紙の本
その通り
2014/08/08 19:07
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投稿者:エレちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
サクっと読み進め、その度に何やってんだろうと自分を責める。
目を覚ましてくれました。
紙の本
働き方は色々ある
2015/09/29 23:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Michiyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちきりん氏の著書は毎回読みやすい文体で、尚且つ読者に新たな視点を気付かせてくれる。本書も同様であった。
平均寿命も伸び、皆がこれまで通りの働き方、生き方で良いのかという問題提起がなされ、それに対し著者自らが調べたり考えた意見が述べられている。
難関資格が必ず役立つとは限らないこと、定年延長を見据えた生き方を考えること、人生を全うするまで必要なお金のこと等々、示唆に富む内容だ。
自分も生き方や働き方を見つめ直す必要がありそうだ。
電子書籍
もりしー
2013/09/12 22:47
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もりしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
よかった
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<Key learnings>
・人口減少による-45%の市場縮小(2050年までに)
1970年までは20&30代の人口はうなぎ上りに増えていた(3600万人くらい)1970年〜2000年代まで横ばいまたはやや現象となり、2010年(既に3200万人)以降は2600, 2400, 2050, 1750と2050年代には2000年に比べて45%も減。
市場はおそらく縮小するが、全てのビジネスに目がない訳ではない。旅行は減っても、ネットでのネット予約は伸び、教育産業は減っても、eLearningは伸び、飲食業は落ち込んでも、食材食事の宅配サービスは伸び、という具合に。
が、総消費は、単純に考えると45%(20-39歳人口の減少と同じだけ)減ると考えるのが普通でしょう。
→これだけ若者人口が減ったら、教育も変わるだろうし、日本の活気みたいなものは下がるだろう。新興国のエネルギーには勝てないだろう。同時に、老人や中高年が日本の顔になるんだろう。消費の面でも、政治の面でも。新卒採用も崩れるのでは?
・大企業から個人へ
色んな参入障害、パワーがなければできなかったことが、次々とネットによって個人単位でも可能になった。
・地球単位での格差の是正 先進国の特権が薄れる 先進国内での格差の拡大
日本に産まれたと言うだけで、明日の食う物に困らない生活を保証されていた。60億人中10億人にしか与えられて居ない特権だった。
が、先進国でも仕事がない人も増え、新興国でもネットでハーバードの授業を無料で受けられたりするから、地球単位での格差は是正され、先進国に生まれたから教育が受けられたからいい職につけたという定義が壊れる
先進国で格差の是正を叫ぶデモがあるが、彼らが見ているのは先進国内、自国内だけであり、アフリカの人の事は無視している
日本でも同一労働・同一賃金なんて言うけど、じゃあ日本の工場の人もベトナムと同じでいいね?でもダメっていうから閉鎖ね、ってなるし、そもそも年功序列に反する。
年功序列とは、給料は同じ仕事のデキに対して平等にではなく、それぞれの生活に必要な額を与えるべきだ、という考えに基づいていた(!!!知らなかった!!)
中高年は家族を養わないと行けないから給料を高くするなんていう国内ルールは、早晩維持出来なくなるだろう。
・先進国のパワーが弱まり、新興国に食われるかも
先進国が世界を牛耳っていた1960年、その割合は30億人中6-7億人、つまり1/5程度だった。人口比は2010年で既に10億人/70億人で1/7、2050年予測では11億人/93億人=1/9近く、となるので、このモデルが維持できるか疑問らしい。
それだけではちょっと疑問だが、内訳が大事で、新興国は働き盛りの若者で溢れ、先進国は中高年と老人ばかり。こっちの方が納得で、それだと流石に老人ばかりの先進国から若者であふれる新興国に文化、アート、物、なんかのあらゆるものが流れるかというと、今(先進国で開発したものが新興国にばらまかれる)のモデルが崩れるでしょうと。確かに!
あと、教育の機会が平等になっていくので、母数が多い方が賢い人が出やすいというのも。
・Stock-> Flow
寿命が延びまくって100歳になるかもしれない��ら、そうなると、定年までにいくら貯金しようとか無意味で、早死にすれば足りるし、長生きすればお金は足りないことになる。
ただひたすらに貯金よりは、なんらかの形で稼げる人であることの方が大事なのでは。
それは手に職(50年たてば必要な職も変わる)という意味ではなくて、50年後も残る職を目利きする能力でもなくて、その時②の時代への対応力だったり、40になって新しい分野、もしくは自分が携わって来た分野からの派生系としてのビジネスをできるかどうかとか、周りの友達がみんな死んでも、新しく人間関係を作れるかとか、変化に対応し続ける能力である。
人脈の貯金や、子どもを産むのも同じこと。それは貯金にならん。100歳の時70歳の子どもに何を頼めましょうか。
ついでに、65歳までに一生賢明貯めて、それを食いつぶして生きるというのは、実際考えてみると結構辛い。長生きしたら(お金が足りなくなる)どうしよう、と怯えながらいきたいか?という話。
だからなにせ組織を離れても稼げるとか前向きな姿勢とかが大事になる。
・大企業の特権の縮小と、日本でも自由に生きるためにそこを辞める若者
高級で安定していても、中でしか通用しない馬鹿げたルールを(いつかつぶれるかもしれない会社で)学ぶより、外で市場で自分を磨くこと
謎の服装や素行のルール、無意味な長時間労働、自由度のない(育休、産休、子育て、介護、留学、趣味、休暇)勤務強制、に比べ好きな事を好きなときにバランスをとってできる権利
言論のクソ不自由や実力ムシの組織の年功序列、希望職などへの無意味な権力行使に比べ、言論の自由ややりたい仕事をしてその対価を得る事、くだらない形式にもおさらば
などなど
安定だが(?)40年以上中断できないキャリア
v/s
5年働いて数ヶ月休む
10年働いて2年留学する
3年働いて、半年は専業主婦
・★資格の難易度は、仕事を得やすいかとは無関係である!!!
教育投資は報われるが、それは
X お金のかかる難関資格や一流大学の卒業証書
O 社会で求められる価値を提供する力をつけるための教育
教育する中身を間違えれば、例え教育分やであってもその投資が報われる事はない
海外転勤がなく日本に住み続けられるから、介護職、という選び方も普通になる
・海外に住む
過去20年海外に住む日本人は増えており、100人に1人は海外在住である。
・ミニマムで暮らす
誰も予想出来ない未来に為に、今は黙って我慢しろというのは説得力がない
・子どもを増やせと言ったのは、兵隊にするため
定年を伸ばすと言っているのは、年金を維持したいため
結婚して子どもを産めと言っているのも、年金を維持したいため
・初めてのパリはみな行きたいところは似通っているが、2度目からはある人は美術館、ある人は田舎、ある人は街で買い物、をもっとしたい、となり、趣向が分かれる。同じ様に、仕事も、最初は横並びで分けもわからず就職するのだけど、もう一度二度と選んで(自分を市場にさらして)行くうちに、どんな生き方、働き方がしたいのかがわかってくる。40代になる頃には、子どもにかかる経費も予想がついたり、手が離れるて時間も自由になるし、これからどれくらいのレベルの生き方がしたいか(使うお金)なんかもわかってくるので、&体力的に下って行くのでコレまでと同じことが出来なくなるので、職をまた選び直すにはいい。
・W&LBとは
人生のどの期間に
仕事と家庭と個人の趣味のどれに
どの程度ずつ時間を割り当てるのか
というのを、本人が決められる、一定の自由度を持って本人が設計出来る事
であり、
法律で定められた育休がとれるとか、有休がとれるとか、水曜日はノー残業デーだとかっていうのはお話にならない。
・限られた期間しか経験出来ない育児の方が、いつでも経験出来る仕事より重要、と考える人も出てきている。子どもが3歳になるまでの期間は3年しかないが、仕事は23歳から65歳まで42年も続けるのだから、どちらが大事かなんて考えるまでもない、という人もいると。
→★そういえば、スイスには、キャリアを2つ持つ人もとても多かった。週の半分は教師、半分は美術館で働いたり、春夏は発音の先生で、秋冬はフェスの開催運営員をしていたり。そういうキャリア、いいですよね。
・20-64歳までの人口も、来たる40年で3割減る。大規模な移民受け入れをしない限り、仕事のえり好みをせず、収入もそこ2でよいとなれば、何も仕事がないなんてちょっと考えられないのでは?
・引退の仕方
3日働いて4日休む、でお金が足りなければ、翌年からは4日働いて3日休み、に変えればいい。
引退の障害は、出費が多い体質、環境、やりたいことがないこと
外銀で何千万ともらってても医者や弁護士でも、出費が多すぎて貯金がなかったりするし、引退出来ないという。なんなら今も人より長時間働いている。自営業も、税金を払うくらいなら…と立派な事務所、別荘、などに走りがち。質素に暮らせば40代で引退だって出来るのに。
周りが誰も辞めない日本の大企業にいれば、周りも脅す(やったこともないくせに)し、怖くなる。外資に居れば、転職なんてみんなやってるし、出来るかもって思う。
★何事も為せば成る。
外に出るのを怖がっているのは、外に出た事のない人ばかり。補助輪がなくても自転車に乗ってみれば乗れるし、プールに飛び込むのも飛び込んでみればできる。
何があっても辞められないなんていう不安感を人質にとられ、止めどなく伸びる定年年齢まで働いているうちに、人生が終わることの方がよっぽど怖い。
やりたい事があれば、後ろ指刺され様が多少貧乏になろうが、やる。これといってやりたい事もないと、とりあえず今の安定をキープする、となる。
W&LBに直結するのは、収入ではなく支出
300万円の車を買えば、税金、保険、車庫などで年間40万はかかる。10年車を買い替えなくても、合計700万。
1年を230万で暮らせる人にとっては、3年分の生活費になる。
つまり
車を買う=車のために障害で3年長く働く
★車を保持して65歳まで働く=車を保有せず62歳で引退する
という選択をしていることになる
なので、
★すべての大きな出費は、この買い物をしなければ、自分は何年分働かなくていいのかという年月に換算できる
別にケチケチ暮らせと言っている訳ではないが、
好きな事、大事な事には使い、大いに人生を楽しみ、
★どうでもいいこと、周りがやっているからすること(家を買う、マンションを買う、車を持つ…)みたいなことに多額のお金を使うくらいなら、その分は人生の再設計の原資にすればいい。
中流+の人の方が、老後の生活が苦しいらしい。出費が大きいから。
★総中流社会は終わったのだから、周りがやっているからうちも、なんて古い考えは捨てて、ゼロから考えてみたら、誰も彼も家を買う必要も、車を買う必要も、教育費に莫大な投資をする必要も、ない。国公立中心に考えてもいいし、奨学金を積極利用してもいい。お受験に何百万もかけることは、周りの誰もやっていなくても我が家だけは絶対そうしたい!と思う程の事なのか?成人式には着物を、と思う人もいれば、形式に大金を払う必要はない、と考えてもいい。
・子どものいない世帯60% こどもの居る世帯35% @2030
2010年には単身者家庭が初めて、夫婦と子どもがいる家庭の数を上回り、3割を越えた。
・自分のやりたい事に迷いのない人、徹底的にしがらみのない人
普通の人は、人生にやたらと保険をかけてアクセルを踏まない。収入が減るのでは、友達に嫌われるのでは…と、思い切った決断をしない。進みたい道があっても、地図に載ってない未知には足を踏み入れない。理由:危ないかもしれないから。
→そんなことが不安なんて、幸せな証拠だよね!
ちきりんは「人生の有限感」によって、くだらない世間のあるべき論に従う生き方に立ち向かう理由となっているらしい。
→私は、NO。
死にかけた(病気、神戸の震災など)人はタイトルの様な人が多いという。
それはそうかなって思うけど、幼少期に壮絶な(ある意味サバイバルな、死にかけた?)からこそ、そうもなれる。明日人生が終わるとは思ってないが、ある意味私も人生の有限感?というか、切迫感を感じているのかもしれない。
・無意識にやってる世間のくだらないしがらみ
大半の時間を仕事に捧げると誓ってしまって
住む場所は会社への通勤を考慮して決め
着る服もsの業界で許された範囲から選ぶ
職場の近くで手軽に食べられる物を食べ
仕事に関連した本を読み
靴も鞄も通勤に適したもの
これはパッケージ旅行と同じライフである
これをダラ2ただ続けるのではなくて、出来るだけ早く自分自身のオリジナルライフを設計し、それに移行すること
20代でもそれを意識して生きれば30代で準備が出来て、40代の時にはスムースに移行できるかも
・幸せなんて所詮自己満足
自分が楽しければ他の人の目は気にならないし、世間体が悪くても、お金がそんなに得られなくても、全く問題ない
・自分がやりたい事が明確になれば、世間の常識に自分を会わせる必要が亡くなり、より有名な会社、高い地位、給料、にほとんど意味がなくなり、人生はものすごく楽になる。
これでいいのかなんて悩み続ける必要もなくなり、自分の行く道に自信が持てる。
・★将来の安定のために、今やりたい事を我慢しろ、などと、なんら考える事なく行きて来た大人達からいわれても、聞く必要などない
家庭環境に恵まれないと、その選択肢さえ与えられないとも言えるが、手に入れたい物がなければ、いくら選択肢が多くても意味がない
何かに熱中するこどもに、とにかく勉強しろとか、まずは大学に行けなおと言って、やりたいことを放棄させるのは本当にバカげています
・自分は、誰と、何処に住んで、何時に起きて、どんなことをして毎日を過ごしたいのか、具体的に考えよう。
x 旅行でもしながらのんびりくらいしたい
仕事を辞めた後に数回の旅行を楽しむくらいなら誰にでも出来るが、旅行だけで後半人生を埋める事はできない
手に入れたい生活イメージを具体的に想像すること
x もう働きたくない!
やりたくないことだけをイメージしていた人が会社を辞めると、毎日退屈で耐えられなくなる
イメージできないのであれば、今の生活がきっと1番マシなので、そのまま続けましょう
見つかれば、毎日のスケジュール表を作るくらい詳細に、その生活を想像し、1週間くらい休みを取って、予行演習をしてみるのもいい
食べていけるか?ではなくその生活を、本当に自分は楽しいと思えるか?が大事。それさえ満たされれば、他の事が満たされなくても(お金が儲からなくても、世間からほめてもらえなくても)幸せで楽しいと思えるか
・市場をむやみに怖がらず、積極的に関わり、市場で稼ぐ経験を積もう
そこで身につけた感覚とスキルが、新しい時代に自分の人生を選ぶ大きな力となる
・変化は怖くない
産業革命もみんな怖がったけど、結果世界全体が悪くなったわけじゃない
IT革命もグローバリゼーションも、生き抜いていけばOK
若い人には十分な時間と必要なエネルギーがあるし、そうじゃないひとにはコレまで培った使える物が数多くあるから、自信を持とう
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未来の働き方について、考えさせられる本。
書きぶりもすっと入りやすく、ちきりんのブログ同様、非常に読みやすかった。
やっぱり今は、IT革命が続いていて個人の働き方も変わりつつある。特にキャリアプランとかも。今までの既成概念に囚われず、ゼロベースで考えていかないといけないなと思った。過去は過去、今は今。
2回読んでみて思ったけど、基本的にちきりんの考え方は、現代社会を的確に捉えていていると思う。
どんどん定年が延びていて、働き続ける期間も長くなりつつある。
そりゃやりたいことを続けられたら良い。でもなかなかできない。
ちきりんだからできたっていうところあるのかなと。
そういうとやる前からっていうのはあるけど。
個人的には、やりたいこと、仕事を65くらいまでできたらいいかなと思う。
もちろん今の会社では、しっかり休みをとりつつ、プライベートを充実させつつ。
ただ漫然と働くのではなく、しっかり「考えて」いくことを改めて思い知らされた。
ちきりんのブログは読むけど、本も読んでいきたいと思いました。
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定年がどんどん伸びていくと、人生一つの仕事で終わらない。そうでなくても大企業に定年までいるのはきっとつまらないよな。未来の働き方を考えるいい機会になった。
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やや煽りに来てるなあという印象だが、良い。考える元としてはこれくらいはっきりくっきり来ないと。必読。感想はツイートするかなあ。
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I have to and want to change myself because the time has been changing
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誰でも、人生二回生きられる…わけではなく
「好きな事を見つけ、そこまでの道のりを考え、行動した人」
が二回生きられる。
大事なことは「ちゃんと考えること」
好きな事が見つからないのは「考えていないから?」
それとも「本当に見つけられない?」
寿命がどんどん伸びて、その分、年金もらえるまでも伸びて、
その間もずーーーーっと働くの?
即答できなかったら、この本を読んで考えてみよう。
家族がいるなら話し合おう。
一本道をひた走るのがエラい時代は、多分、もう終わる。
終わった?
見て見ぬふりは出来なくなってきてるんだろうね。
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就活をしていて、ビジョンが明確ではなかった自分にとっては非常に共感できる本でした。
『日本版ワークシフト』ともいえるでしょう。未来は不確定ですが、備えは必要です。
また、『レイヤー化する世界』と共通する感覚もありました。併せて読むとおもしろいでしょう。
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漠然と考えていたことを明快に諭してくれている感じ。『Work Shift』という本が新しい働き方の提案であったが(おもしろい本だった)、その続編的要素が強く、著者もインスパイヤされたのではないか。40歳前までと40歳以降では生き方が違うのだから、就職も2度するべきだと。
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p130〜「パッケージ旅行と自由旅行」の話が心に残りました。
〜〜
初めて海外に行く時は、その場所での過ごし方がわからない。
だから、まずパッケージ旅行で体験して感覚を学ぶ。相場を知る。
そして二回目以降の旅行は、一回目の経験から得たものをベースにして、自由に旅行の過ごし方を決めていく。
〜〜
そんな話でした。
これは、働き方が多様な時代になっている中で、働き方を決めていく際に極めて現実的な良い考え方だと思いました。
たとえば社会人になっていきなり起業するという選択は、よほど実力がある人か度胸のある人でないと、その選択はできません。
社会人経験のないまま、自分で会社を作ること、市場からお金を稼ぐことは勇気が要ります。
だから、最初はパッケージ旅行同様、会社に所属する。
会社で経験を積むという、ある意味パッケージ化された働き方をまずする。
その経験をある程度積んでから、二回目以降の自由旅行のごとく、自分にあった働き方を選ぶ。
これが、現実的だと思いました。
会社にいることは、自由な働き方をする前の経験として意味がある。
自分を知る。相場を知る。働き方のイロハを知る。
そのためにまず、パッケージ化した世界に身を置くことは良いという考え方は、焦りを軽減させてくれました。
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これからの働き方について考えさせられた。常々感じていたが、やりたい事がある奴が勝ち組なんですよね。お金を基準に考えるのは止めて、自分がどうしたいかを基準にキャリアプランを練ることに私も大賛成です。周りのノイズは気にせず、早めのうちから自分が生きたい人生を設計することが豊かに生きるコツですね。
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ちきりん「未来の働き方を考えよう」読了。新しいものに対する好奇心と、飽きという表裏一体の感情に共感。自分の場合は10代に社会のレールから一度外れた経験があり、かなりの期間ふらふらした分、未知なる世界を見て学び、自分の振り幅を広げたいという理由から内定先に決めた。
しかし、就活を終えてみて。自分に対するレッテルに「大企業」が加わり、所謂「ベンチャー」に勤める同世代からは非常に煙たがられた。個人的に「ベンチャー=柔軟」だとは必ずしも思わない。無論、逆も然り。選択自体よりも、その選択の裏側にある思想にもっと想いを馳せるべきだと自分は感じた。
単純な二項対立から卒業するために、読む価値がある。
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今の自分にぴったりの本だった。自分の課題をズバリ突かれているし、今後を考える上での参考に。
長寿命化している、グローバル化している今日の世界、真にやりたいことを見出さないまま惰性で生きていけるほど楽には生きていけない。やりたいことがない人生は不安ばかりがもたげるばかりで、もったいない。
人生設計にあたり、パッケージツアー的アプローチで20代30代を過ごし、40代にオリジナルなものに挑戦していく、という提案は面白かった。
「誰に評価されなくても、経済的な見返りがほとんどなくても、やり続けたいと思えるほど好きなことは何か」を貪欲に追求し、手に入れたい人生を明確化する。ステップアップとして、複数のシナリオを考える→市場で稼ぐ力をつける。まずは自分はファーストステップからかな。