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TVのインタビューアーの物語。友人の厚生労働大臣をインタビューによって、失脚まで追い込んでしまった。その友人が後に総理大臣となり、インタビューで対決する。みたいな話。
最後の総理大臣とのインタビューはちょっとうそっぽいし、チープな感じがするけど、途中の流れは嫌いではない。
ただ、作者がアナウンサーでTVで見たことがある人だと、なん読んでいて恥ずかしい気持ちになる。
あと、仕事者って、主人公が自分の仕事のよさをほめればほめるほどさめてしまう。
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これは不要ではと感じるエピソードが多い。サービスしすぎかな。
後半は、割とグイグイ来ます。
帯の推薦文の佐和子さんみたいなうまさは感じないのは、作品の構成図みたいなものが透けて見えるからか。
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インタビューを題材にした数少ない作品。セックスでも、戦場でもいいが、いつになってもこのスリルはたまらない。駆け出し時代の原点に、戻りたくなった。
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インタビューの世界を垣間見ることができた感じがして
なかなか面白かったです。
終わり方も良かった。
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インタビューアーの岡村俊平.番組を中心になって転がしてきたが、お払い箱になっている.若い時にインタビューして、最終的には辞任に追い込んだ藤堂が首相に就任して、マスコミを叩きはじめた.総理の指名でインタビューアーに選ばれた岡村と藤堂のやりとりが秀逸だ.部下の谷村月子の存在が良い感じでストーリーに絡んでくる.
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インタビュアーの話。
インタビューやテレビ業界、華やかな世界の舞台裏
政治との絡み、政治家の理想と現実、言葉の難しさ、魔力…を感じられる本。
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ドライブ感溢れる小説だけど、決して軽くはない。著者は現役のTBSのキャスター。自身の経験をベースに魑魅魍魎が跋扈する報道の現場を描く。主人公は在東のテレビ局に勤務する敏腕記者。20年前の現役大臣へのインタビューで蹉跌を踏む。それはインタビュアーとしての矜恃がさせたものとは言え、相手を袋小路に導き、そこから呻きにも似た本音を引き出す「官能」さに嵌まってしまい、大臣を辞任へと追い込む。首魁を挙げた快感は微塵もなく、インタビュー直後には茫然自失に陥る。その報いとして、かけがえのないものを喪う。以後、長き彷徨を経て再生していく物語。エピローグは圧巻。天職を得たことによる悲劇。また、その悲劇を救うのも天職。天職を適職と置き換えて読んでもいいかな。「働くことの意義」を否が応にも考えされる好著。
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インタビューが単なる予定調和な物でなく、官能的で本質を曝け出すものであることを実感させるような物語。
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インタビュアーの話。報道やマスに身を置いた著者ならではのものすごくリアリティあふれる物語。ミステリーのような始まりか?と思えば、ドキュメンタリーのような物語の展開に一気読みになった
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1291かなり業界を美化しすぎてる感じがしないでもないが、相手の心の扉を開くということが難しいことは分かる。けどこれからTVはどうなっていくんやろう。守られるべきものが護られる時代になってほしいの