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水道橋かつ吉の、冷やしカツどん、食べたくなった。
パックジュースを飲むときのみみっちさの考察。
お見事。
東海林君は、みみっちいものに対しての怒りと意見が
面白いです。
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食べ物をおもちゃにしてはいけない
それは、日本人の誰もが常識的に身につけた倫理観だ
しかし悩ましいことに
食べ物というのは実際のところ、非常におもちゃ的なのである
イカを切ったら中から米の出てくる「いかめし」の
その楽しさといったら!
まさにおもちゃと言わざるをえない
しかもそれを食っているのがいいおっさんなのだ
食べ物と向き合うおっさんは
ひととき、おもちゃに向き合う子供へとかえるのだ
つまり誰もが一個の変態であるといえる
潮干狩りのようにオムライスをほじくりかえし
タコのかみごたえの中毒性に陶酔し
具を外に出した肉巻きおにぎりには、開放的エロスを見いだすのだ
白々しい毎日の人間関係に疲れはてた僕ら小市民も
時にはこのように視点を切り換えることで
まるで薔薇色の人生を送っていけるんですよ
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たこやイカが好きなんだなと思いました。寿司桶にたこがあると、上寿司ではないなとひと目で分かってしまう気の毒なたこの存在に同情していました。私もたこ、イカ好きなので、共感しました。
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【ゴハンにイカか、イカにゴハンか?!】いまや「国民弁当」的人気者いかめし。噛み終え、飲みこんで、陶然、恍惚、絶句! 食への好奇心は衰えず、丸かじりシリーズ32弾!
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一行目:「わたしらおじさんはビアガーデンというものをどのように認識しているか、そのことをまず書いておきたい。」
だんだん定番になってきた。
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読書録「いかめしの丸かじり」4
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p100より引用
“こんどのことだって、「どうせ」とか「い
ちおう行ってみるけど」とか、ぶつくさ否定
的なことをつぶやきながら出かけて行ったの
ですが、これがなかなか、これでどうして、
人生ってこれだから面白いよな、とつくづく
思いました。”
目次から抜粋引用
“じいさんビアガーデンにゆく
B級の覇者ソース焼きそば
ファミレスで晩酌を
柴漬食べたい
いかめしの秘密”
日本を代表するエッセイストで漫画家であ
る著者による、食べ物に関するエッセイをま
とめた一冊。解説は、発酵学者・小泉武夫氏。
ビアガーデンの今昔から本格的な海苔弁に
ついてまで、ユーモアあふれた楽しい文章と
自筆のマンガで綴られています。
上記の引用は、新しいことを体験すること
について書かれた項での一節。
前向きにでも、後ろ向きにでも、とりあえず
試してみないことには、新しいことについて
評価することは出来ないのでしょう。
あまり向こう見ずに何でも試して、危険な目
に会ってしまうよりも、程々に慎重に取り組
むくらいで、普通の人はいいのではないかと
思います。
何かに挑戦することを商売にしているのなら
ば、どんなに危険でも突き進まざるをえない
でしょうけれど。
いつ読んでも面白く、どれをとってもまず
ハズレがなく、高め安定といった言葉がぴっ
たり当てはまるシリーズなのではないでしょ
うか。
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食にまつわる軽妙なエッセイ集。丸かじりシリーズの一冊。東海林さだお独特のこだわりが書かれていて、笑える。