紙の本
首都高速の奥深さ
2017/01/02 20:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tmu - この投稿者のレビュー一覧を見る
首都高速の奥深さを短時間で理解することができる。ブルーバックスということで、テクニカルな部分が多いが、そのあたりが苦手な人でも、紙上でドライブしている感覚を味わいながら、楽しく読み進めることができる。
紙の本
最初の建設から56年を迎える首都高速の舞台裏事情を明らかにしてくれます!
2020/01/31 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、専門的な知識をとっても手軽に教示してくれると好評の講談社「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は首都高速について書かれた書です。今や日本中に高速道路が張り巡らされるようになりましたが、その最初は1964年に開催された「東京オリンピック」のために整備されたのが起源です。あれから56年、2020年には再び東京でオリンピックが開催されます。現在、新たな首都高速道路の建設、整備、補習などが急ピッチで進められていますが、その最前線をレポートした画期的な一冊です。私たちに多くの利便性を与えてくれる首都高速道路の舞台裏の不思議、謎がわかります。
投稿元:
レビューを見る
面白かった。首都高の見方が変わります。これまでは単に街並みを形作るものとして、建築物として、走る対象として何となく好きだった首都高だけど、建設された目的や理由を知るともっと面白くなる。
新旧の路線をドライブするように、建築技術の変遷や建造に当たっての小ネタなどが紹介されます。東京が楽しくなります。
投稿元:
レビューを見る
先週末も首都高速を走ったが、あの狭い空間に安全を確保できる道路を建設する技術はすごいと思う。
厳しい条件があればこそ、それを克服して技術やアイディアが磨かれていくのだろう。
投稿元:
レビューを見る
図表も含めてとてもわかり易く、かつ興味深く書かれている、首都高通になれる本。
同シリーズのほかの本(「橋の科学」、「地下鉄の科学」、「日本の土木遺産」)等、読みたくなる。
投稿元:
レビューを見る
なるほどねぇ、というつぶやきを連発すること請け合いの本。無料化の実現性や、抜本的更新の手法について、いくつかの案が紹介されているのだけれども、そこにもう少し紙数を割いてくれると、更に理解が深まったと思う。
投稿元:
レビューを見る
マニアック…ではあるんだけど、マニアにはたまらん本、だと思う。笑
首都高について、「なんでそんなカタチをしているんだ」という話がもう、ぜんぶ乗っている。
世界でも屈指の条件の厳しさと先駆性のある首都高の技術的な魅力が、わかりやすくて豊富な図や写真とともに示された本。
首都高を走るときの風景に情報が増えて面白くなる。
…ただ、道路とか橋梁とかに興味がない人にとってどうかは未知数かも…「羽田トンネルは日本初の沈埋函トンネル! なぜこの施工法が選ばれたのか?!」みたいな話にオッとなる人には、充実した一冊。
投稿元:
レビューを見る
首都高速のことがタイトル通り豊富な写真や図表をもとに書かれている。読んでいてワクワクする本。再読したい。
普段、走行している人で、道路のことに興味がある人には、ぜひ読んでほしい。
投稿元:
レビューを見る
この本も同じく、数ヶ月前に読んだ。「首都高速の謎」の読後のつぶやきでも書いたが、やはり首都高速をこの15年も走っていないので、現状の
首都高のウンチクを述べている本文に残念ながら共感しきていない。
早く、首都高速を走破しなければ行けない。といいながら、趣味はロードレーサーのチャリでポタリングすることなので困ったな。。。
一日チャリに乗らずに、車で走りまわるか。。。面白そうだし。。
投稿元:
レビューを見る
首都高速道路は制約の多い都市部に建設するため、最先端の道路技術が導入されてきた。建設・運営・保守の舞台裏を余すところなく解説する。
投稿元:
レビューを見る
首都高・ジャンクション好きには堪らない!
知らない用語やかつての街並みや地下の様子を知ることができて、少し近づけた気がする(何に笑)。
首都高はロマンでいっぱい!
投稿元:
レビューを見る
交通量が多くて、狭いところに作らなければならなくて、すぐ近くに民家が迫る。土木技術のショーケース的な首都高の複雑さよ。運転する身にも複雑だ。お出かけ意欲を刺激するとともに夏休み研究的図書として読んでみた。
ある方向にしか行けないJCTがこんなに多いとは。土地と予算の制約で、需要量を考えながら設計している。小松川でのC2と7号線の交叉は、当初はニーズがなかろうということで素通りさせたが、C2貫通を受けてJCTを作ると。2019年完成予定。最初から作っておいてよ。。。
C1など出口と入口の片方しかないところがほとんど。確かに言われてみれば。ナビがなけりゃ知らないと使えないよな首都高。
用地買収を避けるため川沿いや幹線道路の上を利用。8割が高架橋で、1割トンネル、0.5割半地下。作るのも大変、保守も大変。
東京オリンピックが決まる前から計画されていた。道路渋滞がひどかったため。オリンピックで建設が加速されたのは確か。都市間高速より先に整備されたのは欧州とは違うパターン。
対向車線が、上下になってみたり、左右逆になってみたり(C2の大井付近)。立体的な作りを意識しながら走っても面白いか。
八重洲降り口から東京駅へはアクセスできるが、逆は不可な設計。知らなかった。
空港による高さ規制のため多摩川などはトンネルで、横浜まで行くと鶴見つばさ橋やベイブリッジができる。橋げた高さや工期に船の航行への配慮も。
防音壁の上のパンの耳は回折音を吸収するため!
左右からの車線変更が交錯する「織り込み交通」。渋滞の原因になる。江戸橋・箱崎間の4車線を中と外で振り分けるのはそれを防ぐアイデアだったのか。1998年の改良。
ボトルネックの熊野町・板橋間の拡幅工事。ラケット型橋脚のため普通には工事できない。新しい橋脚を古いのをサンドイッチするように作ってから古いのを撤去するサンドイッチ工法で工事中。2017年完成予定。
大江戸線の中野坂上駅ホームと改札階のあいだ、エスカレーターの脇を通り抜ける山手トンネル。気づかないよなあ。地下鉄とセットで整備された例はいくつか。
山手トンネルは構造といい、安全対策といい、換気といい、周辺環境への配慮といい技術の塊。けれどあまり精巧だとfragileじゃないかと維持がちょっと心配にもなる。
補修や耐震補強やパトロールや渋滞情報やオペレーションも大変。普通に考えて無料化無理じゃね?
投稿元:
レビューを見る
首都高ファン、またはジャンクション等そういった物がフワっと好きな方もこれを読めばより好きになる一冊かと。都民の方なら今まで街の景観だった首都高速道路の見方が変わるでしょう。
首都高や道路など日々変化していくものです。こちらは2013年に発行された本なので現在と違う箇所もありますが、首都高の基本的知識は補えると思います。
首都高速道路の建設技術から渋滞判定の仕組み、歴史、トンネル、ジャンクションその他色々第8章に分かれて解説されます。
基本は文字でカラーページはないですが図面や写真等も出てきます。
首都高速やジャンクションの写真集で興味を持った方はこちらで更に知識を増強するのがお勧めです。
文中に出てくるトンネルやジャンクション等検索しながら実際の写真を見ながら読むとより楽しいかと。
投稿元:
レビューを見る
自分の興味のある分野ではないせいか若干難しく感じましたが、首都高速及び周辺知識に対しての理解がかなり深まりました。