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自宅ソファーで読了(22)
時間かかったー、けど満足の読み応え。
最後の海戦は、映像化のしがいあるだろなぁ。
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愛すべき阿呆。
「阿呆」には「しょうがないなぁもう」っていう愛情が含まれていると改めて感じる作品。
史実を知らずに読んだので、
海戦が始まってからは目まぐるしく変わる戦況の怒濤の展開に引き込まれ、どんどんページが進む。眠れない。
戦略・戦術も見所だけれど、それを実行する胆力・武勇にも感嘆する。
魅力的なキャラクターたち。
戦う相手の為人をも知るからどちらか一方に肩入れできず、よい落とし所を願いながら読んでしまった。
きっと甘いと言われてしまうんだろう。
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時は戦国時代末期。当時瀬戸内海を支配していた村上武吉のうら若き娘が主人公。天真爛漫にて、男勝りそして三度の飯より戦が好きな変わり 種。ある日静かなる瀬戸内の海が激震に見舞われる。契機は織田信長による石山本願寺攻め。補給路を断たれた門主顕如が起案した起死回生の手。村上海賊の力を借りて海路より毛利家からの物資の補給経路を確保する!本願寺か織田か。土壇場の村上海賊。 一族存亡の危機にて決断に迷う父にかつを入れる娘。そして、史上稀にみる海戦、木津川合戦。誇りを取り戻した海賊たちの結末やいかに。筆者は本作品を描くにあたり、60冊に及び歴史書を読み込み、4年の月日をかけたとの事。実在の人物と事実を丁寧になぞり、筆者得意 の洞察と創造という彩りを織り込む。なんといっても躍動感あふれる筆致力に感服。エンタメ歴史小説最高峰を極めたりか。
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出し抜き出し抜かれ…
文字なのに目の前で戦が起こっているような迫力がある
どの人物も味があるから誰を応援していいかわかんなかったなあ(´・ω・)
やっぱり和田竜の本は面白い。
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戦に憧れる景が、実際の戦を知り、挫折するという流れはとても良かった。
泉州人としては、泉州弁が飛び交うのを読めただけでも満足。
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上巻から、なんとな~く『ワンピース』みたいと感じていたが
下巻は、さらに海賊三昧・・・
村上海賊の姫・景(きょう)は、あんたはルフィなの?!ってな活躍ぶりだ。
海賊の青竜刀ですっぱり首を刎ねる描写は、中国の春秋戦国合戦ものかよ~とおどろおどろしいんだか、威勢がいいんだか。
もっとも敵方の真鍋七五三兵衛(しめのひょうえ)をはじめ、泉州侍たちは厳しい戦況の中もあっけらかんと毛利・村上軍にいどんでくるので、深刻さのかけらもなく、手に汗をにぎるというよりは、ワクワクしながら読み進められるでしょう。ただし、合戦なので人は死にまくるし状況はかなりグロテスク。そういう点では読む人を選ぶかもしれませんが、描写はマンガっぽいので苦手な人でも結構読めてしまうかな。
時代物は苦手なの~な方でも読める流行の時代ライトノベル。
+++++++(追記)+++++++
読みやすさから、ついラノベ~と書いてしまったけれど
巻末の参考資料は膨大で、骨組みはしっかりした小説です。その上キャラクターが全員魅力的に作り上げられて無理なく物語になってるのはスゴイと思います。
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人物の動きや表情が映像を見ているように目に浮かぶ、エンタテイメント時代小説!
主人公の景が素敵で、登場する度にワクワクした。
あと雑賀衆の孫市には魅力を感じた。
地図や人物紹介がちゃんとあって親切。
とっても楽しく読みました。
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和田竜戦国小説の中でも群を抜いて読み応えがあるんだけど、その分眉唾感もあったりする。下巻の中盤からの木津川合戦を読んでいるときは、頭のなかで角田信朗の歌が鳴り響いてたくらい(七五三兵衛が岩兵衛と被ったりも)。
一方で主人公を「村上海賊の娘」にしたことで、他の登場人物たちが巧く浮き彫りになって、スケール感が広がった気がする。
ただ、海賊や戦国武士の生き(死に)様を格好良いと思いたくないな。
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ここまで「醜女」と連呼された姫がいただろうか。いや、今の時代であればきっと、絶世の、とまでは言えなくても目鼻立ちのはっきりとした大柄な美女、なのだろうけど。
村上水軍、その名は知ってはいたけれど、そこにこんなにも「おもしょいオンナ」がいたなんて!
荒くれ者の代表のような海賊の戦いの中に女の出番があるとは思いもしなかったが、男どもの独壇場である戦の中だからこそ純粋で甘くてまっすぐな景姫の戦いぶりにここまで心が躍るのかもしれない。
家を存続させること、それだけが目的であり、残酷で無慈悲で自分勝手な「戦」なのに、どうしてこんなにも惹かれるのだろう。私の中にも戦に血沸き肉躍る海賊のDNAが潜んでいるのだろうか。
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織田方の猛攻を雑賀衆の火縄が止め、門徒の勢いを京より急襲した信長が粉砕する。毛利・村上の水軍もついに難波海へ。村上海賊は毛利も知らぬ禁じ手と秘術を携えていた…。
もちろんフィクションなのだが、史実からそうは逸脱していないことを示すためか当時の記録を再三にわたって引用する。それをやや鬱陶しいと感じることもあったが、「木津川海戦」の始まった中盤以降、一気に読ませる筆力はさすが。全体的にマンガチックだが、和田竜の本領発揮といったところか。
(B)
2013年の読書もこれで終わり。120冊読んでA評価は7冊、B評価で★5つは10冊でした。
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おもしろかった。
普通に2、3行で説明されてる戦が こんなすごい物語になるとは!
ちょっと落ちてる時に読んだから 景姫から 勇気と元気をもらったよ。
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信長が兵を連れて参戦することで戦況は変わる。
景は連れてきた門徒を守ろうとするが、泉州侍からも本願寺側からも邪魔扱いされ、瀬戸内へ帰る。
その頃、景の婚約を受入れたことで、村上海賊は食料輸送に協力して船を出す。1千艘だが輸送の為に戦えない舟が多く、淡路島までは行くが、隆景の指示で謙信が動くまで待ち、動かなければそのまま帰ることになる。
それを知り、ダマされても命がけで戦う門徒を助けたいと、景は1人、雑賀衆を仲間につけ、大阪湾を守る泉州海賊へ戦いを挑む。
景の戦いを知り、帰りかけた船団も戦える200艘で参戦する。
村上海賊が女を載せるのを"鬼手"として禁止したのは、姫を守るために兵の士気が上がりすぎ、命を捨てて戦うため、強いが統率がとれなくなることを恐れた。
今回は姫が命がけで活躍し、周りも命を捨てて守った結果、なんとか泉州海賊を倒すことができた。
戦闘シーンのハラハラ感はすごいが、海賊どもの笑いを忘れないいい加減さが面白い。
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上巻に比べるともっぱら海戦のシーンが多いので、映像は映えるかもしれないが、面白みは上巻のほうがいい。武吉がひいちゃっていたのが残念。
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ずうっと映画化したらと配役を考えていた。それほど映像が目に浮かぶ本。大阪弁が心地良く活き活きと人を動かす。面白かったけれど、下巻は説明が多くてまだるっこい感じがしたので上巻の方が良かったかな。