紙の本
明治の日本の経済データにビックリ!
2016/06/20 23:25
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読んだ感想。
明治の日本経済のデータから見る成長ぶりに目を見張る。
三国干渉の屈辱を晴らすため、生活の苦しさに耐え軍事大国化し
ロシアを破ったという描写が凄い。
軍事化は反対だが、そのころの日本人のパワーを今こそよみがえらせたい
ものだ。
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経済は苦手だなぁ。
入門者向けなので、時間空間的に概観、一望できる。
なんとか読み終わりましたが、芯のあるコメントもあまりに短すぎて、注意しないと本意が伝わらないことも。
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ハイーパーインフレ、ドッジ・ラインによるドッジデフレ、朝鮮特需。
国土面積の違いと可住地面積の違い。
日本は21%、アメリカ67%、ドイツ68%、フランス71%、イギリス88%。
日本の可住地1平方キロメートル辺りの人口密度は、ドイツの3倍。アメリカの22倍。GDPでみてもドイツの3倍、アメリカの21倍。
連合が全労働組合員の7割近く。
貯蓄率は、高齢化によって、今や先進国中低貯蓄率の国。ドイツが高い。アメリカより低い。
長期的に見れば、貯蓄率が高いほど成長率は高い。
外国為替市場では、ロンドンがダントツ、次がアメリカ、日本はスイス、香港などと同程度。
租税負担率の内訳、国際比較。
日本は総額22%程度、アメリカも同程度だが、イギリス、ドイツ、スウェーデン、フランスはもっと多い。
直間比率の違い。アメリカは直接税の割合が日本より多い。イギリス、ドイツ、フランスは少ない。
政府の借金を家計の借金と混同しないこと。
軍事費の影響。一般的にはマイナス効果が多い。
経常収支が黒字。ネットベースで資本を輸出している。
市場原理が働かない分野、医療など。市場の失敗、合成の誤謬。
キンドルバーガー 国際収支尻と経済発展の関係。
未成熟の債務国=貿易収支赤字、それをまかなうため資本収支黒字
成熟した債務国=貿易収支黒字、貿易外収支赤字、経常収支、資本収支は均衡
未成熟の債権国=貿易収支黒字、資本収支赤字
成熟した債権国=貿易収支赤字、貿易外収支黒字
垂直分業は、相手国の工業化が進まない、原料輸出国の交易条件は悪化しやすい
水平分業体制へ移行。
アジア向けの輸出が56%。相手国の工業化を促進する資本財や部品が多い。
貿易外収支は、輸送、旅行、所得収支。所得収支が増え続けている。
ODAは貸付より贈与が増えている。
土地価格は、1970~73年の列島改造ブーム、79~82年の三大都市圏の住宅地、87年ごろから再燃、92年移行は長期低下傾向。
国際的に見れば高い。可住地が狭い、社会資本の立ち遅れ
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私のような経済の事を全く知らない私でもとっかかりやすいように、日本経済の変遷を明治維新から書かれ、さらには人口や国土、第一次産業、第二次産業、第三次産業のことから、雇用、金融、財政、国民生活にいたるまで、解りやすい順序でグラフも記載されていた。全10章がさらに各10のテーマで書かれ、各テーマが見開き2ページに右が解説、左がグラフとなっており、大変わかりやすかった。
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統計として日本を分析した本。
戦後からの経済の流れを語句として知りたかったのが、資料集としてはやや見づらい。