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昔借りて読まなかったけど、今なら面白いと思い。
さすがにブログを書いてるだけあって、読みやすい文章。一気読みしてしまった。思いを言語化できる起業家はそれだけで強いなと思った。
中身もパワフル。組織と人に関する決定は、失敗しながら学ぶしかないのかなと思えた。
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会社が小さいうちからいろいろ事業を拡げては本当に大きくなれない。吉野家は牛丼に特化したから大きくなった。
採用に力を入れる。ビジネスモデルではなく、採用や社員の式の高さが競争力になる。採用力は競争力。
カーネギーの人を動かす。
ワンス・アポン・ア・タイム、ニュー・シネマ・パラダイス
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サイバーエージェント社長藤田晋の自伝。サイバーエージェント立ち上げに伴う苦悩や挫折が赤裸々に語られています。想像を絶する困難に立ち向かう藤田さんから勇気を貰えます。
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"サイバーエージェント藤田社長の自伝。
思った以上に自伝だったが、流れるように読めた。
企業までの展開がスピーディで面白いが、後半少し失速を感じる気がする。
それだけ企業、事業の立ち上げはスピード感溢れるものなのだろうな、と。
次はどうなる?みたいなハラハラ感があった。
目標に向けての行動力、思考などはとても参考になる。
やると決めたらやる、高い志と目標を持つ、こういった事が自分自身出来ていないと感じるので響いた。
ただワークスタイルは真似できないと感じた。
とはいえ批判的な意味合いではなく、こういうやり方もあるといった捉え方かな。
バリバリと働く美学もあるけれど、決められた時間で結果を出してワーク・ライフ・バランスを保てるようになりたい。
面白かったので読んでよかった。"
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主人公が設定した将来の夢は、会社をつくること。堕落した日々を思い直し、自ら設定した夢を追いかけ没頭していきます。大学2年生でスーツを購入し、広告代理店で「営業」のアルバイトを始めます。
インテリジェンスに入社すると、よりハードに仕事に没頭します。土日に出社して電話でアポイントをとり、平日の朝みんなが出社する前にアポイントに出かけるようになります。結果が出るようになると、若手期待のホープとして仕事ができるという評価をもらうようになります。
24歳のとき、社会人1年目で成績不振の同期と、まだ学生のアルバイトと3人で起業します。もう俺がやるしかないと腹をくくると、物語は一挙に展開していきます。
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インターネットビジネスの波に乗り、大成功を収めたベンチャーというイメージが先行しがちなサイバーエージェント。
しかし、この本を読めば、読者は、いかに社長が仕事に対して泥臭く、真面目に、貪欲に、正直に向き合ってきたかがわかると思います。
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20歳のときに決めた「21世紀を代表する会社をつくる」という夢を実現させるために、藤田さんが恩人や友人を裏切ってまで、必死になって仕事に打ち込む姿が強烈だった。全ては自分の夢を叶えるために…その仕事に対する姿勢や強い意志が本当に凄い。
藤田さんみたいに、今まで何かに、溢れんばかりの熱意を注いで取り組んだものがあっただろうかと過去を振り返ってみたけど、何もない。
藤田さん凄いなぁ、で終わりたくない。自分も何か必死になって、前に前に進んで人生を駆け抜けていきたいと、パワーをもらえた本だった。
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ページをめくる手が止まらなかった。
最初はどこにでもいる普通の大学生だ、と思いきや、途中のアルバイトから突然化け、みるみるうちに、話が進んだ。
今度は社長の日記も拝見したいと思う。
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いつの間にか、藤田さんの上場時の年齢を越えてしまった。
自分ももっと頑張れる、今からでも頑張ろうと思えた。
サイバーエージェントって苦難なくここまで来たと思っていたが、苦労があったと知れた。
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起業したいと思っている人はまずは一旦読むべき。事業計画や資金調達の前に、まずはこれだけの覚悟があるかどうか問いかけてみること。
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「最後に頼れるのは自分だけ」
「28歳のときに諦めかけたあの経験は、今では私の最高の財産になっている」
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*ITバブル崩壊後の話が非常に面白い。人間の浅ましい本性が藤田社長の体験を持って見えてくる。周りが持ち上げているときは人も一緒になってもちあげ、落ちているときには一緒になって落とすという、人間の軽さが、痛々しい批判、中傷体験によって読み取れる。
→自分は、何を見て人を批判するのか。そのスタンスとあり方を考えさせられる。
サイバーエージェントを代表するITベンチャー企業郡は、バブル崩壊前と後で、その株価の上下だけによって、存在意義を判断されていた。藤田社長本人に騙す意志が無くても、その株価が下がることによって、「嘘つき野郎」「金返せ」というような、批判が殺到する。
→株価が上がり、成果があがれば人は手のひらを返す。結局、株価をあげ、成果を出し、見返すしか無いのだ
→やはり、人の批判は気にしても意味がない。この本においては、藤田社長が大きな針のムシロに座っており、長い間大きな批判にさらされたことが書かれていた。しかし、もしかしたら社長のプライドもあるかもしれないが、そのような批判が、経営の意思決定に役立ったような話は全く書かれていない。やはり、批判とは、一種の評価でしかない。その評価を気にしていても、仕方がないと。藤田社長自身、楽天三木谷社長に言われて「志を決めたんなら、人の批判なんて気にするな(うろ覚えで書いている)」、批判を気にしすぎることをやめ、それまで会社のために頑張ってくれていた、社員のために努力することを決める。結局、それが成果を出す。自分の信じている信念に従い、努力するしかない。
*実績の無い企業が営業で成果を上げるためのノウハウについても書いている
・有名な企業の名前を借りて営業を行う。オックスプランニングという名前では売れないのなら、商材であるNTTの企業の名前を借りる
・わからない言葉があっても、分かるふりをする。情けない様子を見せない。わからないワードはメモを取り、帰ってから調べ勉強する
・年も偽る。新人といえば、信用してもらえない。営業をして3年というような言い方で自身を説明するべし
・見立てが重要。「サイバーエージェント」という企業名は、ITに強そうな社名、という観点で作られた。始まった当初、ITに詳しい社員など誰もおらず、「ITに強い営業部隊です」と言い張って、仕事を獲得していた
*サイバーエージェントは立ち上げ直後、社員が会社で寝泊まりしていた
→これがベンチャーか?
*サイバーエージェント立ち上げ当時、本当に仕事しかないような状態で働いていた
*注目されていたのにもかかわらず、潰れたIT企業社長の本「社長失格」
*当初、起業を決意してメンバーを集めて回っていたころ、いざ役者がそろったという段階になって「何をするか」全く決めていないことに気づいた
*インテリジェンス創業者である宇野社長という人の兄貴分的存在感
*サイバーは上場して、間もない頃、GMOに株を持たれていた
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2000年代のイメージとしてITバブルが加速し、指数関数的な成長を遂げているという印象を持っていた。サイバーエージェントもそんな企業の一つとしてブームに上手く乗り、順風満帆に業績を上げてきたと単に考えていたが、今からじゃ考えられないほどの苦境に立たされていたことを知り、驚いた。
21世紀を代表する企業になるというビジョンを彼は決して曲げることなく、友人を、また恩人を裏切ってまで突き通し尽くした。起業をしたいと謳っている自分だが、これほどまでにビジョンに対して、行動を起こし続け、実行することができるか、また覚悟できるかということを彼の波瀾万丈な経験が問い直してくれた。
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日本人会の図書館にあったこの本を立ち読みして止まらなくなり、新規入荷で借りれなかったので家に帰ってすぐにKindleで購入してみました。めったにKindleで書籍は購入しないのですが、どうしても続きが読みたくなったので、衝動的に買ってしまいました。あっという間に読破してしまったのですが、というのも名前だけは皆聞いたことがあるITベンチャーの社長の藤田晋氏の半生(というほどの歳でもないのですが)が本人の独白調でつづられていて、ベンチャー企業立上げの経緯なども物語として面白かったので、あっという間に読めてしまいます。しかし、この藤田晋氏ですが、サイバーエージェントという今となってはベンチャーというよりは新興IT企業では大手だと思うのですが、その企業の創設者であり現役の社長でもあるのですが、なんと歳がほとんど同じ同年代だったというのは初めて知りました。こちらの著作にも登場するホリエモン(堀江貴文氏)も同年代とは知っていましたが、藤田晋氏も同じだったとはちょっと驚きました。そんな縁!?もあって、興味深く読んだ本著作ですが、てっきりホリエモンと同じ理系でPCオタクと勝手に想像していた藤田晋氏が文系で、サイバーエージェントもPCが詳しかったから始めたわけではないというのを知って、二重に驚いてしまいました!
藤田晋氏が大学生からのめり込むように仕事をする様は、同年代である自分も社会人になったばかりの頃は死ぬほど働いたなーと勝手に共感していましたが、わずか1年後には自分の会社を立ち上げて、二十代で上場し、30前には早くも会社売却の岐路に立たされるというストーリーには、さすがに同年代でもこれだけの経験した人は滅多にいないのだろうと感心!?しながら読み進めてしまいました。ご本人も赤裸々に本著作で語っているように、決して順風満帆ではなくむしろ会社設立の時から、どうしても結果として恩人を裏切らなければならなくなってしまう立場になっていたり、株式上場後もリーマンショックやらで会社売却の瀬戸際になったりと、本当に大変な過程だったのが分かります。それでもご本人の性格もあるのか、悲壮感というよりかは、いつでも全力でことにあたっていて、その結果として道が開けているのだなというのが伝わって、読んでいてこっちも人生が楽しく感じられる本になっています。もちろん、私と同年代なので、経営者としてはこの先もまだまだ時間がある方でしょうし、書籍に掛かれていた会社の規模の目標も、現時点でほぼ達成されていると思われるのは、時流に乗っている領域とはいえ既に実績としては十分な感じがします。それでもモチベーションを切らずに前に進んでいるのは「21世紀を代表する会社をつくる」という人生の目標が揺るぎないからなのでしょうか。
ご本人も書いているように、藤田晋氏もサイバーエージェントという会社自体もこれだけの短期間で、これ程の浮き沈みの経験と歴史を辿るのは昨今の時世とネット産業という環境もあるのでしょうが、今後は他の業界にも同様なことが言えるのではないのでしょうか。この著作全体が印象深いのですが、敢えて一番印象に残った箇所を挙げるとすると、著作の最後の方で「それは、見渡す限りの荒野に誰よりも早くたどり着き、一から苗を植えるような作業でした。そして、どんな実が生るのかを知る者は誰もいませんでした。(中略)しかし、私たちはそこをフロンティアを信じ、それだけを支えに数年間、辛い日々を耐えてきたのです。それらがようやく実をつけ始めたのです。」の下りでしょうか。
すっかり藤田晋氏のファンになってしまいましたが、サイバーエージェントという会社と接点が全くなさそうな私の業界も、今後は競合!?になる日が来るやも知れません。そうなった時に、これだけの経験を短期間で積んで、こんな若い社長に率いられたエネルギッシュな会社に勝てるのかと、想像だけしてみても空恐ろしくなってしまいました。何が起きてもおかしくない程の変化の世紀に生きているわけですから、自分も今少し頑張ろうと久々に思わせてくれた書籍でした。
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今でこそ巨大ITベンチャーとなったサイバーエージェントだが、その裏に藤田社長のとてつもない苦労と決断力、行動力があったことが分かる。
まだ出来たばかりの会社で事業を始める時も、オフィスを決める時も、マスコミや投資家に今後の展望を語る時も、その時点では到底丈に合わないような決断をしてから、実際にそれを達成出来るようにがむしゃらに奮闘し、そしてそれを掴んでしまうその姿勢は、来春から社会人になる身として見習わなければならないと強く感じている。
"出来るかどうかではなく、やるのだ"というその意識を忘れずに心に留めておきたい。