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友常 祐介 (著), 松崎 一葉 (監修)
産業医が語る、職場でうつにならないための心の健康問題の向き合い方。会社でうつにならないための予防法、スムースな復帰方法、部下や同僚がうつになってしまった際の接し方などをわかりやすく説明する。
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心の健康問題に陥ると、過度に自分もしくは周囲に責任を求める傾向があり、自分が置かれている状況を正しく認識できないことがあります。自分が周囲からどのように見られているかが認識できない。
自分の中に職場という1つの世界しか持っていないと、仕事が否定されたときに自分がすべて否定された気持ちになってしまう。しかしいくつかの世界を持っている人は仕事が否定されても、その中の1つが否定されただkで、他の世界では変わらず自分を認めてくれる仲間がいると感じることができて、心の健康を保つことができる。
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産業医の思考回路がよくわかり参考になった。産業医の客は会社であり労働者ではない。よって会社側の立場で対応する。
著者は違法行為に加担するような悪徳医師ではないだろうし、バランスに配慮して記述はしているが、ところどころに産業医の本音が垣間見れるのが興味深い。