自虐史観からの解放
2020/09/20 19:32
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
積読本消化。「日本を建国したのは誰で、それはいつ?」という質問に何人の日本人が答えられるでしょうか。日本人を精神的に骨抜きにし、米国の戦争犯罪を隠すという効果を狙ったGHQの洗脳教育で、日本人は自国を誇りに思わなくなりました。そして「日本はなくなって、からっぽな経済大国が極東に残る」という三島由紀夫の予言どおり歩んできた日本人ですが、東日本大震災により、にわかに愛国心を取り戻し始めたという内容。概ね同感です。ただ、「天皇と国民が一体となった姿こそが、我が国の主権者の姿」という主張は理解不能でした。
私も自虐史観による教育により害されていた一人です。10年くらい前までは、政治家の靖国参拝はすべきでないし、土下座外交もやむないと思っていました。東日本大震災が分岐点との竹田氏の見解のとおりと思います。一方で、竹田氏の天皇観には、やっぱりついていけません。皇室を存続させる価値はあると思いますが、自分らは税金で養われているという自覚がなくなった時点で皇室への支持はなくなると思いますし、そういった意味で自覚が全く足りない秋篠宮以降、皇室存続の危機が訪れるかもしれません。
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日本人が日本を好き、と言えない時代が長く続きました。それの流れが変わったのがこの3-4年。
東日本大震災と尖閣・竹島・北方領土問題で「国としての日本」に目が向いた結果だとします。
「日本史ではなく国史」「神話も含めて国史」「国体とは」「あるべき憲法改正」などの話題を解説します。
中国については「敬して遠ざけよ」、韓国は「前近代国家」とします。
うなずける内容の本だと思います。
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韓国に対してはいつも通りの辛口評価。そして今回は日教組も批判。日本はカルタゴの教訓から学べとのこと。
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「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」(PHP新書 2010年)を上梓された旧皇族竹田 恒泰さんの新刊。
旧皇族だからとかではなくて、一人の日本好きのとして、多くの発言をなされている。
本書では主に、戦後のWGIP(War Guilt Information Program:ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)、つまり、戦後占領下の日本で、GHQが徹底的に推し進めた、日本人に対する戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画、それ以降についての日本について語られている。
統計においても、”日本のことが嫌いな日本人”という状態が、数年前から転じ、”日本のことが好き”といえる用になってきた。
GHQの戦後占領政策から、その後の憲法、外国(中国、韓国)とのつきあい方、今後の日本について、、わかりやすく解説されている。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
竹田恒泰氏 「日本がわかる」3部作完結!
シリーズ累計70万部突破、『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』(以上、PHP新書)に続く「日本がわかる」シリーズ第3弾!
私たちはやっと「自分の国がいちばん」と素直に言えるようになった。それはなぜだろう。「日本人はいつ日本が好きになったのか」。その謎を解き明かしながら、人びとが当たり前のように愛国心を持ち、自分の国に誇りを感じるようになった日本の未来を竹田氏は描き出す。「国を愛する」とはどういうことか。その根源的な問いに答えつつ、すべての日本人に勇気を与える一冊。
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【目次】
この本を手に取った方へ
第一章 「普通の国」へ進化してきた日本
第二章 GHQが日本人を骨抜きにした
第三章 「戦後教育マニュアル」の正体
第四章 「国体の護持」を達成した日本国憲法
第五章 九条改正と謝罪外交の終焉
第六章 中国は敬して遠ざけよ
第七章 前近代国家・韓国の厄介さ
終 章 国を愛すれば未来は輝きわたる
あとがき
主要参考文献・引用文献
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「あなたは日本が好きですか?」。この問いに対して「はい、好きです。」と答えられる日本人が近年少しづつ増えてきた現状を挙げ、「好きと言えるようになった原因は何か」「何故日本人は自国を好きと言えなかったのか」などの疑問を、戦後日本から昨今の日本を取り巻く社会情勢・国際情勢をもとに丁寧に掘り下げていく。
日本を騒がす領土問題、政権交代、憲法9条の改正・・・この1冊にはニュースを彩る旬な話題が満載です。そのあらゆる背景に、戦後のGHQによる教育改革が影響していた・・・?!戦後から現代までの日本と諸外国との関係が分かりやすく順序立てられ、大変勉強になりました。
”昭和天皇とマッカーサー元帥の間にあった具体的なやり取り”、”周辺アジア諸国との付き合い方・距離感”、”日本の教育の在り方”の各章が、特に興味深かったです。
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2013/10/04 【新】
2冊買うと「ニコ生スペシャルエディション」DVDがついてくるフェアの
ため買った
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そういう考え方もあるのかという意味で参考になった。確かに過去の教育の場面では日本の成り立ちや皇室との関係など教えられていないことはたくさんあるな。
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憲法の解釈はやはり難しい。学生時代にもっと本を読んで勉強すればよかった。
日本人は周りの雰囲気に流されやすいんだなと改めて感じました。雰囲気は誰が生み出しているんだろう?怖いですね。
気持ち良く一気に読み終えました。
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著者の本を読むのは初めてですが、某TV番組でコメンテーターとして出ていらっしゃって、話の内容が好きなので、読んでみました。
敗戦後、アメリカからどういう要求があったのか、どんな形で統治されていたか、憲法はどういう形で作成されたか、教育に関してはどういう制約があったのか等、戦後から現在までの日本が引きずっているであろう話から、現在おきている、竹島、尖閣の問題、経済の話など分かりやすく書かれていました。
自分自身、全然日本のことを知らないなと反省。
結構、共感が持てました。勉強になりました。
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戦後の教育政策やマスコミの偏った報道で左寄りが中庸だと思い込んでる。そして安部政権になった途端に中韓・マスコミが右傾化だの騒いでいるが、ただ真ん中に戻っているだけのこと。正しくないものに謝罪と賠償は必要なし。今こそ日本は自信と誇りを取り戻すべきだ。
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日本人が日本が好きなのはあたりまえと思いますが、今の日本人はちょっと違うのかなと思います。今はもういませんが、祖父や両親は国の成り立ちをよく知っていました。我々は、知ることを与えられませんでした。そんな国は、他では考えられないのしょうね!私も40歳半ばになって、国の成り立ちに興味を持ち様々な本を読みました。古事記に関しては、竹田さんの本も読みましたよ!もっと教育に取り組み、日本の素晴らしいこと教えることが大事ではないでしょうか!!
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日本人は正しく冷静に日本を見つめるべきこと。正論が正しく世の中で議論される社会でありたい。自分の国を堂々と誇りに思いたい。決して排外主義を唱えることなく。
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そこまでいって委員会で挙げている意見と、整合しており、背景を知る上でも参考書的に使える。GHQに対する知見は秀逸。
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東日本大震災や最近の中国・韓国の行動から日本を何とか復興させ、守らなければ、という気持ちは誰も感じるところだが、そういった危機がなければそういう思想を抱くことが右翼として悪いこととされる見方があったのはその通りで、戦後GHQの政策によるものだということが分かった。p.83にあるように日本のメディアが自国のことを「わが国」といわず「この国」というのも、どこか他人事のようで違和感があるのも確か。p.222以降に書かれた経済一辺倒だったカルタゴが滅亡の例はあるが、だからといって戦争をして欲しくないものだ。