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今回ポーランドを舞台にしたせいかなんとなく現実感が薄かった。謎自体もたいした話ではなかったし。登場人物で読ませる感じかな
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ピアニスト岬洋介シリーズ。ポーランドで行われるショパンコンクールでの殺人事件。犯人は早くからわかってしまったので、残念。
前2作より音楽への情熱の度合いが低く、少し物足りなかった。
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3部作で一番面白かったと思います。
お父さんか先生が犯人かな?と、目星がつけやすかったけど、
ショパンコンクールが舞台になっていて、クラシックが好きな人には面白いと思います。
ポーランドの歴史ももっと知りたいと思いました。
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一気に読んだ。この著者の音楽描写は凄いね。僕はショパンのタイトルを聞いても、どの曲か全然分からないけど、それでも、文章だけで物凄い演奏を聴いた気になるというのは、尋常な表現力ではない。ミステリーとしてはこの小説は弱いけど、そんなことは問題ではない。音楽小説だよ、これは、
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テロリストと戦争。人が死にすぎるのが難点。ポーランドの矜持に共感できる分、そんな国民性の国でも恥ずべき罪を犯してしまうことに、戦争の悲惨さを思う。
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ピアノを聴いたことはほとんどないけど,この本を読んだあとは、ショパンのCDを聴いてみたくなった。ふーん、コンテストの世界はこんな感じなんだ。
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ピアノとかクラシックとか無縁の環境だけど、中山七里さんのドビュッシー、ラフマニノフ、ショパンのシリーズ読んでるとなぜかクラシックが聞きたくなってくる。
そらくらい物語に引き込まれて一気読みです。
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これは素晴らしい!ミステリーというよりも相変わらずというかピアノの描写がスゴイ!ショパンコンクールを舞台として起こる事件だけれでも音楽描写がなんとも言えず素晴らしい。そして中山七里さんピアノ参考資料には常に「ヴラディミールアシュケナージ」ホント素晴らしい!CDを引っ張り出して聴き入る感じです。各ピアニストによる違いや岬先生の魅力も含めアシュケナージのピアノが参考だなんて素晴らしい!と思うがミステリーを読むよりそのコンクール模様みたいなところに圧倒され題名通りの「いつまでもショパン」だと思う。
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会場周辺でもテロが多発する中、ポーランドではショパン・コンクールが開催されていた。テロリスト<ピアニスト>の正体と目的は?
プレリュードだけでも引き込まれてしまいました。音楽を聴きたくなる文章は健在です。ショパン・コンクールの観客も審査員という雰囲気が伝わってきました。機会があればCDを聞いてみたいです。
音楽描写が多くて今回はミステリーの謎解きもあまりない感じでした。<ピアニスト>が爆弾だけでなく用意周到なところもすごかったのに最後があっさり過ぎて残念。
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ミステリーとしても楽しめましたが、
音楽音痴の私にもピアノの音色を、いろいろなシーンで目の当たりにしました。
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私事ながら、ちょうどこの本を読んでいるときに辻井伸行さんのリサイタルでショパンを聴いていたので、さらに面白く読めた。
岬先生がマリーへのノクターンを弾いているとき、ヤン同様、私も視界がぼやけて仕方がなかった。
岬洋介シリーズは、読んでいると作中の曲を確認たくなるので、今回も辻井さんがショパンコンクールに出場した時のCDをさっそく借りてきてしまった。
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図書館にて。
このシリーズの待望の3作目、期待以上だった。
ショパンコンクールでの出場者それぞれの演奏の素晴らしさを言葉にできる作者の筆力はすごい。
演奏を文章で体感する気持ちよさが読んでいて快感だった。
もう、犯人捜しなんてどうでもよくなるほど。
美しいラストシーンも感動した。
クラシックには全く詳しくないけれど、ショパンの曲を聞きたくなる1冊。
できれば岬洋介の演奏で笑
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音楽を言語化するというのはかなり至難の業だと思うのだが、中山七里氏はそれを見事にやってのけたことに驚嘆した。
これまで読んだ彼の作品は、どうにも所々の表現や台詞、言い回しが大時代すぎて、物語に入り込めずに断念したのだが、この作品は違った。
ショパンコンクールに出場するそれぞれの弾き手のキャラクターもしっかり書き分けられているし、主人公である地元ポーランド人のヤンの心情描写も見事だ。
冒頭に書いたように、何よりピアノの旋律の表現をこれほど的確な言葉を使いながら心に伝わるものにする日本語表現には恐れ入ったと言わざるを得ない。
ミステリーとしては、さほど念入りな伏線を張った作品という気がしないが、この音楽表現だけでも一読に値する。
うーん。他の作品(スタートとかヒートアップとか)では、どうしてあれほど陳腐な表現にうんざりしてしまうのだろう、不思議だ。
音楽関係作品以外の彼の日本語には違和感を覚えるので、とりあえず岬洋介シリーズの
「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」はチャレンジしてみよう。
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ポーランドで行なわれるショパン・コンクールの会場で、殺人事件が発生した。遺体は、手の指10本が全て切り取られるという奇怪なものだった。コンクールに出場するため会場に居合わせたピアニスト・岬洋介は、取り調べを受けながらも鋭い洞察力で殺害現場を密かに検証していた。さらには世界的テロリスト・通称"ピアニスト"がワルシャワに潜伏しているという情報を得る。そんな折、会場周辺でテロが多発し・・・。
「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」に続く岬洋介シリーズの第3作目。相変わらずのすごい音楽表現。私は全く音楽的知識もなくぎりぎり音符が読める程度なので、クラシックにも詳しくないのですが、この圧倒されるような音やリズムに、ただただ溺れるように浸れる中山氏の言葉はすごいなと思います。どの演奏者にも個性があって、それぞれの良さが伝わってくる書き方というのは、なかなか難しいこと。それでも、彼らのピアノが聴きたいなと思いました。ミステリーとしては解決が唐突すぎて何かあっけない気もしますが、音楽の力を込めた作品としては大好きです。
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文庫まで待とうと思ってたんですが買っちゃた。
読み始めはいきなりの展開にびっくり。
テロシーンの描写は私的には苦手なんですが、
でも、今回もおもしろかったー♪一気に読ませてくれます。
岬先生の病気がどうなっていくか、心配。
(小説の登場人物ですが・・・)