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がんばれー安倍内閣☆
2017/04/29 20:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くる - この投稿者のレビュー一覧を見る
バリバリな保守でありながら、国際感覚に鋭いといったイメージの首相。
本を読んでも、なるほどなぁと、今進めている政策とリンクできました。
やはり感じたのは、保守的な考えを持ちつつ現実的にすすめていかなくてはいけない姿勢。ここが、戦後に育った私達が非常に共感できるところでありました。
おそらく、安倍1強であるいま、この本の通りに日本をすすめて行くと思う。
チャンスが転がる日本になっていくといいと思う。一方、新しい日本がきたときに、どういったマイナス作用が働くかをあらかじめ予測する一冊になるといい。
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■国
A.人は何かに帰属してはじめて、自己を確認する。
一つの選択をすれば、他を捨てることになる。
なにかに帰属するということは、選択を迫られ、決断をくだすことの繰り返しである。
帰属するということは、、決断をするさいの基準をもつということである。
B.外交というのは、まずメッセージが先になければならない。
交渉はその先の問題である。
出すべきメッセージを出さなければ、そもそも交渉にならない。
制裁するかもしれないと思わせることによって、困った相手は、はじめてテーブルにつくのである。
C.青年の戸惑いは人類の失望をもたらす。
願わくは、先達が営々賭して築いてきたものが無駄にならないように。:ベンジャミン・ディズレーリ
D.リベラルという言葉はヨーロッパとアメリカでは、受け取り方が大きく違う。
ヨーロッパは「個人主義」に近い意味で使われ、アメリカは大きな政府を支持する立場。
E.外務省の一部の人達は、拉致問題を日朝国交正常化の障害としか、とらえていなかった。
相手のつくった土俵の上で、相手に気に入られる相撲をとってみせる手法として。
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憲法改正することで古き良き日本のアイデンティティを取り戻せるという夢物語。
上から押し付けられることに反抗心を覚え、権威に敬意を払わず、権力が大嫌いな日本人にはそのやり方では無理かも。
ボトムアップで若者が日本の誇りを持てるようにならないと…
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戦後の日本の系譜を父、祖父と総理大臣を務めた家系たる現・内閣総理大臣 安倍晋三が分かりやすく記述している
本当の問題とはどこにあるのか、
マスコミがどれだけ「下手な価値観」を作りあげているかというのが
よくわかる
安倍総理を批判する人は、これを読んでみて欲しいと思う。
今の日本が漠然と不安なのなら、何が問題なのか理解するために読んで欲しいと思う。
今の日本の総理大臣がどんな人間なのか、それを知るために読んで欲しいと思う。
この本に書いてあることがすべて真実だとは思わない、けれども、事実の一端は確実にあると思う。
一人でも多くの日本人に読んで欲しい本だと思う。
感想を一言で述べるなら、
「覚悟のない人間が覚悟のある人間をの邪魔をするな」
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現在(2013.5)安倍氏は首相として頑張っていますが、彼が最初に総理大臣になったころに彼が書いた「美しい国へ」という本を読みましたが、この本は、その増補版と言う位置付けになります。
中身を読んでみると、増補版というのは最後の20ページ足らずのようですが、彼が再登板した時の意気込みが感じられる文章になっています。デフレを脱却して成長(インフレ及び消費税増税?)という戦略を目指しているのは何となく理解できました。
それでも、今回新たに書かれた「まえがき」を読むと、安倍氏は日本のことを考えて戦略を考えていると信じたいです、数年後には、あの時自民党が復活してよかったと思える日が来ることを信じています。
以下は気になったポイントです。
・欧州では、市民が血を流しながら自由の権利を獲得したので、「リベラル」は他者の介入を許さない個人主義に近いもの、一方アメリカは、社会的平等には政府が介入すべき(大きな政府)を支持する立場である(p21)
・自民党は、その成立過程からして、共産主義を否定する人なら誰でも入れた政党で、吉田茂率いる自由党と、鳩山一郎率いる日本民主党の合併によるもの(p31)
・同盟国との信頼関係を強化するうえで、政治家個人の信頼関係が果たす役割は大きい(p38)
・A級戦犯とは、指導的立場にいたからA級と便宜的に呼んだもので、罪の軽重とは関係ない(p74)
・GHQが靖国神社をどうすべきか検討するとき、駐日バチカン公使代理のブルーノ・ビッター神父は、「国家のために死んだ人々に対して敬意を払う権利と義務がある」と述べた(p77)
・外国人が日本人に聞きたいのは、その人間の背負っている歴史・伝統・文化である(p96)
・戦後の日本社会が安定性を失わなかったのは、行政府の長とは違う「天皇」という微動だにしない存在があったから(p107)
・天皇が他の国の王と異なるのは、富を誇っていたのではなく、文化的水準の高さ(歌集の編纂等)を誇っていた(p108)
・基礎年金の給付は税金が投入されている、2009年度から税金投入が1/3から1/2へ引き上げとなる(p183)
・2004年の年金改革のポイントは「スライド調整率0.9%」であり、これは物価が1%上がっても、0.1%しか上がったことにしないという計算方法(p187)
・国民年金の仕組みが出来上がったのは、1961年であるが、全てに共通する基礎年金が完成するのは 1986年である。賦課方式にしたのは、給付を受ける権利のない親を養うために、年金と親の負担のダブルの負担となるため(p192)
・ジニ係数が過去最高の 0.4983となっているが、これは所得格差の大きな高齢者世帯が増えたから、租税・年金などの再分配を経た後の数値は 0.3812でありそれほど大きな格差ではない(p225)
2013年5月1日作成
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安部総理の第一次安部内閣の時代に著した「美しい国へ」を元に、今回就任して出版した本。
美しい国への内容がほとんどなので、民主党政権が国政を担う前の時代の話題が多いです。日米同盟の話から教育改革のお話しなど。
アメリカに対しては政治経済的に類似する部分があり、好意的ですね。
中国に対しては、辛口な印象があります。これは、美しい国へを書いた当時の中国と日本のパワーバランスの関係もあったせいかもしれませんが。
増補では、デフレの脱却に向けた決意やそのために、物価上昇率2%を目指しますと言った経済的なお話など。本当に、円安は是なのかなと最近は思ったりします。
理想も大事だと思いますが、行動する事で結果を示してもらいたいです。
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時の首相が何を考えているのか位は知らないといけないと思い、購入。
賛成するにも、反対するにも、知らなければどうしようもない。
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安倍総理の政治家としての根本姿勢が書かれてあります。国家のため、国民のためならば、周りからの批判を恐れず確固たる信念を持ち断固前進すべきと、常に「闘う政治家」であり続けることを表明されてます。
デフレ脱却、安全保障と社会保障、教育問題、外交問題、憲法、震災復興ほか諸問題が多々ありますが、一国の総理の考えを理解したうえで自分なりに向き合ってみたいと思います。
自ら反みて縮くんば千万人といえども吾ゆかん(孟子)
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経済対策もそうだけど、最終章の「ダッカ事件の教訓」や「日本を、取り戻す」辺りは、思い入れも強いだろうから、是非この期に一歩進めて欲しいなと思う。
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安部晋三氏「美しい国へ」の追補完全版。主張がシンプル明快で国民誰にとってもわかりやすいメッセージとなっている。基本理念なくして国家運営なし。
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美しい国へが発売した頃、かなりの話題作だったが堅苦しい内容だろうという固定観念があり、敬遠をしてきたが完全版が出たので読んでみたら安倍氏が文章をわかりやすく、噛み砕いて書いてあるので非常にスラスラと読める。安倍氏はタカ派と聞いていたが偏った考え方を押しつけがましく書いておらず、誰が読んでも不快にならないような内容である。この本を読んで安倍氏の生き方を知った気がする。安倍晋三が首相で本当に良かったと思う。
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安倍さんの日本への思いが綴られ一冊。
内容については綺麗事にも聞こえますが、自分の考えを持っておられるので、周りの雑音に惑わされることなく、突き進んで欲しいと思います。
安倍さんを語る上で、本書は欠かすことはできないので、政権を取った今、読んでおきたい一冊です。
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安倍総理の国家に対する想いが綴られている一冊。「美しい国へ」同様、日本人古来の精神性の回復を論旨としている。清く正しく生きることが報われる社会であることを心から願う。具体的な政策についてももっと書いてほしい。
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首相再び。ということで購入しました。
自分の意見をしっかりこうした「本」という形で公開することは重要なことです。
マニフェストだとか、メディアの報道などだけでその人が何を考えているかということを断じてしまうのは怖いことです。
実際、この本の中で「安倍首相が述べていること」と、報道における「安倍首相が述べているようなこと」には食い違いも多いです。
内容的には、首相の考える自民党のあり方、自身の出自や育ち、そして現状(美しい国を著したときのことの方が多い)に対する自身のスタンスが述べられています。
なるほど、と考えさせられる点も多いです。本の中での主張には賛否あるでしょうが、首相の考え方に対してダイレクトに賛否できるということは意義あることだと思います。
安倍首相のやり方、自民党のやり方に賛同or非難する前にこの本を一読してみると良いと思いました。何事も相手のことを知らねば、です。
政治家は、このようにもっとわかりやすい形で国民に自身の考えを広めれば、メディアのつまらない報道に左右されることも少なくなるのかなーと少し思いました。
話題がそれてしまいましたが、安倍政権を語る・知るためなら一読を薦めたい一冊です。
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安倍晋三首相の日本に対する思いが綴られている。
首相がどのような思いで、どのようなビジョンをもって政を行っているのかが分かる一冊だった。
「新しく・美しい国」に導いてくれると期待が持てた。