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石田梅岩の庶民繁栄術 弱者救済への幸福論 みんなのレビュー
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紙の本
江戸時代の資本主義的考え方
2016/12/03 18:27
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投稿者:シュガーラッシュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『仏教、儒教、神道、道教などをベースにしつつ、勤勉貯蓄し、商売繁盛する道を説いた』石田梅岩を招霊。二宮尊徳や論語と算盤の渋沢栄一に似た感じを受ける。
『平凡人にとって大切なのは、カント以来の大哲学よりも心の持ち方や生きていく技術といった実用レベルまで降りてきてくれる哲学』と個人の救済の視点でかつ、わかりやすい例えで資本主義の原点を説く。「智慧と努力に応じた結果が現れてくる」を柱とし、「勤勉さ、商機を見出す目、人間としての相手の資質の見抜き方、浪費を抑えて貯蓄し、そのお金を次なる商売の元手として投入し、いかに大きくしていくか」と豊かさの秘訣を語る。
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