紙の本
SHARED VISIONであって、VISION SHAREではない
2015/04/14 07:54
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投稿者:oiaia - この投稿者のレビュー一覧を見る
理念経営が向く会社と、そうでない会社がある。昨今の方向性が見えない現代は、ビジョン共有による組織・仲間作りがポイントになるという文脈は、現在の流れですね。これをコミュニケーションという切り口で書かれていいて、一見コミュニケーションを担当している方向けのようであすが、リーダーシップ論でもある。
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今まさに、現場で起こっている地殻変動に対する処方箋のひとつ。現場でゴリゴリ回している著者だからこそ書ける、スタッフモチベーションの大切さ、維持管理術など、この本にしかないTipsも多く含まれた一冊。(理論の)壮大さと(運営の)泥臭さの見事なまでのハイブリッド。
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昨今のソーシャルメディア論をまとめながら、示唆として、共通のビジョンをつくり、そこに向けてコミュニケーションをデザインすることが肝要だと説く。確かにそう思う。昨今は、ソーシャルメディアのみならず、組織づくりでもビジョンのシェアが必要になっていて、お互いの向かうところ、共感するところを確認して進めるという考えには大いに賛成する。巻末の参考図書リストもよくできていて、ここ数年のソーシャルメディアの考え方の流れが理解できるセレクトだ。
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【1/26読了:4/60】
気づきというよりは再認識が多く、「あぁそういう事だ」と感じていたことなど言語化されていく気持ちよさはあった。エージェント側でのソーシャル担当という点では、著者と同じ立場。「ズレ」てない事が確認できたような気がした、よかった。
テレビの新しい在り方として、地域コミュニティの活性化という視点は面白い。テレビはインフラなのだ。ネガティブな意見は多いが、その媒体力や伝送手法は圧倒的に確立されているもの。ネガティブな方向性で議論を進めるのではなく、どうしたら活きるのか、そういう視点で捉えた方が建設的。
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ソーシャルメディアの普及した背景から運用、心得まで広く浅く理解できる本。ソーシャルメディアの初心者でこれから、勉強していきたい人のきっかけとしてはよい本だと思う。
個人的には最後の、これから、個として求められる5つのことはよかった!
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期待高く読んだだけに、新しい気付きがなかったのが残念。ただソーシャル運営のベーシック内容がしっかりまとめられている。
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企業がソーシャルメディアを用いるときのベーシックな考え方についてまとまっている。グループインサイトを考えることが必要だ、というところに納得。
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◎「この指とまれ」はただのノイズ。
◎手段に振り回されるのではなく、目的を見直し、皆で一緒に創ること
◎情報洪水(インフォフラッド)、「過剰選択肢時代」
◎消費可能情報量33倍、選択可能情報量533倍
◎知人や友人がつぶやいている番組を見たことがある人が2割。利用者数3500万人
◎フィリップ・コトラー「マーケティング3.0」
SNSが浸透した時代では、人々は単純にニーズを満たす商品が欲しいだけでなく
心の奥底に持つ社会的・経済的な欲求にミッションやヴィジョンや価値で、
対応していく企業を探している。
◎誰かと同じ時を共有できる価値。つながるためにコンテンツを消費する。
◎リアルなソーシャルグラフ(人間関係)と
インタレストグラフ(興味関係)の可視化。
◎Yahoo!新CEOのキーワード「爆速」。情報判断、意思決定、実行のはやさ。
◎SNSの普及は言ってるだけでなく、ちゃんとやっているかが問われる。
◎ICEE/
I:インスパイヤー(Inspire)人に元気やひらめきを与える
C:コネクト(Connect)人とつながること、引き合わせること
E:エンターテイン(Entertain)ユーモア、笑わせること
E:エジュケート(Educate)新しい知識や考え方に目を向けること
◎NPS(ネットプロモータースコア)
◎ソーシャルメディアは薬でいう漢方薬的な効果
◎社員も生活者も含めて皆でめざす理想の姿=ヴィジョンを考える。
◎この指とまれ!ではなく、ヴィジョンを明確にする大切さ。
(これからの時代のコピーライターの重要性にもつながる)
◎自社ブランド、商品が共感されるコアエッセンスから整理する。
◎社内で愛されるソーシャルメディアアカウント
◎送り手の視点で考えるのではなく、徹底的に受けて視点で発信する
(一日何回送るのか、何を伝えるのか、何時に送るのがうれしいか)
◎定性目標=写真によるビジュアルイメージ
定量目標=マーケティングゴールの2つの資料
◎立ち上げ期→経験浸透期→普及期→自走期
◎企業姿勢として「オールウェイズオン」
「360度のコミュニケーションから365日のコミュニケーションへ」
◎ゲーミフィケーション:ゲームの技術やメカニズムを活用すること
◎インフルエンサーではなく、ファンのグループを見つける。
◎パブリックビューイングからソーシャルビューイングへ。
◎インフォメーションのシェアではなく、エモーションのシェアが重要。
◎個人が輝き、それぞれのファンを作ることで企業を強くする。