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動詞だけに動詞は覚えないとどうしようもない。そんな動詞にフォーカスしたのが今回の本だ。30歳から独学で、TOEIC980点、英検1級を取り、5年間で9か国語をマスターして翻訳者として活躍中という、 まさに「私が証明です」という方が書いた。ちなみに一部の方から「語学魔女」と呼ばれていると書かれている。
動詞が出てこないとその周辺が決まらないという事態になると書かれていて、今まで気づかなかった。確かに、動詞を書いたり、言ったりするのにどれがいいのか迷ったこと数知れず。なんでも何とかイズ何とかでも通じないことはないが、ボキャ貧だとおもれる可能性が高い。This is a penなどと言って受けるのは荒井注ぐらいだからなあ。
日本語は、英語などのヨーロッパ言語に比べると時制を意識しなくて済むだけに、英語やフランス語になると日本語に引きずられて動詞の時制を決めてしまうことがある。だからと言って、英語でものを考えることを目指すのはよくないとある。日本語と英語の文章を読んで違いを認識して音読や筆写を通じて違いを体にしみこませるのが重要とある。
動詞を意識するのによい方法の一つとして動詞に蛍光ペン、赤鉛筆など目立つものを使ってマークするなり塗るなりしてどんな動詞が使われているか意識するのに役立つとある。
著者もおっしゃっているが英語のみならず他の外国語学習にも有効と書かれている。早速、NHKのビジネス英語とNHKラジオフランス講座のテキストで蛍光ペンを使って動詞をチェックしてみた。書いたり話したりする際に、動詞を意識しているのといないのとでは大違いだなと実感した今日この頃だ。
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動詞を覚えて使い方を身につけることで、効率よく英語を身につけられるという方法が紹介されている。
英語が全くできない身からすると、英語の文章の中から"動詞を見つける"と言うことすら難しい。。
簡単な文法書で勉強した後は、著者の言う"動詞を見つける"と言う方法の有用性が、理解できるようになった。
ある程度、基本的な文法を身に付けたあとに、この本に書かれている方法を実践すると良いかも。
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動詞フォーカスメソッド 気になっていた勉強法が本になっていて早速読んだ。タイトル通り、とにかく動詞!参考にします。
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日本人の英語教育を受けても、なかなか英語を使いこなせないのは、動詞を意識していないことが原因である。それは英語では動詞が非常に重要であり、英語が決まらないと英文が出来ないらしい。
また日本人は英文を作るとき「ナントカisナントカ」という英文についついしてしまうが、この本で言う動詞は英語の基本であるSVOの文章を作成することであり、そのVの動詞を最初に決めるというのが大切だと言っている。
じぶんもついつい「ナントカisナントカ」という英文が頭に浮かぶことが多いので、ちょっと反省した。
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なるほどこの本を読むと動詞の重要性がよくわかります。
数十ヶ国の語学を学習した著者の言葉は説得力があります。
面白かったです。
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13.8.27 ビジネスブックマラソン
英語は「動詞」がすべてです。動詞がわからなければ、英語は
理解できません。逆にいうと、動詞さえわかれば英語の「読む」
「書く」「話す」「聞く」は驚くほど短時間で可能になります
多くの人は、英語でアウトプットするとき、主語から順番に考
えます。しかし、それは間違いです。どんなに勉強しても、英
語を前から考えていたらあなたの努力は一向に実を結びません
ためしに「英語は難しい」という日本語を英訳してみてくださ
い。English is difficult.という訳が正しいと思っているうち
は、どんなに勉強をしてもあなたの英語力は向上しないでしょう
realizeを適切に訳せないのはそれに対応する動詞が日本語にな
いからで、claimとargueがどちらも同じ意味に訳されてしまう
のも二つを区別できるほど日本語に動詞が多くないから
日本人は英語でも動詞のボキャブラリーが圧倒的に足りません。
英訳するとき、たとえば「所在を探り出す」を表すのにidentify
を使うべきところをfindにしてしまったり、「必要性を実感す
る」という場合にrealizeではなくunderstandなどを使ってしま
うのがいい例です
英語で何かしゃべろうとしたり、話したりするときに日本人は、
動詞を使って表すべき文を「なんとかイズなんとか」のような
言い方で表現しようとする
日本語では“気安く”過去形を使ってしまう
なぜ言語の中で動詞が大切な役割を持つのか。それは、私たち
が「時間」の中で生きているからです
動詞は動作を表す単語であるがゆえに、時間的な幅を持っている
◆動詞フォーカスメソッド
ステップ1:徹底的に動詞を覚え、使えるようにする
ステップ2:つねに動詞とセットで文法や表現を身につける
ステップ3:必ず「動詞→主語→動詞の後ろ」の順でアウトプットする
他動詞か自動詞かを見分けることで、その動詞の後にくる言葉
についておおまかに想像がつきます
動詞に色をつけると、英文がどんどん読める
英語で自分の意見や考えを伝えられるようになったときが、英
語ができる人になったとき
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英作文の課題に取り組んでいたら、「どうも◯◯ is 〜みたいな文章ばかりかくなあ」と指摘され、勧められた本なので読んだ。
なるほどね!確かに動詞を最初に考えて、主語や他を考えることは思い浮かばなかった。日本語が動詞に弱い言語だったなんて気づかなかった。
そして動詞を意識すると英文もずいぶん読みやすくなった。