紙の本
久々の遊郭
2013/03/06 15:15
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投稿者:ゆかい - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的には、可もなく不可もなく。
昔あった耽美小説のような言い回しを想像していたので、なんかちょっとした違和感。
すごく気になったので購入してみましたが、繰り返してまた読みたいなと思える程ではなかったような気がします。
紙の本
よくある遊郭もの
2018/09/30 18:28
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでしばらくすると内容が思い出せないくらい薄い内容でした。
よくある遊郭ものですね。
亜樹良さんのイラストに遊郭は全然合わない気がする。
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遊郭が舞台というだけでもう食傷気味だし、花魁エロってBLでなくてもいいし、みたいな先入観があるんですよね…
タイトルもちょっといただけません。
苦手意識はありましたが、御堂センセのスイートな持ち味は好みなので読んでみました。思っていたより面白かったです。文章も明快で読みやすいです。
両親を自殺に追い込んだ男爵の元へ仇討ちに乗り込み、逆に捕らえられ借金のカタとして遊郭に売られてしまった18歳の隼人。
男娼として働かされる境遇に納得できず、足抜けを繰り返すはねっ返りでなよなよしてない男の子です。もちろん、恋愛には超疎くてまじめで、おまけに甘え下手というのはお約束。
そんな隼人が“葉月”と名乗っての覚悟の初客は、花街一の遊び人で高級料亭の主人、千堂という男。彼は仇討ちを心に堅く決めている隼人のためになぜか協力すると言い出し、廓の生き方を教える代わりに自分を楽しませろと約束させられます。
花魁の手練手管を指南されてエロエロ三昧な展開かな…と思っていたら、意外にドラマチックでドキドキさせる展開でした。
男娼として売られても、頭の中は仇を討つことでいっぱい、化粧や打ち掛けも拒否っていた隼人。
こんなお子ちゃまに興味を持った千堂ももの好きだよね~などと思っちゃいましたが、心惹かれる理由はあったんですよね。伏線はかなり用意されています。
スイートに仕上げるための多少のご都合主義も気になりましたが、そこは込みで楽しむ心の広さがマストです。
例えば、足抜けで屋根から落っこちてグッドタイミングで千堂に抱きとめられたり、菖蒲に虐められたところをすぐに千堂に救出されHな介護までされたり、いくら千堂が独占してたからといって他の客がほぼ皆無って…
なので思わず、太一にめちゃ酷いコトされたりするシーン期待してしまいました。
ラブラブです。千堂は安心保証ですよね。お金もいっぱいだし、受を守れるし。
別れを告げるところではちょっとうるっとしてしまいました。愛ゆえの別れは辛いですよね。それまであまりにもトントン拍子だったので。
なので、でき過ぎな結末だとしても妙に納得して満足でした。
エロ的にも愛があってほっとできます…かなり濃厚なのは、スラッシュだというのを意識してですね?
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【フェア購入】料亭主人×男娼の遊郭モノ。坊ちゃんが借金のかたに男遊郭に売られ、その原因の男に復讐を誓いメラメラするという、良くも悪くもテッパンで先が見える内容。攻めが超遊び人でテクニシャン、逆に受けは跳ねっかえりながらピュアで、精神年齢的にちょっとお子様な感じ。遊郭ということでエロねっとりでしたが、意外にも一途な純愛でした。ただ、受けが復讐すると息巻いてる割には、攻めのいいように流され守られ結局自力では何もしてないのに大団円でハイ終了だったような。攻めの根回しと運の良さだけだったようなお話でした。