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戦争・貧困で日々失われていく命を救う青年医師とその青年医師から希望のバトンを受け取った少年兵だった少年。
戦争と隣り合わせに生きている子供達の実情に言葉を失った。麻薬を打合せ、思考力を失わせて人をを殺させたり、地雷処理に使ったり。戦争と言うものは人が人たらしめる心を失わせるものなのか。
そんな中でも生きる希望を持たせる事、子供に夢を見せることを絶対に諦めなかった航一郎。それはいつしか心を閉ざした少年兵の少年にも届く。
航一郎の心を胸に医師になった少年は東日本大震災で苦しむ被災地に乗り込む。
人が普通に生きていくということ、子供が笑って過ごせるということ、それを営む事は実は本当に幸せなこと。
それを手助けするのは何も医師免許を持たなくとも、人を思いやる心があれば誰にでも始められる。
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『がんばれ』は自分を叱咤するときの言葉。
相手に声をかけるとき、これからはどんな言葉を選べるでしょうか…
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アフリカ•ガボンで僻地医療を行った、ドイツ人医師シュヴァイツァーに憧れ、
島田航一郎は医師を志し、ケニアでの医療に従事する。
貧困、内戦、地雷、伝染病、猛獣被害•••。
日本では考えられない残酷な日常を背負わされた負傷者たちが日々航一郎のもとに運ばれ、または自ら出向いて行って•••。
数十年経た2011年春、かつて家族や全てを失い、航一郎に心を救われた少年兵ンドゥグは医師となり、航一郎の故郷、宮城に降り立っていた。
かなり泣いてしまったな。
地位や名声でなく、「志」がつなぐ、本物の医師のバトン。
「風に立つライオン」
群れを離れて孤独に生きるライオンをイメージしたようだが、
同名の楽曲は1987年、小説としての本作は2013年、大沢たかおさんの強い勧めにより完成させたようだ。
「歌は、全て発表した瞬間に僕の所有物ではなくなる」
僕は、さだまさしのこの感覚がとても好きだ。
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読んで良かった本
後書き読んで…
実際にモデルがいる事
歌がある事
この歌に共感した医師団体がある事
あの震災の時に医療バスを走らせた事
…後書きを読んで改めて読んで良かったなと。
本で泣いて
歌でも泣いた
映画も気になる
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映画を観てから読んだ。
映画ではわからなかったンドングの心情がわかり良かった。感動する。
このような医者が増えてくれると嬉しい。