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「人は皆、孤独な存在だ。」
想定読者は、現在の自分に満足していない人だと思われる。満足していない人の中でもさらに、プライドが高く、しかし同時に、現在の自分の環境に危機感を抱いている人だと。
強い言葉がよく使われており、知的な文章が、表面的なものに感じられる。第七章の決起文が一番面白く感じた。著者の伝えたいことは、”頑張れ”に集約されると思う。
問題は、想定読者がこれを読むかどうかである。そういった人たちは、そもそも読書することができるのか。第一章人生とは何か、が著者の自分語りになっており、想定読者がこの先を越えてより大切な部分に行きつくことができるのか疑問である。
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ひでちゃんオススメで貸していただいた本。
読者をお前と呼びつつ、過激な言葉遣いで過去のことを軸に語りかけるも、
失礼だとか破天荒だとか言うより、むしろ両親や兄貴からうける温かい包容力を感じる。
きっと本人の体験を元に、著者の心の声を自分の言葉で紡いでいるからだと思う。
荒削りだとかなんとかいって、性に合わない人もいるかもしれないけれど、
読む人の心に揺さぶりをかけ、
幾つかの自問自答のきっかけがきっと生まれる。
自分の親しい人にも薦め、
読後感をshareしたい一冊。
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道に迷う若者に向けて著者が発したメッセージは、常識的な一般の大人が発するメッセージとは、趣きが大きく違う。旧財閥の家柄から、アンダーグラウンドな世界での経験は、揺るぎない信念と結びついて、自分らしい生き方を身に付けた。