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写真を見ただけでも、水が岩にぶつかる音、滝つぼに落ちる音、水煙、マイナスイオンを感じさせてくれる。秘爆という造語?(日本語として辞書に載っていない)がぴったりな滝の紹介本。
行ってみたいなという気持ちを高めてくれるが、大半の滝が「滝に至る道なし」の記述で、これらの滝は‘滝や‘さんに任せるに限ると思ってしまう。
滝を愛して止まなその気持ちがたっぷりだが、陰影だったり、肌から感じるミストだったり、滝から感じ取れるものをもう少し、言葉でつたえて欲しかったなぁ。
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図書館で「本日返却された本」ラックで、たまたま見かけ、何の気なしに借りてみた。ちなみに私は滝好きでもなく、まぁ観光地等で近くにあれば、見に行ってもいいかな位には興味あります。
本書はTV東京の「TVチャンピオン 滝選手権」優勝者、準優勝者、そしてもう一人の合計3人の滝マニアによる、マニアックな滝を、マニアックに愛でるという、マニアック極まりない1冊で、なんだかマニアック過ぎて、よくわからない、、という気持ちのまま、読み進めると、そのマニアック具合やら滝LOVEな想いがクセになってはまってしまう。
滝LOVEを端的に物語る一節が本書後半(シワガラの滝編)にあります。
「滝に遭うなら何でもしますよ。3大欲求である睡眠欲、食欲、性欲。そのうちの2つは取り払います。残る1つ、性欲。それだけが私を走らせる。え、なんで性欲は必要なのかって?それは「滝は恋人」ですから。恋人のためなら、この命掛けるてのが漢(おとこ)でしょ。」
突然この一節を読むと、「ヘンタイ!」な感じですが、最初から読んでると、普段は生真面目なサラリーマン諸氏が、休日には嬉々と、冒険家ばりに危険と隣り合わせの全国滝行脚。どの滝紹介にも、愛がほとばしり、この一節は彼らの滝衝動を全て物語る、納得の一節。
万人受けするとは思えないが、なんとも興味深い、こっそり薦めたい1冊。
と書きつつ、そういえば、家の裏は滝だし、世界3大瀑布も2つ行っているし、ナイアガラとエンジェルズフォールは死ぬまでに行きたいリストに入れてるし、、私、滝好きだ、、。
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2冊続いて、滝本を読みました。決してマネできませんが、少しは近づけるよう1本1本、見に行きたいと思います。
3人の情熱はすごい!