトリアム…借金を抱える中小企業や個人の住宅ローンの返済を猶予し、金利の支払いの一部も猶予する。亀井静香金融大臣が推進。
・スウェーデンは高社会福祉の国。自動車メーカーサーブを助けなかった。企業の救済はしないけど、個人は社会福祉政策で助けた。
・レアアース…先端技術になくてはならない、ハイブリット車や家電製品、パソコン、カメラなどで利用。生産量9割が中国。放射性物質が放出されるため、周辺の環境が汚染される。
・BOP…ベースオブザピラミッド。ピラミッドの下の層が巨大なマーケットとなる。
・自動車ブランドランキング信頼性一位はビュイック、2位はレクサス、本田、トヨタもアウディやBMW抜いて10位に入っている。
・第一次世界大戦のときは日本製品は「安かろう悪かろう」と言われていた。日本シャツもボタンが糊付けだったり。
・日本の人口…2005年を境に減少に転じる。5人に一人は65歳以上。
・日本の借金…900兆円。日本国債の95%は国内投資家が保有している。個人が持っているお金をひっくるめると1400兆円。
・いい質問からいい答えが出る・・・欠落したジグゾーパズルのワンピースを見つけて知りたいと思う。そういう思考回路が習慣として定着すると知識欲と理解の好循環が生まれる。
・事象Aを感想A’で終わらせるのではなく、足りないパズルのピースを見つけ、いい質問ができる人になる。