紙の本
軽い警察小説
2015/12/15 23:32
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
得意の警察小説。バイクを駆使して捜査にあたるトカゲ・チームの活躍を描くシリーズ第3弾。今回は連続コンビニ強盗である。細かいことを気にせず、サーッと読むには、もってこい。今野氏の作品が、あしなべて、そうである。刑事それぞれの個性が生き生き描かれているし、涼子の颯爽とした振る舞いは、確かにカッコイイ。
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先ずは成長途中だと思っていた上野が
彼だけが持つ才能を買われて案外頼りにされてるのに驚いた。
『連写』というタイトルが
事件そのものではなく上野の持つ能力に絡むものだということに
読んでいるうちに気が付く、という造り。
そう考えるとこのタイトルをつけるセンスにも脱帽せざるを得ない。
警察(というかTOKAGE)サイドと
新聞記者の湯浅・木島サイドのふたつの視点から事件を追って
ふたつのルートで同じ真相に辿り着く。
この醍醐味は今野作品ならでは、かもしれない。
実際は警察官の私用の携帯に新聞記者が電話してきて
尚且つネタを振ったりなんかすると
癒着だリークだと大騒ぎになりそうだけどな(爆)。
バイク部隊の話だけあって、バイクやらライダーの服装やらの薀蓄がてんこ盛り。
ここで語られる薀蓄が後々事件解決の鍵になってくるから
うっかり読み飛ばせない。
そこがまた今野作品を読む楽しみだったりするのだが。
そういわれてみれば今どきライダースーツ着たバイク乗りって見かけないなぁとか。
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警察の仕事は激務。お疲れ様です。ありがとうございます。いざというときに最大限の力が発揮できるように、
きちんと体は休めてほしいです。
上野さんはカメラの連写機能のような素晴らしい
観察眼+記憶力うらやましい。私は見たそばから
忘れてしまうから。訓練次第?私も今から訓練すれば、
ちょっとはマシになるかしら?老後に備えて、
ちょっとやってみる?
後輩記者の城島はやる気がなさそうな、いちいち
面倒くさそうな態度を取るので扱いづらく、
使えないヤツと思ったら、意外や意外、
なかなかスルドイところもあるじゃない。
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いつもながらこの方の本はハズレがなくて安心して読めます。手がかりがわかりやすく書かれていてポンポーンと次に繋がって行く感じ!ストレスのない読書タイムでした。
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勢いで読めて面白いのは間違いないです。
ただ・・・・
上野やトカゲの有用性や記者との交流を訴えたいのでしょうが、ちょっとわざとらしいかな。目立つライダースーツを脱いで逃走するとか、左利きだとか、いくらなんでも気づかない方がまずいのでは? それに、リハーサルじゃないかと気づいたら、すぐ関連の大きなイベントをピックアップするはず。テロがらみでも、政治とは限定されないはずだから、気づかないのはまずいでしょう。最後の陽動作戦も、テロ対策の特殊部隊なら普通に想定内ですよね。
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シリーズ本は、必ず順番通り読んでたのに
今回は、すっかり頭から抜け落ちてて
三作目から読んでしまいました^^;
テンポ良く読め
バイクを一緒に追っかけてる気持ちに(笑)
トカゲチームの連携が凄いなぁと。。
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TOKAGEシリーズ第3弾
最後の追い込みが前2作より少し物足りないかな。
でも、楽しめる1冊です。
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トカゲの若手、上野数馬くんが主役。
コンビニ強盗を追うために捜査本部に出向き、バイクでのパトロール、捜査が始まる。
同時に東日新聞の記者もトカゲの白石涼子を追いかけることから事件に絡む。
淡々と事件解決に動く様子で、さらっと読めました。
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TOKAGEシリーズ、3作目。
シリーズ1作目の時は、TOKAGEだけで話を作っていくのは難しいかなと思った記憶があるのだが、今回はバイクを使った事件ということで、よりTOKAGEの働きにクローズアップされたストーリーになっていたように思う。上野くんのTOKAGEで養われた能力(=連写)が凄い。もともとの才能もあっただろうけど、上手い具合に職業と結びついて開花したものだなぁと感心。涼子さんの判断能力といい、TOKAGEチームは本当に優秀。
警察サイドとは別に、新聞記者サイドからも同様に事件の真相に辿りつく。こちらは典型的なアナログ人間とデジタル人間とのコンビ。そのやり取りが如何にも、っていう感じでちょっとウザかったりもしたけど、最終的にはなかなかいいコンビで収まってくれたかな。
展開としては淡々としていて、事件も派手さはなかったけれど、これぞ警察捜査!という感じで興味深く読めた。所々で、事件の筋読みをしていくのだけれど、単なるヤマ勘ではなくて、捜査のプロとしての経験や能力でちゃんと裏打ちされているのが見え、違和感を覚えない。天才的推理もいいけど、こういうリアルさのある捜査を描かれるのは、さすが今野センセーならでは。
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あぁどんどん上野さんがカッコよくなっていく…涼子さんは変わらないけど嫌いだった湯浅までいい奴になっていくのだからやっぱり全部涼子さんの影響大です。
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警視庁捜査一課特殊犯係遊撃捜査隊、通称トカゲのシリーズの3作目。
途中まで事件が動き出さず空振りばかりで間延びしてたけど、中盤から一気にいけます。
新聞記者の湯浅がいなかったら解決してないかもしれないのがちょっとアレで、少し物足りないかなー…
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特殊遊撃捜査隊TOKAGEシリーズの第三弾。コンビニ強盗が連続して発生するが、その本当の目的は???TOKAGEの上野数馬と白石涼子に交機隊も加わって捜査に乗り出す。そして再び、東日新報の湯浅武彦と若手の木島孝俊のコンビが事件の真相に近づき、TOKAGEに手を貸すことになる!相変わらず、アッと読める作品だ。面白い。
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TOKAGEシリーズ 第3弾
連続するバイクを使ったコンビニ強盗の捜査に投入されることになったバイク集団・TOKAGE。
捜査本部事件になっても、犯人の手がかりが掴めないほど計画的な犯行に対し、少しずつ情報が集めり、犯人の目的が別にあるのではと考え始める捜査陣。
TOKAGEの真価を発揮し、犯人を捕まえられるかexclamation & question
記者も並行して事件を調べていくのですが、同じ話を2回しているみたいで、話が単調に感じ、残念。
もう少し、リアリティがなくてもドンパチやってくれた方が面白いかも
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上野くんのトカゲとしての特殊な能力が事件解決の糸口になるという。
人間的にはまだまだ発展途上ではあるものの事件を解決するための潜在能力は人並み外れて持っている。まだ本人が無自覚な面が多く、きっとそれがうまく作用しているのだなと感じる。無意識が意識に切り替わった時に解決のヒントになるという。
新聞記者の湯浅さんの暗躍ぶりも良かった。
白バイ警官も刑事も同じ気持ち。同じ仲間で頑張っているところがいい。
みんな、事件を解決したいという気持ちが一つになっているという読後感が気持よくお巡りさんを見かけると「頑張れ」って心の中で応援している。
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連続コンビニ強盗。4件発生。TOGAKE出動するがつかまらない。これは予行練習。本命はイベントの宝石。
開催者はメールの代りにバイク便。バイトのライダーがやめていた。記者がTOKAGEに伝える。イベント当日、TOKAGEは潜伏。逃走したバイク宝石を持っていない。
エレベーターで出た客が犯人?記者が警察に連絡。
犯人逮捕。TOKAGEに記者が取材申し込み了解を得た