紙の本
女は強い。
2016/03/13 20:30
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙がカッコ良くて手に取りました。赤と黄色と白で目を引く。
よーく見るとカエルだった。竜かと思ったら三つ目鬼の首でした。
文章は方言だし、延々呪文が続くし、練習が必要な絵本だけど読み聞かせすると受けると思います。
娘の度胸とばあさまの思い切りの良さが痛快です。
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三つ目の鬼(お化け?)が腹を空かせているところに、娘がやってくる。持っている油をあげるから、首をもっと伸ばしてみてと娘がいうと「いぐいぐいぐいぐ ごじゃらばごじゃれ」と唱えれば、三つ目の首が伸びるという。
娘がどんどん唱えると、首はどんどんのびる。
そのうち、カエルまで唱え始め、どんどん伸びてしまう。
離れた所に住むお婆さんが、こんな長いふんどしは見たことないと、三つ目の首をちょきんと切ってしまいました。
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偶然図書館で見つけて、どうしてもゆっくりじっくり見てみたくなった。
読み聞かせにも使えそう。なんだか怖いのに笑っちゃう。
復刻版ということにとても心惹かれた。
日本の言葉の持つやわらかさになにか懐かしい感じがしてくる。
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内容はトリッキーですごく面白い、でも、方言が難しい。”いぐいぐいぐいぐ"って呪文が、カエルの鳴き声と間違われるとこが肝なんだけども、ちょっと子供にわかりにくいかなぁ。
読み聞かせにはちょっと高度かもしれない。
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2017年度 5年生
頭の良い女の子が機転を利かせて化け物を退治する昔話なのですが・・・
とにかく「いぐいぐ」が止まらない!
練習するたびに息継ぎするところが無くて、呼吸困難に陥って。
子供達がお行儀よく聞いてくれたのが、ある意味つらかったです。
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(一)首がどこまでも伸ばせる三つ目は人を食おうとした。
(二)誰でも呪文を唱えると三つ目の首は伸びるらしい。娘さんやら蛙やらが呪文を唱えまくったので果てしなく伸びてゆく。
(三)言葉のおもしろさゆえ音読するための絵本。
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復刻版だけあって復刻の意味があるのだろう。いぐいぐいぐの連続で読んでいてくたびれてしまいましたよ。なんでも『三つ目』は、みみずになってしまったらしい。
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三つ目の化け物の首が伸びる呪文「いぐいぐいぐいぐ ごじゃらばごじゃれ」がそのまま蛙の鳴き声なのでとんでもなく首が伸びましたとさ、という話。
オノマトペが素晴らしい。冒頭が「にしやま しょんぼり ひがおちた。あたりは しょんぼり くれてきた。」しょんぼり暮れるという表現が、あまり聞かないけどすごくよくわかる。「ふああと なまあったかいかぜ ふいてきた。」「あしを べったら べったらさせて 三つめだま ぎんぎらさせて やってきた。」とかもう全部のオノマトペが素晴らしすぎる!梶山俊夫の本、ほかのも読んでみたい。
ただ、本の中に、どの地方の話なのか説明が欲しかったな。