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まさに自動車業界全体がパラダイムシフトするタイミング。改めて危機感を感じた。過去の成功体験にとらわれすぎていませんか?
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世界市場を住み分け、真逆の技術戦略を持つトヨタとVWグループは巨大化していくがために、2020年には真っ向から激突するということ
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トヨタとVWの現状分析が素晴らしい。証券アナリストだったとは思えないぐらい2社に関する洞察力は目を見張るものがあります。たぶんトヨタの世界1は直ぐにVWに抜かれるでしょう。その後が熾烈な2社の戦いが待っていると思われます。結局「豊田家」と「ポルシェ家」の争いなんですね。
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うちのトップに薦められた上司に薦められて読みました。
大小さまざまな資本提携が進んで複雑化している、ここ数年の自動車業界の動きがよく分かります。
率直な感想は、フォルクスワーゲンすごい、トヨタやばいかも…です。
見方はいろいろですが、フォルクスワーゲンはリーマン・ショック時にも販売台数を伸ばしており、まず勢いがある。
その裏にはオープン化や標準化でモノづくりを強める一方、マーケティング、デザイン、ブランドといった日系メーカーの弱いところで攻めてきています。この辺はどの業界も一緒ですね。。。
ただ、いかに電子化が進んでも、車がデジタル家電のようになるわけでは少なくとも今はなく、まだまだ擦り合わせが必要と考えれば、トヨタがすぐにやられてしまうわけではないようです。
カギを握るのは、やはり次世代の環境対応車で、どちらがデファクトを握るか。これからも注目です。
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レゴみたいに組み合わせで車を作るVWの戦略。EVでは更に簡素なブロックになって、誰でも車が作れるようになるはずですが、本書は否定します。車は走りで感性に訴えたり、人命にかかわるから、液晶テレビみたいに作れない。EVも走行距離がネックで普及しないと言います。本当ですかね。私は、レゴブロックみたいなEVが、半径2Kmで生活する日本の高齢者の足には最適だと思います。
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コモディティ化が進み、どのメーカーの車を買っても同じなら、単純な価格勝負になりそう。(特に小さな車)
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何度も同じ内容が書かれていたり構成が雑な部分や単語の使い方が変なのは目に付くが、重複を除けば基本的にはとてもわかりやすい内容だと思います
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トヨタとVWの全く異なる経営方針、特徴などを切り口に、自動車産業の今までとこれからを分析した作品。
内容が非常に濃く、読むのに時間がかかってしまった。自動車業界について、まだ全然理解してないことだらけ。また読み返していこうと思います。
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小学生の頃よく「ボロクソワーゲン」などと言っていたものだ(私だけ?)
今や日本でも本当によく見かけるようになったし、いい車だと思う。
生き残るのはどっちだ?
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次の世代の覇権を握るのはどちらか?という疑問に安易に結論を出すのではなく、ひたすら数値に基づく客観的な視点で将来像をあぶり出すというスタイル。基本的な販売戦略としてはVWが先手を取っており、トヨタは中国における地政的なハンディも痛手。ただ、15年予定の次世代ハイブリッドが環境技術のデファクトとなり得るかがキーポイント。
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この本を読んで、両者が同じ自動車会社とは思えないほど違う会社だという事がよくわかる。トヨタはウエットな文化、VWはドライな文化。創業家の絶対性を株式でも如実に表しているVWと、創業家の重要性は認識しつつも、あくまで、株式で過半数などではなく、創業家の心で企業を動かすトヨタ。読み深めて未来の自動車産業の姿やどうやると生き残れそうなのかなど、想像してみたら楽しいかと思います。
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府中図書館の本日返却の棚にあり借りる。先日の東芝粉飾の際にはオリンパス本が、ディーゼル問題が起こればこの本がある府中図書館はなかなか素晴らしいところであります。
本自体は減り張り少なくアナリストレポートか?っていう感じ。業界の人なら面白いのかも。
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トヨタはガラパゴス、VWは独自性の強い企業らしい。
ここにも外国製品をありがたがる島国根性まる出しの人がいた。
あまりにも思想が偏り過ぎ。この著者はアナリストとして全く信用がおけない。VW営業マンと肩書を変えるべき。
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自動車産業全体の課題
トヨタの課題
VWの課題
と
それぞれの課題解決
という構成で展開されていて読み易い
情報としては既知のことが多いけど、
課題の定義
と
解決策の定義は 一対なので、
定義するための情報の整理、が本書の価値になるかと。
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世界の自動車産業の両雄ともいう存在であるトヨタとVW(フォルクスワーゲン)を、過去から現状までの経営状況、業務・資本提携などの経営戦略、技術力、組織力から対比させ、両社の特長・課題を抽出・整理している。
自動車業界のアナリストならではの、かなり深堀り分析した内容であり、非常に読み応え抜群の内容であった。
簡単に述べると長期的な目線で人づくりをおこない、全社的な価値観の共有を重要視するトヨタと、ドイツ企業としては特異的だが欧米企業流のM&A戦略と、モジュール戦略という合理的な製造管理手法で、短期間での成長を重視するVWといったところだろうか。
その様に好対照な両企業でありながらも、創業者が経営トップとして舵取りしていたり、国内や社会的責任を重視した企業経営をしていたりと、共通点があるところが、また面白かったりしました。
今後の両雄の成長予測は、あとがきでしっかりと述べられています。
様々なデータに基づき、科学的に述べられており、感情論や強引な論理で著者の主張がされていることがないので、業界の理解を深めるにはもってこいの書籍だと思います。
いい勉強ができました。