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「エントロピー」という言葉は前々から気になっていました。
漠然と、世の中の事象は全てエントロピーが増大する方向へ進む、ということ位の知識しか無かったのですが、この本でエントロピーの面白さと意義に触れることができました。
数式が出て来る個所が本の数カ所だけありますが、それ以外は特に計算が必要なわけでも無く、読みやすい構成でした。
「リサイクル」、「再生可能エネルギー」をエントロピーの視点から考えるという項目は特に興味を惹かれました。
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読まなくても良かった。冒頭2章が、暴力的。主観の押しつけが、気持ち悪い。読むのくじけそうになる。個人的には、情報エントロピーとの関係が読めたら良いなってのが、読書動機。あと、ミクロ・マクロ経済との絡めたエントロピーのアナロジーが読めればと期待していた。
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2015/10/11
法則ってなんでそうなるかは解明されていないけど、そうなるものなんだね。エントロピーは熱物理学の考え方のひとつなんだね。この宇宙を構成するものはすべて熱に変わるか、空間的に広がっていくかになる。ビックバンはいまだに続いていて終わりが無い。終わりは来るのだろうか・・
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ホントにとっかかりの本。
何も分からない状態からは脱却できたかも?
そもそも興味を持ったのは、過去にはナポレオン、最近の企業不祥事のように、国だったり組織が一度大きくなると持続せずに綻びが出ることに興味があって、「大局的に見て、エネルギーが自然に流れる向きは一方通行である。」というエントロピー増加の法則に興味を持ったから。
・過去に関係なく決まった方向に進むこと
・熱力学第二法則は証明はできていないらしい
・エネルギーには向きがある
・エネルギーは質の悪い方向に動く
・冷蔵庫はエントロピー補完という考え方
・物質空間の広がりもエントロピー増加
・変化のスピードは規定しないから遅くて見えないだけってこともある