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この本と、ここのとこ読んできた「道徳のメカニズム」「働くために必要なこと」はみんな同じことを言ってる気がする
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ものごとに絶対解を求めず、納得解を求めること。自由に生きるための力としての勉強。その自由の相互承認を育むための学校。
なるほど。全般にわたり共感をもって読むことが出来ました。
限られた経験から、それを一般化してしまう「一般化のワナ」。二者択一として、どちらかが正しいんじゃないかと思ってしまう「問い方のマジック」。結構、そこに嵌まっている自分も再発見しました。気をつけないと。
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早稲田教育学部の苫野先生の著書。すごく、わかりやすい。
教育は「自由の相互承認」の感度を磨く場所、かなり頷ける考え方やなあと思いました。
ところどころ考え方の違いはありましたが、苫野先生の考え方がわかりやすくまとまっており、これから何度も読んでいきたい本。
やはりこのひとの話を聞くと、哲学っておもしろいなって思える。
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「なぜ、勉強をしなくてはならないのか?」それについて書いた本はたくさんあります。でも、たいていは、誰かは納得するけど、誰かにはピンとこない…そんな内容ばかりです。
でもこの本は、ひと味違います。
なぜって、「みんなが納得できそうな答えを、哲学を使って探してみよう」というスタンスで始まるからです。
なんで勉強しなきゃいけないの?なんで学校へ行かなきゃならないの?いじめはなくせるの?これからの学校って?
…誰もが一度は考えたことのある疑問に、平易な言葉で哲学的な解決を試みようとする姿勢は、自然で新鮮。なんだか、とってもわくわくしてきます。
私たちの普段の考え方がいかに、「一般化のワナ」「問い方のマジック」といった癖に惑わされているか、はっとさせてくれます。サブタイトルにある通り、自分なりの「答え」のつくり方のヒントをくれる一冊です。
【今月のおすすめ/2013年10月】
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中高生向けとはいいつつ、大人でもきっと興味深く読めるだろう。どうして勉強するのか、自分にとっての納得解を考えるということを哲学を駆使しながら書いていて、今の教育やこれからの教育などについても言及されていた。学校においての人間関係など難しい問題も多いが、様々な考えを踏まえて教育に向き合いたい。そして自分自身の納得解も考え続けたい。読後、自分の中で少し整理されたような気がした。
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その答えは1つじゃない、納得解を見つける
一般化のワナ(帰納ではなく演繹)
問い方のマジック(二者択一の問いかけ)
ニヒリズム(~したってしかたない)
絶対的な正解ではなく、自分にとっての正解を見つける
自己満足と公共の福祉
自由による不自由
自由の相互承認
教育の機会均等
こののち本書では学校教育といじめ問題に切り込んでいくが今の自分にはここまでの内容が極めて有用であると判断し、要約を残す。
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教育に関わっていない人が読めば、初めて知ることや、気づきが多い一冊だろうと思う。
そして教育に関わっている人がよめば、子どもたちに話をする拠り所になるのではと思った。
哲学の本だが、とてもわかりやすく書かれていて、考えることが多かったなぁ(*´ェ`*)
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勉強するのはなんのため、を足がかりに現代の学校教育論を展開。学校が、学ぶ力、そしてお互いを認めあう感度を育む場である、ということにとても共感。
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平易な言葉で根本的なことに
答えを示しているのはとても良い。
そして、その答えかわすべてではないと
言っているのはさらに良い。
とにかく、考えて、疑問を持つことの価値を
説いている。
子育てにも役立つかも?
とてもおすすめ。
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教育哲学者の苫野先生の、学校に対する考え方のベースをつかめる、「苫野哲学」入門書としてもオススメできる、深いけど読みやすい本です。
教育の目的は、自由の獲得と<自由の相互承認>であるという考え方にますます共感。学校の先生にはぜひ読んでほしい。
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知らず知らずのうちに自分の頭でしていた事を言葉でわかりやすく説明してくれた!って感じ。
一般化の罠、そして自由の相互承認。
納得できました。
もちろんこれはあくまで私の意見ですが。笑
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この本の主張は偶然にもわたしの考えに近かったので共感による心地良さもありましたが、なにより哲学という新しい考え方を与えてくれました。教育や学校というテーマではありますが、この本は自らの学びにも変化を起こせる力を兼ね備えています。すべての人に共通してこのような考え方を聞いたことある。という状態が必要かもしれませんね。受け入れる受け入れないでなく、知っている。みんなに知ってほしい、そんな本です。
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「勉強」を「学校」でするのはいったい何故か、について教育哲学の先生が教えてくれます。
哲学が苦手な人でも同じ言葉を何回も丁寧に使って説明してくれるのでサクッと読みやすいです。
結論はいたってシンプルなのですが、そこから「いじめ問題」などホットな話題まで膨らんでいくので、教育問題を考えてみたい人の入門書のようなものでしょうか。
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言っていることはよく分かるのですが、同じことを何度も繰り返し書いてあって、読んでいて苦しいです。半分くらいのページ数で同じことが書けそうな気がするのですが。
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「勉強するのは何のため?」という誰もが一度は考えた事があるであろう疑問について、とても分かり易く、誰もが納得するような論理的な考え方で書かれている。
押し付けがましくなく、断定したりする事がないところも好感が持てた。
教育に関して、自分自身も疑問に思い、自分の子供を育てていても感じていた事に、やっと答えを貰えてスッキリ‼︎
何度も読み返し考えたい本だった。