そこそこ面白いかな
2016/03/07 00:38
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投稿者:月緒 - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定としては、よくある男装平安絵巻といったところ。
主人公の里桜は貧乏貴族の娘だけど、そんなことは気にならないくらい幸せに暮らしていた。そこへある日、名門貴族の祖父が現れる。何と亡くなった母親は都でも随一の貴族のお姫様だったのだ!祖父は里桜に父親と姉の生活の援助をする代わりに、都に来て跡取りになれと迫る。姉が病気で希少な薬がいることからも、里桜はその脅迫を渋々受けて…。
今回は世界観と登場人物たちを紹介するための序章のお話といったところ。多少ご都合主義は見受けられるものの、テンポはよく、これからの展開に期待を持たせてくれます。少し軽めのコメディが好きな人は楽しく読めるんじゃないかな。
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
陽真乙国の四神・青龍、朱雀、玄武、白虎をそれぞれ祀る四つの家。貧乏貴族として育ったヒロインが、実は由緒正しい血筋であったことを告げられ、家族を救うために男装し、イケメン貴公子たちと事件に巻き込まれていく…王道の逆ハーレム。女とバレないよう四苦八苦しつつ帝候補と共同生活する桜里。
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変な当て字の陽真乙国が微妙だったんで、ちょっと積読になってましたけど、読んでみると意外と面白かったです。
跡継ぎのいない母の実家の当主に、姉の薬と引き替えに跡継ぎとして男のフリをすることになった里桜。男装するってのは良くありがちな設定ですけど、四神の家がお取りつぶしになったときの天から地獄設定がすごいなって思いました。年齢制限には反応するのに、神様達は男女の別は問わないのかな、なんてことも思ったりはしましたけど・・・。
他の四家の中でも青丞が里桜の相手だとは思いましたけど、敵が想月とは思わなかったかなぁ。絶対に朱咒は里桜の正体に気付いてそうな感じがしますけど。
妙に女のときの里桜を気にしている青丞ですので、里桜=白桜と分かったときの反応を見てみたいですけど、なかなか気付かなくて、里桜の方に惚れちゃったらおもしろいかな。なんか「秘密の陰陽師」っぽいですけど。
次巻も読みたいけど、近所の本屋はみな売り切れで残念。
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うん、王道。
でもまあ普通におもしろかったです。
みんなキャラが濃いなー。
自分的には青丞より鵬玄と朱呪の方が好きだ!←
白桜が想月を無事説得できるのかが気になる。
続きも読んでみようかな。
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女の子が男装して男社会に潜入とか、周りの男のキャラとか、ややテンプレだったが、設定は目新しい感じで工夫が見られるなと感じた。
一巻目ということで、舞台説明とキャラ紹介的なものに終始してしまっていたので、次巻以降に新たな展開を期待したい。
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主人公がまっすぐすぎて、少々感情移入しにくいが、頑張れと応援したくなる。
でも、自分が年をとったせいかこの手の本はドキドキしにくくなったかも。
何故そんなに主人公がモテるんだ?(笑)
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病弱な姉の薬と引き換えに、白虎家の跡取りとして女なのに男装して帝候補の他の四神家の跡取りたちと暮らすことになってしまった里桜。名前も白桜と変え、幼き頃より仕えてくれた想月と共に他の3人の跡取りたちがいる神社に向かう白桜。そこにいたのは青龍家の青丞、朱雀家の朱咒、玄武家の鵬玄。個性的な面子は自分たちの好き勝手に行動し、友情を育む所ではない。その上、青丞に「さっさと都から去れ」と言われてしまい・・・。
最近、別の男装ものの話を読んで面白かったのでこっちも読んでみたら意外と面白かった。シリーズ化してるみたいなので続きが楽しみ。しかし、15歳(16歳?)とはいえ、声とか体つきとかでバレそうなもんだけどな(笑)医術の心得がある朱咒なんかは絶対気づいてると思うけど。ラストの真犯人は予想がつくものの、これからも頻繁に登場しそうな感じ。青丞はきっと白桜(里桜)のことが好きになるんだろうけど、彼女の正体に気づいた時どんな反応を示すのか気になる。あと気づいた後の反応(笑)2巻も手元にあるし、早めに続きを読もうかな。
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ラノベは初めて。和ものが好きなので本屋さんで手にとってみた。ラノベだけあって、読みやすくサラ〜と読み終わりました。
内容はよくありそうな逆ハーもの。普通に面白かった。でも普通。
個人的には青ジョウさんより、玄武の鵬玄さんが気になる。
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里桜は女なのに姉の高価な薬代の代わりに叔父の白虎家の跡取りにされる。男として。青龍家、白虎家、朱雀家、玄武家の跡取り男子から帝を輩出するのだ。跡取り息子を帝候補として認める儀式に、他の3家の息子たちに伍して臨むことになる。何度も女であることがばれそうになるが、付き人想月の機転などで、危機を脱する。互いに反目し合うように見えた4人だが、里桜(白桜という名前に変えられている)の勇気を振り絞った言動で、打ち解け合うようになる。しかし、4家の家宝の像が盗まれる事件が起き、大変なことになる。
里桜のびくびくしながらも真っすぐな言動が周りを変えていくのが魅力の物語だ。ただ、他の3人はいずれも曲者ぞろい。その中でのてんやわんやも面白い。朝廷には、残酷な悪弊があり、ひょっとしたら里桜がそれを変えていくのかもしれない。