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紙の本
藤原定家の生立ちや、当時の政治や定家の歌を中心とした暮らしを含め、ポイントがまとめられ重宝しましたが・・・
2019/04/22 13:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:多摩のおじさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
関 裕二氏の「百人一首に隠された藤原定家の暗号」を読んだ際に、その副読本として購入したもので、藤原定家の生立ちや、当時の政治
や定家の歌を中心とした暮らしを含め、ポイントがまとめられ重宝しました。
高校時代の日本史の授業以来、〇十年ぶりに山川出版の書籍を手にし、懐かしくもありましたが・・・
その中で兄との関係から昇進が遅れがちであるとして、中将、内蔵頭、右馬頭、大蔵卿でもよいと定家自らが源通親に提出した「転任所望
の事」の申文(p.63)、その源通親が逝去したことで九条家が主導をとり定家が中将となり(p.67)、また、これまでなにかと定家の支えであった
父・俊成の死は、定家には勿論、和歌の師と仰いでいた後鳥羽上皇にとっても大きな影響(p.75)があった指摘は、和歌に関してサラブレッド
的な定家の人間臭い面が垣間見れたことは、意外でした。
ただ、上記の関氏の著書に関して重要となる終盤の後鳥羽上皇が承久の乱(1221年)で大敗し隠岐への配流(p.89)に至る過程の記載が
全くなく、また「小倉百人一首」と関わりのある後鳥羽上皇が1205年に建立した最勝四天王院も「国土擁護、人民安楽を祈願」(p.85)と
鎌倉幕府の調伏を願っての建立が伏せられていた点は残念でした。
また、巻末の年表は理解に助かりましたが、索引や古語の一部(例:先しょう、年預(p.45)、除目(p.63)、校合(p.77)、消息(p.78)等)
に、注釈が無かったのも辛かったですね。
紙の本
藤原定家
2020/07/18 20:32
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
百人一首の謎に興味があり読んでみました。薄い本なのに中身は濃いです。系図や図などが多くわかりやすくて良かったです。
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