母と娘のヒューマン小説
2015/12/19 18:08
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投稿者:hikaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこの家庭にもあるとうな、母と娘のやりとりが、たまらなく面白いです。中には、恋愛だったり、お墓だったり、シスコンだったり、結婚だったり・・・とにかく笑えます。そして最後はしんみりとしんます。
わかる気持ちとわからない気持ち
2014/02/11 00:57
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投稿者:ねこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めはなかなか話に入り込めなかった。なぜか男性がわんさか寄ってくる時期があるというような所も理解できなかった。理解できるようなできないような主人公さらと母の行動や気持ち。でもさらのぐっと飲み込む心の声やツッコミには笑えたし共感もできた。弟の結婚の話はとてもよかった。母娘の趣味の悪い服装で行った披露パーティ、できの悪い弟には立派過ぎるお嫁さん、笑えた。でもお嫁さんのみみさんがいい人でほのぼのした最終話でした。
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父の死後、母駒子と暮らす独身の沙良は、母の提案を入れて家でインテリアデザイン事務所を開く。あれこれの母の行為に反発を覚えながらも、共に行動する娘。よくあるテーマだが意外に重苦しくないのはけっこう言い合う親子だからか。弟一郎もいい味を出している。
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めっちゃ分かる…。そうそう、なんで母親ってこうなんだろうと。母娘とは相性、価値観が合えば最高だけど、合わないと憎々しい限りかもしれない。ぶつかりやすいし。それはささいな食べ物の好みから、大きな決断まで。
いつの間にか私も育ててもらったことを忘れ、家族ゆえ母親ゆえに厳しく接しているかも。だからか、母親は自分と似たような状況の姪と会えばよく愚痴の言いあいしている。娘が聞いてあげないからだけど(笑)。優しくしてあげなきゃ、いつまでも若くないのは分かっているんだけどね…。沙良にすごく共感しながら読みました。
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結局、母娘でも一人の人間やから相性もあれば価値観の違いもあって当たり前。
極端に相性が悪かったり価値観が違わなければ、なんとかなるもんでしょ(笑)
だから、お互いに“きまま”と“わがまま”でいられるのよ。
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夫に先立たれた母と
結婚しないで実家に住み、自宅で自営する娘との物語
身につまされる部分も多いが、
どんな家庭にもいろんな問題があるもんやなぁと感心
おもしろく、軽く書かれているので読みやすい。
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母娘であっても価値観は違う。だからぶつかることもある。
父、母、弟、という家族構成が同じで、ちょっとドキッとした。私もこういう風になるんだろうか?なんて(笑)
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母と娘の二人暮らし。
娘が独立すると言えば、自宅を改装して事務所を造り。恋をすればそれを知りたがる。
煩わしいと思いながらも頼ってしまう娘と時に辛く娘に当たる母。それでも上手くいっている。
そこに息子の嫁も加わり展開される様は、なかなか面白かった。
2014.11.24
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読みながらこの「女」であり「子供」のような母親は我が母にそっくりだと思いながら読む。
親として頼りにもなれば子供かよとツッコミたくなる母親。その母親とともに生活するアラファーの沙良の冷静に母を見る目。
仲良くしても喧嘩してもそこは「血」のなせる業で結局は許し、甘えあえる仲。そんな親子の日常が切り取られた作品。
ラスト息子夫婦に一緒に住もうと誘われ喜んで行った母・駒子が娘・沙良の元へ戻ってくるところはなんだか微笑ましい。
この母娘はこれからもこうして馴れ合いぶつかりながらお互いを必要として生活していくんだろうな。
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これから読むのですが、題名のタイプに似ている気がしました♪どっちかというと母娘どちらもきままですがね。
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読んで一番に感じたこと、それは自分の母がこうじゃなくてよかったという気持ちと、自分の母の欠点でした。でも読んでいるとどうしても母のことを考えてしまう・・・。そんな作品でした。
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母子関係の喜怒哀楽物語。
いがみあったり、蔑んでみたり。
許せないところがあっても、いつの間にか許し許され、
そうしてぐるぐる世界はまわってく。
娘が、過去母親にされたことに長年腹を立てていたことを、時を経て本人に言うと、素直に謝られ、娘は何だか許してしまう。
積年の想いをそんな一瞬で許しちゃうの?
と個人的にはびっくりなのだが、母子ってそういうものなのかもね。
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母と娘。同性で人生の先輩でもある母。娘には娘の世代の主張もあり、時には反発し合う関係。
母娘と言えど別の人間で許し難い部分も多少はあり、相手を疎ましく感じることもしばしば。
しかし弟の嫁については姑小姑で値踏みするなど息はさすが、ぴったりだ。
男運に恵まれない姉に似ず、理想的な嫁を得た一郎くんに焦点を合わせて続編を書いて欲しい。
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タイトルのイメージとはちょっと違った。
いたって真面目で、“よくある”(今のこの時代的に)母娘の関係なのではないかと思った。
突飛な話ではないだけに、“他の人たちはどうなの?”という興味でどんどん読んでしまう。
母娘関係の他に、老いによって考え方や行動が変わって行く女性の姿が気になる。
結局のところ、母が好き、と言いきれるヒロインは幸せなのだろう。
自分的にはいまだに疑問だ。
まだまだ、このテーマの本を探したい。
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文体とか嫌いじゃないのになかなか読み進められなかったのは、作中のわがままな母が自分の母親と重なるところがあってイライラしてしまったから。加えて、そんな母を甘やかすかのごとく、押し切られてしまう主人公にもイライラ。うーん。本当は爽やかな読後感のはずなんだろうけど、もっと強烈な母親が身近に存在する身としてはそう能天気には終われなかった(´・_・`)