紙の本
単純な王様たち。
2016/10/29 17:23
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれ白色・黒色にこだわっているようで、あっさりとカラフルな世界に入り込んでしまう王様たち。しかも怒っていたはずなのに、すぐに大笑い。単純すぎる反応が分かりやすい。
紙の本
カラフルな変化が楽しい
2015/10/22 14:47
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
白王様の白王国には白いものばかり、黒王様の黒王国には黒いものばかり。文章でも書かれているが、絵本を開けば左が白、右が黒の世界に塗り分けられていて、何ともわかりやすい。モノクロの、対照的な世界。ところがそこに、カラフルな七人の小人が現れる。モノクロの世界を背景に、その小人たちは何とも可愛らしく、活発に見える。これは楽しくなりそう、という予感通り、小人たちがモノクロの世界に色を塗り始めて…、緑、赤、青と色が増えていく様子は眺めているだけで楽しい。内容自体は平凡といえば平凡だが、モノクロとカラーの対象が印象的。
王様たちが自分の世界に加えられた「色」をどう受け止めるか…最後はなるほど、そうなるのか、という結末。
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白の国の王は黒が嫌い。黒の国は白が嫌い。両国の間にある森は灰色。そこに2人は立ち入りませんでした。でも、そんな2人が変わる出来事が…。
今まで積み上げてきたものに新しい色を混ぜることで起こる変化に対して怖さを感じることがあります。もちろん肯定的にとらえることができて積極的に新しい色を入れられない人もいます。でも、この2人の王は怖くて嫌だったんだろうなと思います。それでも受け入れて経験や体験すると色々な楽しいことや面白いことがあると学ぶことができたら変わります。
変化することに対して恐怖感があり、立ち止まっている人に贈ってあげてはどうでしょうか。
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黒の嫌いな「しろおうさま」と、白の嫌いな「くろおうさま」の話。
カラフルなこびと達が登場して、傍若無人に色を塗っていく様子が楽しい。
モノトーンの世界が、だんだん色付き始めるワクワク感がたまらない。
絵本ならではの魅せ方だなと思った。
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2019年度 2年生
こちらは打って変わって白黒なのに人間味溢れるおうさま達の世界がどんどん綺麗に色付いて、予想を裏切らないハッピーエンド!
世界が色付いていくにつれて子供達の目がキラキラしていくのがとても印象的でした。
絵がとっても綺麗なので、大人の方にも是非手にとって頂きたい1冊だと思います。
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図書館にて。
幼稚園で読んだことがあるお気に入りと娘が教えてくれた本。
白と黒のシンプルな世界が、カラフルな小人に塗り替えられていくわくわくする展開。
カラフルなものの好きな娘は読んでいてさぞ楽しかったと思う。
手元において、つらいときにも読み返したくなる1冊だと思う。
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白の国に住んでいるしろおうさまは、黒いものが大嫌い。
黒の国に住んでいるくろおうさまは、白いものが大嫌い。
2つのお城の間には、灰色の森が広がっていて、しろおうさまもくろおうさまも、その森に入ろうとしませんでした。
そこへ、赤、青、黄色、緑、紫、茶色の服を着たこびとたちがやってきて。
白だけの世界、黒だけの世界もとてもシックで美しい絵なんだけど、色がついていくと、画面だけでなく気持ちもハッピーになっていく。
元気になる絵本。
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息子はしろの国がいいみたい。でもカラフルな小人が来て、白と黒の国が鮮やかになっていくのはきれいでした。
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かつては毎日何冊も何冊も読み聞かせしていたけれど、子育てのフェーズが変わると絵本は読まなくなった。
この本のことは、旅先でこすぎさんと同宿となったことで知り、Kindleで読んだ。
ページが進むにつれてカラフルになっていく。うちの子どもたちが小さい頃だったら、クレヨンや色鉛筆で一緒に着色しただろうなと思いながら読んだ。Kindle なのでわからないけれど、装丁や紙質によって本のイメージが違うんだろうな、と想像。
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「しろおうさまは、黒いものが大嫌い。くろおうさまは、白いものが大嫌い。2つのお城の間には、灰色の森が広がっていました。そこへ…。」