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妖奇庵の主人はサトリであり、人間との違いが
僅かで社会に若干の混乱をもたらす妖人が判る
執事は管狐で同居人は小豆洗いという茶房だが
今回事件の主役であるテルは、あたかも疑似家
族のようで居心地の良さを感じた
「件(くだん)は生きにくい妖人だ」全ての始
まりは少しだけ人間と違う悲劇から(´・ω・`)
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前作の雰囲気が好きだったので、次作も読んでみました。
今作は事件関係以外のシーンが終始良い雰囲気で、読んでいて穏やかな気持ちになりました。「にゃあさん」がその役割を半分以上は担っていたような気がします。
前作のラストは後味の悪いモノを残すラストでしたが、今作ではそういうモノもなく、すっきりした読み心地でした。
出てくる妖人が皆、今後もちょい役とかで出てきたらいいなあと思えるような良いキャラばかりで、今後のシリーズも楽しみながら読み進めていけそうです。
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2冊目のテーマは「家族」といったところでしょうか。随所随所に「家族とは」と言うような問いを投げかけてくる。印象的だったのは伊織の序盤の「いいえ、家族ですよ。血縁関係がないだけで。ねえ、マメ?」、終盤の「ーーーそれから、うちに帰りましょう」。
さらりと伊織は家族への優しい言葉を言ってのけるけれど、常に心の底からそう思っていなければ、簡単にこういった言葉は出ないんだろうなぁ。
そして、それをしっかり受け止められているマメもいじらしい。
「件」の親子たちは血のつながりがあるのに、うまくいかない、いってない。けれどマメや伊織、夷からの家族の温かさを知った照子は月並みな言い方だけれど、これから家族の絆を取り戻して行くんだろうなぁ。
伊織の言葉で印象的だったのは
「手紙を書きなさい。メールではなく、手紙。短くていいから、自分の手で書いて、便箋を畳んで、封筒に入れて糊をつけて切手を貼る。手紙はいいものだよ。書いたこと以外のものも届けてくれる。」
伊織は誰に手紙を書いているのだろう、、、
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シリーズ第2弾。
今回もマメちゃんが可愛い。にゃんさんに怯える芳彦(笑)
何より、妖怪≪まどべったり≫には笑った。
青目も悪い奴ではあるが、実は仲間が欲しいんだろうと思うと、可哀そうにも思える。名前は童話「泣いた赤鬼」から取ったのだろうか?
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洗足家の癒やし、マメに焦点があたった今作。マメが傷つくような展開になりませんように…と祈りながら読んだ。
前作とは大分洗足伊織のイメージが柔らかくなったような気がする。
マメが初めて友達を連れて来る場面など、微笑ましいくらい。
次回作も楽しみ。
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妖奇庵夜話シリーズの感想は10巻目の「妖奇庵夜話 千の波 万の波 (角川ホラー文庫)」のレビュー欄に記載