紙の本
二人の出会い
2021/05/21 06:10
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
(ミステリーの部分はいたしません)
アドリアン・イングリッシュシリーズの1
少し前にシリーズ全て手にいれていたのですが
読むタイミングがつかめずに今に至る感じです。
翻訳ものは読むのに気力がいるので・・・。
何しろ1冊のページ数が多いし、密だし。
(で読み出すと止まらない・・・)
LAで小説を書きながら書店を営むアドリアンと
LA警察のリオーダン(ラストにくるまでファーストネームがわからないという)
店員であり、友人であったロバートが殺されたことにより知り合い
事件がらみで少しずつ知り合っていく(ってほどでもないのですけど)
ようやくラストのラストで・・・関係が始まる的で。
翻訳もの読むと思うのですが
ゲイであること
カミングアウトする、してない、しない
家族問題
日本のBLではあまり描かれない部分が、描き出されるのですよね。
現実的というか・・・。
でも、個人的にはそういう部分が読んでいて好きなんですよね。
(日本的BLファンタジーも好きだけど)
高校時代の先生の態度とかもリアルにくる。
ミステリーの部分は定型的なところがなきにしもあらずでしたが
アドリアンとジェイクの関係が今後どうなるのかとても気になる始まり。
続刊読んでいきたいと思います。
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深く優しく甘いのに残酷な、ゲイ文学独特な香りがありながらも、どこまでもエンターテイメントで、読む者をワクワクさせてくれ、更に楽しく切ない小説です。
主人公のアドリアンが経験する世界は、ゲイでなければ経験しない世界であり、それは、単純にマイノリティーという枠には収まらない、複雑なこの世界を美しくも陰鬱に切りとって描いています。それでいて、米国のハリウッド映画のような、明るさもあります。
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1.2巻を読了。この作品が同時発売なのは、1巻じゃ日本のBL作品に慣れた人達が納得できないからなんですね。
屈強な刑事×書店経営兼小説家です。
2巻でやっと恋人同士になれたなんて、展開としてはなんてゆっくりなんだろう・・・。いや、素晴らしい焦らし展開なのですが(笑)
と、言っても2巻の攻の純情たるや、可愛すぎる!!
わぁ!いい大人の男がこの態度!!と、悶えました。
生粋のゲイである受と、ゲイであることを受け入れられないバイの攻。それはそれは、攻の屈折した繊細なハートのひどいこと・・・。
受に魅かれ、愛してしまっているのに、手が出せない。
うーん、私生活ではもっとすごいこと(!)してるってのに、どうなんだろうこの二の足どころか3も4も踏んでいるこの感じ。
じれったいね~と思いつつ、にやにや♥
3巻も夏に出るそうなので、今から待ちどおしいです♪
アドリアン・イングリッシュシリーズ(2013年現在2冊続刊あり)
1.「天使の影」
2.「死者の囁き」
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[ネタバレ注意]
おもしろーい♪本格ミステリ。ゲイミステリーなるジャンルらしいですが、なるほどゲイが重要な要素で、そのせいで糸が絡まりまくってます。言葉選びも洗練されてて洒落てます。アメリカドラマにはまってたから、想像しやすかった。
クロード、良いキャラだったのに…ちょっと受けの心情軽くないかな?日本の作品だったらそこを掘り下げて自責の念をズラーと並べ立てそうだけど。立ち直りの早さ…。
犯人ですが…
もと教師の言葉で犯人が判ってしまった…。それまでものすごーく考察してて、ドキドキワクワクしてたのに…そんな形容詞ひとつであっさり読者バレ…(;o;)
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Whoは途中で怪しいと思った人がやっぱり…だったし、Whyも動機が理解できるような出来ないような、でもまぁ有りがち?で、ミステリーとしてそこまで捻りがあるとは思えなかったけど、何故だかそこそこ面白かったです。人間関係がこれからどう転がっていくのかが気になるからかも知れない。雰囲気も良かったし。その楽しみは2巻以降かな。この翻訳は読みやすいと思います。
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初M/M
ミステリ色が強くて萌えとか恋愛要素よりハラハラドキドキの方が強かった
最後までどうなるか分からなくて一気に読み切ってしまった
シリーズものだそうなので続きが楽しみ
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始めてのM/M小説読了。著者Josh Lanyonがゲイということで本物だと思い心して読み始める。読了後の感想としては世界中で萌えると感じるポイントは共通しているということ。日本の女子たちの間で興隆している文化はファンタジー半分に思っていたがあながち間違いでもないのかもしれない。自分が推理諸説が苦手というのもあるかもしれないがミステリの内容よりも主人公アドリアンに共感する物語だった。シリーズ一作目でジェイクとの関係は殆どといいうところなので今後が楽しみ。
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面白かった。恋愛要素は薄めだけど(というか本命とは始まってもいない)それがよい。
犯人については伏線が結構あるので、わりと万人向け。少しずつ真相に近づいていく物語に、じれじれしながら読み進めていけました。
タイトルが犯人を示唆しているので、わりと早く某台詞でああこれ!って思う。そして、その流れで読んでいったので、なんだか犯人が可哀想になってしまうことに。そのせいか、ジェイク×アドリアンの関係性にあまり萌えられず。まあ、まだシリーズ一作目だから気長に待つ構え。次巻が楽しみ。
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ミステリーとしてはもう1捻り欲しい。
リオーダンの設定もストーリーが進むごとにブレてくるようで、著者もまだ決めかねていたのだろうか?
次巻以降では設定も落ち着き、話の展開も面白くなるといいのだが。
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LA警察×書店員。
ミステリ要素が多いので犯人が気になりするする読めた。
M/Mは日本のBLと違った雰囲気があっていいな。わたしは愛だの恋だのだけに悩んでるものよりかこっちのほうが好みだった(もちろんBLは大好き)
主人公がおそらく攻めになるであろう男とは違う人と体の関係を持ったりするので、そういう点が気になる人は注意したほうがいいかもしれない。
ふたりの関係性は全然始まったばかりなのでこれからが楽しみ。
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ミステリーとしてはイマイチ…かといってbl としても…???アメリカのアクションものみたいな派手さとかは全くない。
そして割と中盤になるまで、誰がアドリアンとくっつく予定の相手なのか全く分からなかった笑
普通に読みやすいラノベ的なノリで読む分には良いと思う。
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アドリアンとリオーダンがくっつくのだろうな~と冒頭から察しがついていたけれど、「これから恋愛が始まるかも…?」といったラストで、ラブシーンは一切なく、それどころか犯人と関係を持つシーンがいくつかある。これは日本のBLにはない…。事件自体は犯人はすぐ察しがついて段々わかっていくといった感じで、あっと驚く展開は特にないが堅実に話が進んでいく。この作者の他作品でも言えることだが、作中に出てくるゲイのキャラクターは自らのセクシャリティにわりと堂々としていることは多いものの、周囲のキャラクターからのゲイバッシングや差別がキツイのはお国柄かな。
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アドリアン・イングリッシュシリーズ一作目。
M/Mのミステリー。
面白かったー!
こういう翻訳の文体好き。
お洒落な雰囲気も良い。
ミステリー部分はそんなに深い物じゃないんだけど、面白かった。
そして、何よりアドリアンとリオーダンの関係がどうなっていくのか気になる!!!
1巻なので、ホントに序章。
続きも読むの楽しみだなー!
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最初は読みにくくて最後まで読めるか心配だったけど途中からはすらすら読めた。相手に惹かれているところで終わってるので今後どうなるのか謎も多くて楽しみ。
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
LAでミステリ専門の書店を営みながら小説を書くアドリアン・イングリッシュの元をふたりの刑事が訪れる。従業員であり友人のロバートが惨殺されたのだ。前日レストランで口論して別れたアドリアンに、殺人課の刑事・リオーダンは疑いの眼差しを向ける。調査に乗り出したアドリアンだったが、犯人の深い憎悪と狂気はやがてアドリアンに向かう。彼の危機に飛び込んで来たのは―!?それぞれの運命と向き合う男たちを描き上げたM/Mロマンスの金字塔、ついに刊行。
読書メーターのイブさんがジョシュ・ラニヨンの別冊を呼んでいて、図書館でこの作者さんを検索して借りた作品。
ゲイの物語だとは知らなくてちょっとびっくり。
ゲイのコミニュティの密度は驚くほど濃かったけれども、ただ視点がゲイのアドリアンだから面白い見方だなーと思うシーンもあり。
図書館にこの続きのシリーズがあるけれど読むかどうしようか思案中。
面白くないわけじゃないけれど、ね。
Fatal Shadows by Josh Lanyon