電子書籍
あれれ と感じる話が多かった。
2020/12/13 10:55
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
文字通りの個人経営のセレクトショップを舞台にした連作短編集。どの話もそれなりによかったが本当にいいな と感じたのは一話程度。それ以外は あれれ と感じる話が多かった。
ストーリー構成の点でいうと、各話に共通する登場人物は出番の少ない店主のみ。主役 脇役入れ替えのような形でもう少し各話に共通した登場人物を増やすと連作短編集らしさが出るのにな と感じた。
紙の本
タイトルが気になって読んだ本
2023/07/02 12:45
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
脇役のセレクトショップの店主が、全体を通して読むと実は主人公になっている。
私はそんなに服にこだわりがないので、「もっとかわいい服を着ればもっとかわいくなるのに」と言われることが多い。
今まではその意味が分からなかったけれど、この本を読んだら少しわかった気がする。
電子書籍
試着室で自分に気がつく女性たち
2023/02/25 23:17
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投稿者:あるごん - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子書籍が値下げされていてクーポンも使えたこともあり,新しい著者の作品を読んでみたくて買ってみました。タイトルが面白そうだったので手を出したもので,エッセイなのか小説なのかも知りませんでしたが,「ルミネの広告コピーから生まれた恋愛小説」なんだそうです。
いろいろな恋愛をしている6人の女性の恋愛模様が描かれていて,いずれもセレクトショップのオーナーが進めてくれる服によって自分自身を見つめ直すことができる,というストーリーですが,自分自身があまりファッションに興味がないせいか,服によって自分の気持ちに気がついたり,考え方が変わったり,というようなことがイメージしづらくて,正直,よく分かりませんでした。ファッションが好きな女性には良いのかもしれません。
紙の本
尾形真理子、恋愛短編集
2020/10/30 11:52
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投稿者:MILKy - この投稿者のレビュー一覧を見る
前から書店で見、題名が記憶に残ってたけどもう6年も前の本、ブックオフ買い。著者は本作にてデビュー。元々博報堂でコピーライターとやり手。人の心に残す書き方、うまいんだろな。5篇の恋愛短編集。昔好んだ類。20~30台半ばの決して恋愛絶好調ではない、ケド終わりは何かに踏み出すような終わり方。サクっと2時間もあれば読める。最後にこの店員さんの話も読みたいなと思えばちゃっかり!最初の話の、相方に仕事の愚痴たるものを聞いてほしいって女子ならでは凄く分かる。
20200512
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新しい服を買って、
めいっぱいオシャレして、
いつもより少し、
背伸びしたヒールをはいて、
大好きな人に会いに行きたい。
そんな気持ちになるような、
素敵な小説✨
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二時間もかからず読めた。少し優しい気持ちになった。20代後半〜の女子であれば、誰かしらには共感できるはず。
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花柄のレースみたいな本だった。小説によくある、現実とはかけ離れたねじ曲がった恋愛模様ではなく、ほんのりと淡い、ふと思い出したように儚い恋が、女性目線で書かれていた。ああ、こういう気持ちあるなぁなんて、安っぽい共感もしつつ、たまに現れるキャッチーなフレーズに目を奪われたりした。さすが広告業界の出。言葉選びが小説ぽくないというか、わかりやすい。でも単純という意味ではない、ストレートさがあって、文章はとても好みだった。
たまにパラパラと読みたい。
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コピーライターの書く文章。
明快で心にすーっと入ってくる感じ。
ルミネの広告を書いている人だと思って手に取って読んでみたら、登場人物の女性にどこか共感できる所がある短編集だった。
恋に臆病だったり、片想いをしていたり、両想いでも何か不安がある、そんな人たちに読んでほしい一冊。
文章も小説自体も短いからすぐ読める。
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おしゃれするって
自分のためだけじゃなくて
想う人のためでもあるんだ
おしゃれすることで
人は
磨かれる
2014.4.9
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渋谷にあるセレクトショップ『Closet』で出会う素敵な服と素敵な定員さん。
服って、女性にとってはただ着るだけのものじゃなくて、その時の気持ちを的確に表すものだったり、一歩踏み出す勇気をくれたりするもの。
5つの短編それぞれ少しずつ、主人公の気持ちにシンクロするところがあって、疲れた時にちょっと元気を貰える一冊。
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いつか自分も白いパンツが似合う、
かっこいい女性になりたいと思った。
女性作家ならではの観点で、
ひとつのショップに訪れる女性たちを
描いた短編作品集。
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小さなセレクトショップを舞台にした短編集。
それぞれの抱えている恋愛事情のもやもやを、一枚の服がほどいてくれる。
もちろん服はきっかけに過ぎないけれど、気持ちを変えることは大事なことだし
それが大きな一歩になる。
その選択でいいの!?浮気のままでいいの!?という子もいるけど、それはそれで本人の選択なのだからいいのでしょう。
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みんな恋をしている。で、どこにでもありそうな、恋模様。傑作!とか泣ける!とかではない。でもリアル。大人の女性誰にでもある想いや悩みをそれぞれに抱えていて、どれかには共感できるのではないかな。
さすがコピーライター。心にスッと入って来る言葉が結構あって、物語の内容よりも、言葉の良さにこの本を買って良かったなって思った。
ルミネのキャッチコピー、いちいち良いもんな〜。
読み終わったら、恋したいな〜って思いました。
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短編集。それぞれ異なる恋をしている女子なのに、普遍的で、普段気付かない女子の潜在的なココロを描いた作品。また、なにか変わりたくてこの店に来る女子たちに、新たな発見をくれる店員さん。何者かと考えたら、おしゃれの妖精のような女性。
前述したように、彼女たちの恋はバラバラだけれど、どこか共感できるオンナゴコロがあって、「この気持ちや迷いは自分だけじゃないんだ」と励まされた。読了後の刺激やダイナミクスは特にないけれど、恋煩いを緩和して欲しいときに読むといい薬のような話です。文庫で十分。
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ファッションが好きなので読んでいて楽しい部分もあったが作品全体を通して女子力が高い。中身は自他共に認める程、男くさいが外見だけは女らしくしておこうという私のような人間から見るとキラキラして眩しい恋愛小説である。小さい身長にぽっちゃり体型という登場人物の設定すらも私と真逆で苦笑。こういった恋愛小説を読むと恋愛がしたくなる。