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生命の歴史 進化と絶滅の40億年 みんなのレビュー
- Michael J.Benton (著), 鈴木 寿志 (訳), 岸田 拓士 (訳)
- 税込価格:1,100円(10pt)
- 出版社:丸善出版
- 取扱開始日:2013/05/25
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紙の本
コンパクトな地球生命史
2017/04/09 18:01
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投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地球上の生命の歴史が、コンパクトにまとめられている。
良い意味で教科書的というか、新しい情報も反映しながら、
興味深く、分かりやすく書かれている。
ただ、新書サイズにまとめられているので、この辺はもっと詳しく知りたかった、
と物足りなく感じる部分はあった。
例えば進化史上、猿が登場してから巻末まで、わずか16ページのスピードで書かれていたりする。
その中では、ペルム紀末の生命大量絶滅事件について結構なページ数が割かれていて、面白く読めた。
その時に地球上の全生命のうち96パーセントの種が絶滅したということで、
「顕生累代の生物群集の進化が一度休止し、そして再始動した」と言えるらしい。
絶滅事件後の動植物は違った種類に置き換わり、進化の進み方もまた変化した。
そして生態系が回復するまでに、何千万年も掛かったようだ。
原著はオックスフォード大学出版局によって企画された叢書
「Very Short Introduction」の中の一冊「The History of Life」で、2008年の発行。
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