紙の本
練り込み不足かな
2017/03/15 17:52
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユーモアたっぷりの掛け合いが魅力の滝田作品だけど 今回はあちこちが半端な感じです。主役二人を個性的にしようとして滑ったように思いました。
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近年流行のドS×Mコンビ(カップル)による、
ライトミステリー小説のジャンルとなりまして、
キャラクター設定やその他もろもろ、構成等は、
きっちりとセオリーに乗っかってはおりますが、
やはり、近年の流行なだけに、様々な既作品で、
いろいろなパターンが出尽くしているためか、
この作品特有と言えるモノが見出せなかった。
系統では、似鳥鶏さんの、
『戦力外捜査官』に近いよぅにも感じましたが、
同作品ほどの、極端ないっちゃってる感はなく、
また、表題の書き下ろし短編からは、何かしら、
方向性の迷い的なものも、感じられたかも…。
先行して発表されている既作品では、
それぞれに、キャラクターや世界観が確立され、
固定ファンも付き、シリーズ化もされてますが、
これから、新たに新作を発表していくには、
そろそろ、ネタも切れかけてるのかもね~。
本作品も、決して悪いわけではありませんが、
評価は、可もなく不可もなくと言うことで…。
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理恩と拾得の上司と部下コンビの掛け合いのテンポが良く、まるで漫才コンビのよう。軽い感じで読めるのだが、主要キャラ2名の喋り口調が苦手。
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久し振りの作品に期待したが、スタイルが余り変わっていない。キャラクターの掛け合い漫才の果てに事件を解決していく。今回はキャリア刑事版。相棒と戦力外刑事の模倣版。田舎の刑事の方が中身が有った。娯楽版のコミカル本格探偵小説としたらかなり楽しめた。
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田舎の刑事シリーズの作者さんの新作。
・・・ん~・・悪くはないんだけど、ちょっとパッとしない。探偵役である理恩の魅力があまり感じられず、こういったキャラ先行型のお話では致命的じゃないかと。いくら地の文で説明入っててもテキストだけだと女性なのか男性なのか判別つきづらいし。田舎の刑事シリーズのようなとぼけた味わいはないかなあ。
あまり疲れずにパラパラめくって読めるくらいに割り切って読めばこれはこれで悪くないかもしれませんけども。
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田舎の刑事シリーズもキャラが鬱陶しく感じる事がありますが、これ程では無かったです。
途中で読むのやめちゃいました。
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理恩のキャラがぶっとでるなぁ。
ちょっとくどく感じるところもあるけど、拾得との
コンビはユーモアたっぷりで、気軽に読むにはいい感じ。
あんな刑事に必死のトリックを見破られたら、犯人の
心も折れるよなぁ、とちょっと同情(笑)
収録作では、最初と最後が面白かった。
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田舎の刑事シリーズと同じ作者なので読んでみたけれど、あまり好みの話ではありませんでした。楽しめなかった理由を自己分析してみた結果…そうか私、拾得が嫌いなんだ。さして活躍してもいないのにやたら偉そうな男が、実績ある上司でしかも女性の理恩に対し撃ったり殴ったりタメ口きいたりするのがギャグとして受け付けないんだ、と分かりました。
印象に残ったのは、ラストの坂の上の家に住むお年寄りが殺される事件。動機が斬新というか、現代チックだなと思います。
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人間性には問題があるが推理力抜群の女刑事と、コワモテの部下のコンビが探偵役の短編集。
コメディが突出しすぎてちょっと退くが、わりとしっかりミステリしている。
ベストはラストの表題作だが、続編もありそうな終わり方でちょっと気になる。
キャラとしては「田舎の刑事」シリーズの方が好きかも。
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うむ。やはり、田舎の刑事が面白いな。
変わったキャラが持ち味の滝田さんなのだとおもうけど、こんなに変わってない方が面白い気がするのですが、これが好きな方も多いと思うので、これはこれで、ありなのでしょう。
まともな主人公に憎めない変わりキャラの作品が私は好きです。
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ごにょごにょと言い訳をしたり食い意地が張っていたり、問題は多いものの推理だけは一流の理恩警部と、コワモテの拾得警部補が出会う、タレント歌人とゴーストライターや隠し部屋の白骨死体等の四つの事件。尊大でとぼけた理恩の口調はキャラクター的すぎる気もするけれど慣れた。トントンと進む事件たちで気楽に読める。