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政権交代が確実と見られた総選挙の投開票日、森江春策にかかってきた謎の電話。「日本分断」とはどういうことなのか…
現代と、戦前のハルピン、戦後の日本のエピソードが交錯し、ラストにそれらが一つの真実にたどり着く。前半は場面転換など少々わかりづらくて混乱したところもあったが、帝銀事件や下山事件も取り入れて虚実さまざまに織りなした物語が面白い。
やはり芦辺拓は「時」シリーズが一番好きかも。
あと鮎川哲也の初期作品を読んでみたくなった。
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「時」シリーズ第3弾になるのか。実際の事件や人物がモデルになって面白い。若い二人の(その後の)ロマンスもよかったな〜。戦前のハルビンから現代の東京までの網羅はいいが、場面展開が激しくてちょっと辛かった…
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森江春策の元にかかってきた「日本分断」と呟く電話。戦前のハルピンで起きたロシア貴族インキジノヴァ伯爵一家の失踪事件。事件に関わった新聞記者・和智雄平。伯爵家のタチアタとの恋。戦後起きた国鉄総裁・汐山氏の殺害事件と大都銀行事件。和智の目の前で殺害された川堀。和智を救うハルピン時代の友人の警部。森江事務所から転落死した男。新島ともかが目撃した老婆の謎。
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盤石の地位を保ってきた政権党から第二党への初めての政権交代なるかが注目された総選挙の投開票日に、大地震発生の報が。
同日、弁護士兼探偵の森江春策に「日本分断」と告げる謎の電話があった。
一方、昭和24年。
大量殺人事件・大都銀行事件の取材にいそしむ仮名文字新聞記者の和智雄平にも、戦前に赴任したハルビンの知人から「日本分断」という電話が―。
戦前のハルビン、戦後の日本、そして現代―。
謎に満ちた事件が起こり、交錯するとき、日本を震撼させる出来事が明かされる!
(アマゾンより引用)
シリーズ物?
まぁ続いてるわけではないから登場人物だけのことだけど
この人の書くお話は2つの世界が同時に進行してることが多くてどう繋がっていくんだろうと思うけど、うまい具合に収まるな(笑)
結局…あの政治家どうなったんだっけ??