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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
真田家で注目の薄い真田信綱に関する小説。虚実が入り混じるがこの人物に注目したことは良いことだ。研究が進むことを期待する。
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本屋で「真田信綱」の文字を見かけて直ぐに手にとってパラパラと呼んで購入決定。
真田氏は幸隆(幸綱)・昌幸・幸村(信繁)が有名だけど、幸隆の嫡男が信綱。長篠合戦で若くして討ち死にしたため他の三人に比べると目立つ事績は無いけど、こういう歴史的にマイナーな人物に焦点を当ててくれるとうれしい。
西上野や北信だけでなくけっこう活躍しとるやん!
マイナーな人物の場合にたまにあるけど、有名な人物中心のストーリーについでに登場するのではなく、しっかり主人公として描かれていて納得のいく内容でした。
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真田幸隆の長男であり、真田昌幸の兄である真田信綱について書いた本です。
真田家には父である幸隆や弟である昌幸、その子である信之や信繁など、どちらかというと智謀に優れた武将が多い中、この真田信綱と弟の昌輝は剛勇として知られています。
信綱の場合、父である幸隆の教えもあって、若い頃から小豪族の説得や誘降を行っていたため、智謀も兼ね備えた武将であり、武田信玄の信望も厚かったということが分かりました。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-eacb.html
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「目指すは家康の首じゃ。」「狙うは家康の首一つ。」世代を超えた徳川家との因縁を感じる。膨大な資料をもとに書かれていて地図を見ながら読みたくなりました。もし信綱が生きていたら真田家はどう繁栄していたのだろうと思わせる作品でした。