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解説までしっかり読んで、自分の中でなんか、とりあえずしっくり来た気がする。
個人的には、瀬尾まいこさんの本の中で、いちばんハードだと思うけど、でもいちばん好きかもしれない。
最初は優ちゃんの意味が分からなかったけど、でもそんな優ちゃんにでも家に居てほしくて、外では大人ぶってるかんじの隼太だけど、やっぱりちゃんと12歳で、
だんだんとふつうに近づいてたのに、、最後は涙が出そうになった。
お互い、人には言えない「悪」があって、それをかばい合ってるから、この人との関係は成り立ってるんだなあ...と思った人が、私にもいる。かもれない。
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大好きな瀬尾まいこさんの作品なのに、こんなにもレビューしにくいのは初めて。
重い内容なのはわかってたけど、ぜんぜん別の意味で後味の悪さを感じた。
相変わらず文章は読みやすく、思春期の心の動きとか描写がうまくてストレス感じることなくスラスラ読めたので、この後味の悪さは虐待という重い内容のせいでは絶対ない。
強いて言えば問題の解決が見えず、希望が見えてきたところをぶった切られて終わったせいだと思う。
-----ここからネタバレあり-----
・優ちゃんが虐待するようになったきっかけ(トラウマ)が謎のまま。
・後半に友人たちが「おかしい」と感じた主人公への違和感の原因はなんだったのか。
・治る兆しが見えてきて未来が開けてきたところでの虐待の発覚と、そこで話しがあっさり終わってしまったことへの不満。
母親の立場からすると、虐待をしていたとわかったことで再婚相手を追い出すという心理はわかる。
そこで簡単に許したり、しばらく虐待していないとわかったところでじゃあ様子を見よう、とならなかったのも、リアルに考えると納得。
だからこそ、そのとき優ちゃんをかばって母親と対立した主人公のその後をちゃんと描いて欲しかった。
読者として(少なくとも私)は、キレそうになったのを必死で堪え、主人公とともに初めて耐えた場面を知っているからこそ、「まって、すぐ追い出さないで時間をあげて!」と助けたい心理が働いてしまう。
でも救済どころではなく、虐待発覚と同時に物語も終わってしまったことが後味の悪さを残した大きな原因である。
ハッピーエンドで終わっていい話ではないのはわかるけど、ハッピーエンドでなくてもいいから、母親に発覚したあとのところまできちんと書いて欲しかった。
そういうわけで内容が悪かったわけではなく、ラストに不満が残ったので、瀬尾さんの作品で初めて☆1とさせていただきました。
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親の立場で読んでみると、子供のことを本当の意味で理解するためには、近くて見守る時期も大切だなと感じたし、母親としてできることできないこと、父親としてできることできないことがあるなとわかった。
暴力は絶対に許してはいけないけれど、優ちゃんのキレてしまう気持ちもなんとなくわかる。親や夫など、心を許している人に対しては、時々感情に任せて言葉で強く当たってしまったり、なんであんなことを言ってしまったのだろうと後悔したりする。
結末は、ここで終わるの?っていう感じも否めないけれど、単純にハッピーエンドじゃないほうが現実的で良かったのかなとも思う。
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切なくて痛々しくて、すごく優しい話だった、と思う。
子どもは確かに決定権がないし自立は難しいけれど、その中で本当に色々考え、感じて生きている。守りたいものもある。
隼太は中学生らしい脆さを持ちつつも、とても賢い…周りの空気や気持ちを敏感に読み取る。そして優しい。
そもそも人間は、ここでいえば優ちゃんしかり、大人子供関係なく、本当は皆脆くて弱い。
世の中本当に悪い人なんて、なかなかいない。それでも、すれ違ったり、掛け違えたり、トラウマから逃れられなかったり。皆がそれぞれ一生懸命向き合っているはずなのに、上手くいかないものだね。
最後、いままで頑張ったふたりを見てきたのでハッピーエンドになってほしかった。哀しい心持ちになったけれども、それもまたひとつのリアル。ただ、まだ少し希望を感じさせるような終わりだったのは唯一救いかな。
人生はなかなかに厳しいけれど、隼太も優ちゃんもお母さんも、スナックのお姉ちゃんも隼太の同級生も、そして私たちも、そんなヘビーな現実を、もがきながら、手探りしながら、これからも生きていくということを、最後まで繊細に温かく描きあげていたのが、とても瀬尾さんらしい。
派手な話ではないし、楽しい話でもない。でもそういうことじゃなくて、どうしようもなく感情を揺らされた。隼太に自分が被って共感もした。そういう本はなかなかないので★5つ。
最後の3人のシーン。隼太の想い、とてもよくわかってしまって、でも母親の気持ちも最もなのわかるから、切なかった。
どうか隼太はじめ、皆の明日が照らされますように。
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ほっこりして良いのか分からないけど、ほっこりしました。
本当のDVは、この話のようにはいかないだろうから、優しく問題が解決されていくことに、少し疑問が残るけど。なぜ優ちゃんがDVをするのかナゾのままで。ナゾなもんなんだろうか。
中学生の少年の子供と大人の狭間の心の内が、繊細に描かれていた。
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最初ちょっと子どもっぽい中学生だなって思ったけど、この成長は中学生じゃないと出来なかった気がする。学校の先生って大嫌いだったから、こんな希望に満ちた話が書ける著者が教師だったのが信じられない。
最後の最後に解決しなきゃいけない事件が起きたけど、きっと大丈夫だと思う。
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はじめの方辛すぎ。ていうかまあ終始私はつらいなあと思ってた。
どれだけ望んでも手に入れれなさすぎたら変な諦め癖がついちゃって、心が揺れ動かされ無くなるのかなあなんて思ってた。隼人の行動に。
優ちゃんは、えぐい。頭おかしい。
隼人がどれだけ言おうと、引き離すべき。
優ちゃんの殴った後のぐちぐちなよなよした言葉を発達段階の隼人に聞かせたくもない。
子どもの時の自分と、今の自分、それぞれに照らし合せたら隼人の気持ちもお母さんの気持ちもなんとなくわかる。大人としてどうしなければいけないかよくわかる。もう少し大人になったら子どもの時どう思ってたかなんて忘れちゃいそうでこわいなあ。
でもなんと言おうと暴力はだめだよ。
力で相手を支配するなんてしたらあかんやん。ばーか。
最後の解説、有り難かったです。
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この作品は著者の作品の中でも賛否が分かれるだろう。ただの児童虐待の話ではないし、思春期の葛藤モノだけでもない。恐らく敢えてなのだろうが、虐待してしまう理由を明かさず、そうした刹那的な衝動(手は出さないまでも)が読み手側にもあるのだということを問うているのだと...。最後の場面はストーリーラインからして想定内だったが、著者からの挑戦状のようで心地良い。
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新しく来た父はDVだった。でも、出来たばかりのこの家族をどうしても守りたい。友だち、淡い初恋、そしてこの家族に選択の時が迫る…。ひとりの少年の目覚めと成長の物語。
毎日のように報道される子供に対する親の虐待事件。自分でも制御できない悪魔の感情は、人間の根本的に持っている優位性から生じるものなのだろうか。平和を優先する本作の少年は、通常の精神力ではない。そのあたりの違和感がどうしても拭えなかった。
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僕の明日を照らす方法が優ちゃん=暴力というのが悲しい。
また暴力は辛いけど、独りで過ごしていた夜の闇に戻りたくないという心理もとても切ない。
反抗期があって大人になりつつあっても、夜の闇を怖く思っており、これまでどれだけ寂しい思いをしてきたのだろうと考えるといたたまれない。
親もだいぶあとから知って、ショックだっただろうなあ。。
作者は元教師だが、怪我を負った生徒がたとえ「転んだ」と報告したとしても、本当はDVなのかどうか見抜くことはあったのだろうか。
隼太のような子が心から安らげる日々を過ごせるように、そういう真実に気付く教師がこの世にはたくさんいることを願う…。
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『ずしりと重い頭を振ってみる。今日は何度か床に打ち付けられたから、まだぼんやりしている。そっと目を開けると、さっきまで僕を殴っていた優ちゃんは、すっかり力をなくして部屋の隅に座り込んでいた』
全国の児童相談所に毎年13万件を超える対応依頼があると言う児童虐待。多くの親は虐待を行っても、それを認めようとはしない現実があると言うその実態。”虐待をする特別な親”というものがこの世に存在するわけではありません。誰もがその可能性を秘めている児童虐待。『親に殴られたらことがトラウマになって、虐待を繰り返す人が30%もいるんだって』という虐待の連鎖が生む悲劇。虐待をする側にも何らかの理由がある。虐待をしてしまう何らかの理由がある。この作品は、当時、現役の中学教師だった瀬尾まいこさんが、虐待される側の中学生の視点で、虐待のある家庭の日常を淡々と描いていく物語です。
『いつの間にか部屋の中は真っ暗になっていた。一時間くらい攻められていたんだ』と気づくのは『二年生に進級すると同時に、僕は上村隼太から神田隼太になった』という主人公の隼太(しゅんた)。『スナックローズの息子だった僕は、スナックローズの息子兼神田歯科の息子になった』という再婚者の歯科医でもある父・優ちゃんは『すっかり力をなくして部屋の隅に座り込んでいた。苛立ちの塊だった優ちゃんは、今はただの抜け殻になっている』といういつもの光景。『何をきっかけに、何のはずみで?ちっとも思い出せないし、思いつかない』というその原因。『結局僕にも優ちゃんにも原因なんてわからないし、そもそも原因なんてないんだから』という虐待の理由。『ごめん…。どうして同じことを繰り返すんだろう』と『優ちゃんは少し震えたまま、ぼそりと』つぶやきます。『俺は本当に最低な人間だよな。謝るならしなきゃいいのに、本当に最低だ』と悔悟の父に『いいって。でも、優ちゃん、頭はやめて。マジでくらくらした。目の前に星が見えたし』と冷静に答える隼太。『こんなにちっぽけな弱々しい大人を、僕は優ちゃん以外に知らない』と感じる隼太。『許せないことを俺は繰り返している。俺、もうこの家で生活できない。この家にいちゃいけない』と続ける父の言葉を『また始まった。僕を殴り始めてから、何度も聞いた優ちゃんの告白』とあくまで冷静な隼太。『自分のことをなぎさに打ち明けようと思う。隼太に、暴力を振るってしまうことだ』と言う父に『僕がいいって言ってるんだからいいじゃない。それに、そのうち収まるよ』とあくまで二人だけの秘密にするという隼太。『僕だって、殴られるのは嫌だ。ただただ痛い。突然豹変して、止まらなくなる優ちゃんは恐ろしい』と思う隼太。しかし隼太は、『でも、僕はもっと怖いものを知っている』と過去を振り返ります。『いつも頭に浮かぶのは一人で過ごしていた夜だ』という幼い頃の隼太。『お母さんは夜も働きに出た。僕はたった一人で夜が終わるのを待った』という幼き日々。『優ちゃんが来るまで、僕はそんな夜を何年も何年も過ごしてきた』と一人の夜の辛さを思い出す隼太。そんな隼太は『優ちゃん、治してみよう。一緒に治そう。殴るだけ殴って、自分の都合で出て行くとか、��低だよ。そんなこと僕は絶対に許さない。裏切らないでよ』と父にはっきり言います。『あ、ああ』と『優ちゃんは心細そうにうなずいた』という父と子の虐待を乗り越えるための試行錯誤の日々が始まりました。
中学生に対する児童虐待という非常に重いテーマを取り上げたこの作品。そしてそんなテーマを描く瀬尾さんは執筆当時、現役の中学教師という立場でした。中学校における授業風景、部活への取り組みなどのリアルな描写は現場での経験が間違いなく反映されているのだと思います。そして、中学生という思春期の中でも一番微妙な年齢にある主人公・隼太の描写で思春期ならではの感情をもリアルに取り上げていきます。『「うざい」や「死ね」という言葉をみんな平気で親に言っている』という友人たちを一人冷めた目で見る隼太。『もう大人になりつつある僕たちには、かまってくる親がうっとうしくてたまらないのだ』、でも『もちろん、僕だって同じだ』と言う隼太。しかし『だけど、反抗したってどうしようもない。結局、面倒なことになるだけだ。百害あって一利なし』と努めて冷静に考えます。『少し学校のことを話して、ちゃんと返事するだけでスムーズにいくし、お母さんも良い気分でいられる』と思う隼太。長らく母子家庭で育った母と子の関係から来ると思われるその冷静な感情を持つ隼太。しかし、一方で母がよく言う『女手一つで育ててるんだから』という言葉に反応します。『父親がいない大変さを僕にアピール』していると受け止める隼太には、その言葉が『「女手一つ」の家じゃない子どもに、絶対劣ってはいけない』と『お母さんが想像している以上に、威力』をもって伝わります。『僕なりにやるべきことをしっかりやってきた』ものの『「女手一つ」という言葉は重荷で、「女手一つ」じゃなくなったら、どんなにいいだろうと』思う隼太。この思春期ならではの複雑な思いが、父からの虐待を乗り越える原動力になっていきます。そしてこれらの隼太のなんとも複雑な思いに胸が詰まるものを感じる一つひとつの丁寧な描写が作品に強い説得力を与えていきます。
『「女手一つ」という縛りから解放されること、夜一人ではなくなること』など、優ちゃんが父親になることの喜びを享受する一方で『お母さんが悲しむ』という理由で虐待を受けていることを誰にも話さない隼太。その虐待のシーンさえも淡々と描かれていくところにとても瀬尾さんらしさを感じる作品ですが、この作品が単なる児童虐待の実態を描いた作品ではなく、児童虐待をされている側が、努めて冷静に、児童虐待をする側に、その事実を訴え、力を合わせて自分たちだけで虐待問題を解決していこうと動く展開がとても新鮮です。それ故に虐待のシーンがリアルに描写されても決してそこに悲壮感が漂うことはありません。それは隼太のこんな考え方にも現れてきます。『優ちゃんは、虐待とか暴力という言葉に萎縮する』と父をあくまで冷静に観察する隼太。『けれど、深刻になったらなっただけ、はまってしまうだけだ』と分析していきます。そして『僕たちの問題に触れるときは、なるべく軽くおもしろく』、そう捉えるようにしていくことにした隼太。『イライラを防止する役割』のあるカルシウム、『いつどういうときに優ちゃんがキレるのかがわかる』記録としての日記など、児童虐待を受ける側が積極的にその解決方法を提案し、行動に移していくという展開は、瀬尾さんならではの切り口だと思います。そして、それが『優ちゃんがどうすればキレなくなるのかは、まだつかめていない。だけど、優ちゃんが絶対にキレないという日はなんとなくわかるようになった』と進んでいく物語からは、冒頭の衝撃的な暴力シーンを乗り越えた先の未来を感じることができました。しかし、瀬尾さんは物語を単純にそのようには決着させません。ある意味で予想された、ある意味で全く予想できなかった結末へと進む物語からは、児童虐待というものを少し高い位置から俯瞰したような独特な視点から見ることができたように思いました。
『被害者、加害者というふうには考えなかった。どうしたら何とかなるんだろうか、そういうことを考えながら描きました』と語る瀬尾さん。『力は麻痺する。振るう側も振るわれる側も、「まあいいか」と思う幅が少しずつ広くなってしまう』という虐待が繰り返される日常。しかし、そんな虐待の当事者たちには『暴力を振るう人間と振るわれている人間の間には、他の人にはわからないものがある』という特別な繋がりがありました。
報道されるニュースの過激さに感覚が麻痺してしまっている児童虐待について、独特な視点、立ち位置から鋭く斬り込んだこの作品。瀬尾さんならではのあくまで冷静な、あくまで淡々とした筆致が、悲惨さばかりに目が行きがちの児童虐待について、逆に冷静に、視野広く考える機会を与えていただいた、そんな作品でした。
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虐待という重いテーマなのにどこかほっこりする作品。ゆうちゃんが来たときのことを、「クリスマスとお正月が一緒に来たくらい嬉しかった」という表現をしていたのが、すごく、心に残っています
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なんだかもやもやする感情で読み終えてしまった。
してしまったことは取り消せない、その後どうするかが大事というけれど、そういう綺麗事で済まされない虐待というテーマ。かといって当人同士が解決した後にたとえ家族であってもきっぱり切り捨てて良いものなのか。本当に解決したのか、時間が経たないとそれは分からないけれど。
加害者を庇うわけではないが、本人も辛い、病気と紙一重だと思う。それでも被害者の心の傷は消えないわけであって。
そう思うとやっぱり他人にはわからない本人同士の長期的な解決が1番なのかな。
皆が皆、主人公の隼太のように強く優しく理解があるわけではないけれど。
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最初のページから“優ちゃん”という典型的なdv男が登場し、この話は虐待の話なのかと思いました。でも、少し違いました。確かにこの後も隼太は父からの暴力に悩まされますが、2人は仲を深めていきます。どう時間がすすんでも仲良くなんてなれるはずのない父と息子。
お互いに自分の「悪」の部分を知り、受け止め合うことで2人は絆を深めていきました。
暴力を受ける隼太が辛いのはもちろんのこと、優ちゃんも止められない暴力に苦しんでいました。そこに隼太の思春期が重なり家族の繋がりは崩れてしまったけれど、わたしが想像した続きでは3人はまた家族に戻れていました。
「自分は良いところだけでなく、悪いところもあるのだ」という自覚を持つことが人との仲を深める上で大切なんだと気づきました。
隼太の周りの人たちはやはりとても暖かかったです。
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子どもがもしできたら、
なるべく家にいれるようにしたいと思った
夜誰もいない孤独を知らないから、その寂しさを作品を通して感じることができた
ラストは、
暴力がなくなってこのまま幸せが続けば
と思ってた矢先に日記が見つかってしまい
父親が出て行く
精神病院に通ってでもカウンセリングを受けてでもまた許してもらえるよう戻ってくる
このシーンはグッと来た
辛い状況でも本人同士にしか分からないことがある
けど暴力はいけない
学びのある作品だった