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投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずーいぶん前に電子で読んで、気に入ったことだけ覚えていて、ブックオフで買った。読み直して、ああ確かに自分の好きな世界観だと思った。短編のオムニバス。…でも、オチがあるんだかないんだかモヤモヤもする。葛西は実態感がなく将来が見えない、人に依存しない代わりに依存させない、ペアにはなれないタイプ。好きになってしまったカホが哀れ。由美は達観している割に自分をコントロールできない。最後の小さな悟りさえも気の迷いかも。アキラ、恥にまみれることが中二の男なのだ。前を向け!…ところで、買ったのサイン本だった。ビックリ。
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投稿者:白菜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めての作家さんでしたが
個性的な絵柄と他のレヴューが良かったので購入しました。
夜な夜な読んでるとより漫画の世界観に入っている感じで
楽しませて頂きました。
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[漫画] 深夜0時にこんばんは:ラジオがつなぐ人間模様
http://orecen.com/manga/shinya-0jini-konbanwa/
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深夜0時に始まるラジオ番組。その向こう側にいる、3人の日常や心模様を描く物語。当たり前だけど、それぞれ受け方や感じ方は違うもので、そういう機微を淡々と描いている点にぐっときた。ハッピーエンドでもバッドエンドでもないラストだからこそ、とてもリアルだった。
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深夜0時から始まるラジオの3人のリスナーのそれぞれの日常を描く。
葛西さんに片思い中のカホちゃん。
葛西さんの話し口調には失笑やけど、こういう男性いるいる!んで、こういう気持ちに余裕のある男性に惹かれるのも何と無くわかる!って共感。
前の席に座っている優亜の事が気になる中学三年生のアキラ。
優亜ちゃんは、他のガサツな女子とは違う、天使のような女の子♡
だと思っていたが、ある事件が起こり、、。
女子ってこういう残酷な事普通に言うよなーってまたまた共感。
最後は、平凡な毎日に違和感を感じている主婦、由美。
若かった時の事を思い返し、現状が嫌になりながらも、自分を殺して日々をやり過ごす。
こういった気持ちは多かれ少なかれ誰にでもあって、現実って感じがした。
なんて事のない日常。
人生ってこういった毎日の繰り返しで、けど、それって結構幸せな事やなって、心がほんわかした。
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同じラジオ・時間を共有している人達だが、様々な生活様式、人間関係などで感じ方が違う様やドラマを時間軸に沿って丁寧に描いている。
干渉し過ぎず、落ち込んだときや一人が寂しいときにそっとそばにいて前を向かせてくれる友達の様な存在。
ラジオという昔からあるメディアが今もなお廃れずに、皆から愛されている理由が言葉以外のもので伝わってくる良作。
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寝る前に読みたいささやかな物語。深夜0時に始まるラジオにリスナー3組の日常を描いた作品です。特にカホちゃんの話はすごく優しくて残酷。冬川智子先生の描く切ないのにあたたかい空気感大好きです。
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とても良かった。
絵柄のシンプルさが、逆に物語を引き立たせている感じ。
特に、イラストレーターの女性の話。
葛西さんみたいな男性、いっぱいいますね。友人としては何ら変わりなく接するし、優しい。でも、恋愛対象にはしてくれない・・。
振った後でも優しいから、もしかしてもしかして、って期待しちゃいますよね。でも男性が1回振った女性がその後恋愛対象になることってきっとないんだろうな。
いま現在、私が彼女と全く同じ状況にあるので、苦しいほど気持ちが分かります。突然連絡があって、やっぱり付き合おう、みたいな展開にならないかな・・なんて。ならないけど。
夜に1人、静かに読みたい1冊です。
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短編でありながら繋がっているラジオ。
今落ち込んでいる人に読んでほしい。
立ち直らせてくれたり、
笑わせてくれたり、
元気付けてくれるわけじゃないけど、
不思議と何とかなるように心が動く。
そんな感動を与える本。
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同じラジオをきいている三人のリスナーのそれぞれの話。一度フラれた相手にまだ片想い中のイラストレーター。前の席の女の子が気になる中学生。かつて夢があったことを思い出して今の生活が窮屈に感じる主婦。少し切なくなったり、少しあたたかい気持ちになったり、少し甘酸っぱくなったり、そんな短編集
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イラストレーターの女性、ハガキ職人を目指す男の子、主婦のローテーションでそれぞれ同じラジオ番組を聞きながら物語が進む。好きな人に振り向いてもらえなかったり、ハガキが読まれなかったり、主婦をしている自分を幸せだと思えなかったり…とそれぞれうまくいかないことがある中、深夜ラジオによって大事な何かに気付かされたり勇気づけられたりする。ラジオってパーソナリティが身近に感じたりするから不思議。深夜ともなると心地よい閉塞感というか秘密基地に篭ってるような気さえしてくるし、すぐ側で寄り添ってくれるような心強さがある。
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冬川智子さんの作品『深夜0時にこんばんは(2013)』を読了。 冬川智子さんの作品は・・・今年(2019年)の6月6日に読んだ・・・「ノストラダムス・ラブ(2014)」以来に読みました。 ラジオを聴くのは楽しいよねー。 おいらも昔、聴いてたなー。
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胸がギュウとなる一冊。深夜ラジオを聴いてる自分が本当の自分。その時間は1人だけど独りでなくて。ラジオ好きなら誰でもが来し方の琴線をしゃらりと鳴らされる。