紙の本
クイーンが出てくると嬉しい
2013/03/15 21:16
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私も殺人事件が出てこない話のほうが、好きだけれども。
今回、死後硬直は、すぐに固まるわけでも、固まったまんまなわけでもないので、問題ないかと。問題があるとするなら、検死をすれば、死体の移動など、死後それほど経過していないので、わかりそうなものだが?ということかな。まあ、それも、検死結果より早く燈馬君が答え合わせをしちゃった、ってことならOKでは?
紙の本
いつの間にかの44巻!
2013/03/10 21:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森羅万象 - この投稿者のレビュー一覧を見る
たまたま本屋で手にした2巻が面白くて、当時3巻まで出ていたが、それ以来ずっと買っている。
正直言って、一桁の巻数の頃の方が面白い。
さて、この巻だが、やはり殺人を扱わない話の方がいい仕上がりになっている。
以下ネタバレあり。
殺人を扱った「チューバと墓」については、死後硬直って知っている?と突っ込んでおこう。
投稿元:
レビューを見る
いつの間にやら44巻。
・『チューバと嘘』
探偵同好会の話、好きなんです。
基本的にこのマンガそのものが本格ミステリなので、モルダーの宇宙人話は一笑に付される会話のアクセントにしかならないけど、たまにはモルダーが中心で、燈馬にも解けない、そういう「ミステリアス・ミステリ」も読んでみたかったり。
部長さんの、「あなたとてもいいことをいいました」のセリフは、今までも積み重ねがあり、だからこその今回の、そのセリフに続く言葉のこのキレの良さよ。
今回の話で、一番辛辣なセリフ。
「自分たちの給料は確保したいが何もできない……だから盗る
盗みが平気でできるようになったような連中さ」
このセリフで何も感じない人間にはなりたくないです。
・『Question』
お見事としか言いようがない。
「フェルマーの大定理」を元にして、パズルミステリを構築してある。読めば、とりあえずなんとなく、フェルマーの大定理について知っているような気になれるだけでもすごい。
パズルとドラマの融合として、過不足がない。
ロッジの男性の話は、至言。
そして、この話のラスト、どういった解答を導き出したとしても、きっと正しい答えを出してくれるだろうと確信させてくれる、気持ちの言い終わり方。
『Q.E.D.』ならでは。白眉。
投稿元:
レビューを見る
久々に購入したQ.E.Dシリーズ。惰性で買っているといっては聞えが悪いけど、安定的に見かけたら必ず買っているシリーズはこれだけなので、自分にとっては「惰性で買ってる」ってスゴイことなんです。
毎度毎度、手に汗握るほど、すっごく面白いかと言われればそうじゃないんですが、私にとってぐっとくるポイントがコンスタントにあるのです。
今回は特に、2話収録中の2話ともに、ぐっとくるポイントがあって、読んで良かった。
最初の話、探偵同好会の江成さんの矜持とか、
2話目の犯人の才能の輝きとか、すごくぐっときました。
Q.E.Dは人情話とミステリの解がスコンと嵌った瞬間が、心のわだかまりが解けてしみこんでいくようでいいよね。
それが読みたくて毎回買ってしまうのかも。
投稿元:
レビューを見る
ただでさえレベルが高いのに、数学ネタになると本当に感心させられる。
相当に高い取材力と深い理解力が無ければこの解説は書けない。
投稿元:
レビューを見る
『チューバと墓』、『Question!』収録。『チューバと墓』はありきたりな頭悪い犯人のうっかりを利用した解決でイマイチだったけど、『Question!』はなる程という招待者。
投稿元:
レビューを見る
『チューバと墓』★2
探偵同好会に目撃された事件を倒叙で描いたストーリー。
『Question!』★4
ラストの選択は、正解のある問題じゃないけど、きっと間違っていない選択をしてくれるはず。