投稿元:
レビューを見る
彗星の如く現れた、日本初の女性そうりの誕生!立役者である側近の思惑が…しかし、それをも跳ね返す粘り強さ、女性ならではの政治の視点。そして、総理の夫である日記がとても面白く楽しく読めました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶こんな方に本当に総理になってもらえれば、日本も未来が築けるのかもしれません٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
投稿元:
レビューを見る
カテゴリを、現代ものではなくファンタジーにしなくちゃいけない?と思うほど、最高にハッピーで終わるストーリー。
どこまでも熱く純粋に日本再生を願う、日本初の女性総理大臣と、ただひたすらに彼女のためにあろうとする夫。
二人とも育ちも良く頭も良く見た目も良く性格も良く、ちょっとしたピンチはあれど大ハッピーエンド!
いや、気分良く読めて、面白いんだけどね。
やっぱファンタジーに分類しようか?というくらい出来すぎなだけで。
それにひきかえ、現実の政治状況ときたら…あぁ。
気概のある政治家はいないのか?
…いないんだろうなぁ(T_T)
投稿元:
レビューを見る
オチが総理の産休!そうきましたか。うん、面白い!もう映画化確定だな。そーいえば頭のいい美人な女性の旦那が、えぇって、いう地味で和み系だったりする。働く女性も家庭には安らぎを求めるものなのかなぁ。冷静に考えれば、お金持ちで、高学歴、しかもウブで浮気しそうもない、日和くんって、凛子みたいなエリート女性からみると、案外、理想の夫なのかもしれないなぁ。そこは女性読者なら、当然なのかも。そこから構想(いや妄想か)を練ると、日和ラーがも出現するわけだ。職場には影から見つめるファン(ライバル)と、少女漫画の定番のストーリーかもね。このタイプの男性って、自分はモテないと思っているから、女性からするとタチが悪いのかも。凛子からすると、名刺交換&メールが来た時点で鴨葱だったんだなぁ。女性作家の本を読むと、その時はナゾだった女性の行動の意図がよくわかったりしますが、この本もまさにそうでした。
二つほど、リアリティがなさ過ぎて、うーんと思ったこと。一つは有権者の投票行動、支持率自体が国家のことなんか考えてない、目先のこととか、空気に流されることの方が多い。国家の行く末を心配して凛子の政策を支持する人達はそんなに多くない。もう一つは原久郎の最後の言動。あんなこと言っていて、首相代理として実権を握り、政策を全部変えてしまい、自分の手柄or我田引水とする、政治家ってそんな者だと思う。
投稿元:
レビューを見る
キレイ事だよなぁと思いつつも凜子総理の演説に涙しそうになった。現実にもこんな政治家を望んでるのかも。そして総理の夫・日和クンの真っ直ぐな心に癒された・・・
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
待ったなしの日本にさっそうと現れたー史上初の女性総理、わが妻・凛子、君を守る!山本周五郎賞作家が贈る、政界エンターテインメント&夫婦愛の物語。
投稿元:
レビューを見る
タイトル通り 女性総理大臣の夫目線の一歩引いた話と思えば 面白いのかも知れないけど
凛子さんがどう闘い 日和くんがどう関わっていったのかわからないし
しょっちゅう 話が前後するしで
ほぼ斜め読み
日和くんのお母様は好きだな
投稿元:
レビューを見る
読むのがこんなに辛かった本に初めて出会いました。
期待して読んだだけに超がっかり。。
全編壮大な夢物語。なんだこれ・・・。
出てくるひと、みんな良い人ばっかりで・・・。
こんな日本だったらまずこんな時代になってないでしょ・・・。
投稿元:
レビューを見る
感動的な結婚式のスピーチから始まった『本日は、お日柄もよく』が
途中からおやおや?と思うくらい政治の世界へと針路を変えた時、思ってはいたのです。
原田マハさん、今の政治に物申したいことが、まだまだ山のようにあるんだなぁ。
伝説のスピーチライター、久遠久美さんのスピーチももっと味わいたいし
これは続編を期待してもいいかも♪ なんて。
そんな小賢しいファンの予想をかるがると飛び越えて、まさかの『総理の夫』。
えええ?! 総理の妻じゃなくて、夫?
そうきましたか!と呆気にとられた後には、「さすがマハさん」と、じわじわうれしくなって。
「もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」といきなり訊かれて
「いいや、何も不都合はないよ」と即答してしまう日和さん。
野鳥をこよなく愛し、静かに観察日記をしたためるのが生き甲斐という人なのに
これから外遊やお偉方とのパーティに否応なく連れ出されるとは露ほども思わず。。。
初の女性総理となる妻、凜子のためにまず何ができるか、と考え
とりあえずロメインレタスをちぎり、パルメザンチーズを削って
いそいそとシーザーサラダを作るというほのぼのぶり。
忙しいとはいえ、愛情たっぷりのその一皿に手もつけずに出掛ける凜子に
「それはないでしょ!ひと口でも食べてあげてよー!」と抗議したくなります。
大企業創業者の次男坊らしく、育ちのよさがにじみ出ていている日和さん。
穏やかで優しくて、妻にぞっこんで、政治絡みの罠にかけられても
相手を糾弾したり恨んだりしない彼があまりに素敵なので
夫をあたりまえのように振り回しておいて、ちょっと癇に障ると
「何もわかってない!」とキレる凜子を、前半はなかなか好きになれなくて。
でも、愛情というエッセンスをたっぷり含んだインクで綴られた
日和さんの「総理の夫日記」を読み進めるうち、
日和さんがこんなに愛してる人なら、まあいいかな。。。なんて思えてくるのが不思議。
そう、これはまさに、日和さんが吟味に吟味を重ねて選んだ
赤革の日記帳を模した装幀が物語る通り、政治テイストの愛妻日記。
こんな政策ありえない!とか、おとぎ話だ!とか肩肘張らず
溢れんばかりの日和さんの愛に免じて、おおらかに楽しみたい一冊です。
投稿元:
レビューを見る
原田マハ作品はどれも好きなんだけど…期待値が高かったせいなのか?ちょっと物足りなかった。次作に期待します!
投稿元:
レビューを見る
今回も楽しく物語に引き込まれながら読ませて頂いた。荒唐無稽な設定ではあるものの、最後は登場人物に感情移入しながら、何度もホロリとさせられて楽しく読むことができた。
投稿元:
レビューを見る
タイトルから分かる通り、初の女性総理の夫の日記。最初は日和のおっとりさと言うか迂闊さと言うか楽観視しすぎな点でもやもやしたが事件が起きてからは日和もきちんと考えるようになったし、物語も動き出して良かった。凛子は自分の感情を分かりやすく出すわけではないのでいまいち取っつきにくいなと感じたが、最後の場面でそれまでとは対照的にはっきりと感情を表に出すのが印象的。二人の子供はどんな子に育つのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
題名の通り。こんな総理がいたらな~お母さんがかっこいい♪
2013.8.23
投稿元:
レビューを見る
〈内容〉待ったなしの日本にさっそうと現れた―史上初の女性総理、わが妻・凛子、君を守る!山本周五郎賞作家が贈る、政界エンターテインメント&夫婦愛の物語。
投稿元:
レビューを見る
最近と言うかずっとだけど政治不信で全く興味がなかったけどこんな総理だったらとかこんな政治家ばかりだったらもっと世の中よくなるんじゃないのかと思えた。
女性総理もそろそろありじゃないでしょうか?総理の妊娠は衝撃的だったけど公約どおり子を持つ働く女性を実践しました。夫の日和クンはとても優しい鳥類研究者。母親に「こんな大事なときに総理を妊娠させるなんて」言われて微笑ましかった。なんかそんな予感したんだけど。
全体的に日和クンの日記ということで書かれているんだけど登場人物が具に描かれて相関関係がよくわかって読みやすかった。それと表紙は何となく日記帳みたいな。
投稿元:
レビューを見る
初めての女性総理誕生。それは彼女をいったん押して、失脚させて総理の座に着きたい大物政治家の策略だった。
ただし凜子の根性も本物。
『本日はお日柄もよく』で登場したスピーチライターによる国民へのメッセージ、なかなかよかった。
やさしい夫の日和くんの日記という形で綴られるエンタメ本。