紙の本
犯罪脚本家の告白が最後を飾る
2023/08/18 14:53
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性秘匿捜査官シリーズ5作目、一応の完結編。生活の中で、人を殺したいほどの憎しみが生じ、その底で苦しむ人に手を差し伸べる犯罪脚本家が、今回もまた、自らの手を使わずに、犯罪を引き起こした。思うようにならない現実があると、人の心は弱ってしまい、心の隙間に悪魔のささやきが甘く聞こえるのかもしれない。物語の展開は、大騒動だけど、その背景に潜むのは、人間の心がとても弱いことだろう。
紙の本
やわらかく面白い?!
2015/11/09 02:41
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投稿者:スナフキン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある意味テレビドラマっぽいノリとテンポが良さかな?登場人物を俳優に置き換えて考えてしまいそうな作品です。意外と簡単にシリーズ全部呼んでしまいそうな内容です。私は移動・旅行中向きと判断してます。
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遂に完結!楽しかった。
リクルーターに取り込まれるのかとヒヤヒヤしたが・・。
作者はどうやら子育中で大変のご様子だが、
ぜひとも新作、新シリーズをお願いしたいものです。
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4巻でやたらとご都合主義な展開に目が行ってしまったため今回もそこが気になってしまったが、終わりよければすべてよし。リクルーターの告解はいい余韻を残した。
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ついにリクルーターとの壮絶な戦いが終わってしまった。随分短い間隔で書いてくれたので、内容を忘れることなく楽しめた。次のシリーズに期待。
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ハラマキシリーズ完結編。リクルーターを巡るいざこざが収まらないうちにまたしても起こった大事件。さすが完結編だけあって、オールキャスト総登場、という感です。
リクルーターの麻希に対する感情がようやく判明したり、家族に関する思いが交錯したり、麻希の物語自体はまだ終わらないのだろうけど。シリーズとしてはこれで終結。最後にようやく明かされたタイトルの意味が切ないです。
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リクルーターシリーズもついに最終章。
日浦には最後まで徹底的に非道でいて欲しかったので少し不完全燃焼ですが、総合的には非常に面白いシリーズでした。
ハラマキさんとはこれでお別れではなく、別のシリーズに登場するみたいなので楽しみです。
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「アゲハ」・「スワン」・「マリア」・「エリカ」に続く、女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ最終作。
最終話にふさわしく、全てのストーリーが少しずつ繋がっていきます。初め、警察組織の悪しき体質を批判する形で物語りが進んでいくだけだと思っていたのですが、最後には、家庭や社会のあり方といった大きなテーマとして集結しています。
子育てをする身として、仕事と家庭の両立というテーマにも、子供目線で考え直す良い機会となりました。
最後まで非常におもしろかったです。
続編やスピンオフ期待しています。
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女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ完結編。
一気読みでした。最高です。
プロローグは、背望会のリクルーターである日浦弘行の死刑が死刑が執行され日であり、娘の菜月の高校入学式に出席する夫の則夫と麻希の場面から始まる。
一転、7年前の事件のストーリーが始まる。
背望会が起こした様々な事件は、警視庁広域重要指定126号事件として世間には公にされていない。
麻希は、前回の事件後に退職願を出したが、保留扱いとされ、休職の身であった。
桜井の娘、愛香と菜月は小3で同じ学習塾に通っていた。しかし、愛香は通塾しておらず、個別指導を受けており、川崎の私立小学校に通っていた。菜月と結芽は同じ塾に通う男子児童を通じて交換日記をしていたのだ。
それを知った麻希は、結芽の通う私立東山小学校を訪れるが、そこには誰もいなかった。神奈川県警や広田達也とともに捜査を始めると、音楽室で銃殺され、さらに爆破された校長の死体を発見する。
この私立小学校は廃校寸前で子どもの数も少なかったが、教師と小学生24名を人質にし、126号事件の公表とリクルーター日浦の釈放を要求していきた。
リクルーターは秘密裏に警視庁地下2階の秘密部屋に24時間体制でコンクリートと防弾ガラスに囲まれた再犯防止センターの監禁部屋にいた。
麻希は、センターの室長である夫、則夫の計らいで日浦に現在起こっている事件に娘の結芽が人質となっていることを伝え、捜査への協力を依頼する。
その後は、……。読んでください。
日浦の目的は、麻希の死を娘の菜月に見せることによって、背望会を存続させることだった。
ストーリーの最後はしんみり来るような感じでした。次のシリーズが楽しみです。
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シリーズ第5弾。そして秘匿捜査官シリーズ最終巻。前作から3年以上、間が空いてしまったので、内容をすっかり忘れてしまったけど、今作でリクルーター・日浦との闘いに終止符が打たれる。前作で死んでしまったのかのように終わったけど、ちゃんと生きていたことにびっくり。そして、意外に麻希の心の奥の方まで入り込んでいて、その二人の微妙な関係性も今作で明らかになる。秘匿捜査官はこれで終わりだけど、原麻希を主人公にしたシリーズはもう少し続くようなので、麻希の家族も含めた今後も楽しみ。
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読み終わったー!!!
最後どんなかんじで終わるのかと思っていましたが。。いいかんじの終わり方でした。
ハラマキさんお疲れ様ー!
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母、またやってくれました!
「シリーズ物の途中(完結編)だけ買う⇨貸してくれる」
……話が通じないんですけど´д` ;。
「ブックオ◯でその巻しか売ってなかったから」
と愚痴はいいとして。
「ルビィ」
の意味が知りたくて通じない話の断片を想像しながら読破。
切ない……。なぜ、そんな姿になったんだろう?
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面白いシリーズであったが、主人公とリクルーターがお互いに抱く感情には今ひとつ?。時間を空けて第1弾から読み返してみようかな。
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評価は4
内容(BOOKデーターベース)
警視庁捜査一課の原麻希は、娘の菜月が、史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘・結芽と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそく結芽が通う小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気づく。気配を残したまま、忽然と姿を消した全校児童たちの行方は―!?女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、人気警察小説シリーズ完結編。
シリーズ一作目から読んでいると麻希の成長がよくわかる。
さて、女性秘匿捜査官シリーズとしては今回が最後。
犯人の犯行動機は?だったが、リクルーターへの思いや彼の苦悩などなど最後まで楽しめた。
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警視庁捜査一課の原麻希は、娘の菜月が、史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘・結芽と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。さっそく結芽が通う小学校に向かった麻希は、平日にもかかわらず、校内に誰もいないことに気づく。気配を残したまま、忽然と姿を消した全校児童たちの行方はー!?女性秘匿捜査官・原麻希がシリーズ最大の難事件に挑む、人気警察小説シリーズ完結編。