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紙の本
雪冤にかける思い
2015/02/01 19:08
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投稿者:夢の巣 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新選組の幹部隊士・永倉新八が、生前に書いた回顧手記です。
長らく所在不明となっており、1998年に発見が報じられました。
まもなく解読書が出版されたものの、版元品切れとなって久しかったところに、本書が刊行されました。
再び手軽に読めるようになって、良かったと思います。
内容は、文久3(1863)年2月の浪士組上京から、明治2(1869)年の土方歳三戦死までです。
もとの史料全3巻について、1巻ごとに現代語訳を載せ、その後に原文翻刻・読み下し文・解説のパートを付しています。
原文翻刻と読み下し文は、同じページの上段・下段に配置され、比較しやすくなっています。
さらに、巻末には解題があり、もとの史料の成立や他の関連史料との関係などが詳しく説明されています。
読むと、新選組の活動ぶりがリアルに伝わってきます。
新選組が蒙った「賊軍」の汚名を払拭せんとする、永倉の思いも感じられました。
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