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アルテが貴族の子っていうのが信じられない
2020/05/08 20:36
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻の違和感が凄い。弟子希望で回る工房って親方も徒弟も平民に見える。たとえアルテが男でも、貴族を弟子にするのは無理なのでは?アルテは絵の家庭教師がいるのだから、その伝手は使えないのか?むしろ絵を続けていいパトロンとなる夫を見つけるほうが。工房に運よく入っても、セクハラ案件では。徒弟集団で襲われたらとか怖くないのだろうか。実家の跡取りはちゃんといるのか?貴族としての義務放棄になるのでは。もうツッコミどころが満載で。でも巻数が続くということはこれから面白くなるうだろう。1巻スルーでいいかも。
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弟子の品格
2020/04/10 22:17
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性は、持参金を持って、いい家柄に嫁ぐ。
女性蔑視されていた時代。家を飛び出し、とある工房に弟子として雇って貰う。
ん~...やっと。やっとの思い出なれた工房の弟子。
なんか、人生なめてる風で嫌かも。
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ルネサンス時代のフィレンツェで、貴族の家系に生まれ育ったお嬢様な少女が、画家に弟子入り。無口でぶっきらぼうながら案外優しい師匠の元で、当時の(貴族階級の)女性には結婚して子供を産んで家庭を守るという生き方以外の道を切り開く話。画家の工房に弟子入りして修業して独立、というのは当時は無理だったと思いますが、涙をこらえて全力で前向きにぶつかる主人公がかわいいので第二巻以降を楽しみにします。ぶっきらぼうながら案外やさしい師匠もいいですが、仲良くなる高級娼婦(コルテジャーナ)もなかなか魅力的です。
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きっとあなたの気に入ると思う、とひとから頂いた。
そのひとは正しかった。
アルテはまるでわたしのような少女だ。
(ただし、わたしはもう少女ではないが)
作中で彼女が、
「男だから、女だからという差別的な扱い方、さまざまな女性の不自由さに対する怒り」を自分の中に自覚したシーンでは、自分の胸の内を当てられたようで、どきりとした。
わたしにとっても、不自由と理不尽への怒りはおおきなエンジンだ。
しかし彼女は、わたしよりももっとそのエンジンの使い方は明るく、快活だ。
それは彼女が若く、怖いものを知らないせいかもしれないが、怒りの炎を絶やさずとも、まっすぐ前だけを見て、卑屈にならず、進んでいくのは、難しく、見ている人間の背筋をしゃんとさせる力がある。
この本をくれたひとは、
「今の感覚から見れば確かにアルテは前進的な女性で賞賛の対象になるけれど、当時の時代感覚から見たら、彼女は非難の対象にもなったはずだ。そのことを忘れて、一方的な賞賛の評価に終わってはいけない。」という主旨のことを言った。
作品を読むときには必要な、冷静で一歩引いた意見だ。
けれど、納得できないことにNOと言い続けること、自分が納得していないことを主張し続けることは、時代がどうとかそんなこと関係なく、風潮がどうとか、その時の時代性に照らせばよからぬ行為だったかどうかなんて関係ないと思う。
それはひとりの人間が、自身の尊厳を守る行為であり、
絶対に、やっちゃいけないことなんかじゃないと思う。
そう強く思うのは、わたしがアルテと同じ女だからかもしれないけれど。
余談になるが、アルテ(arte)とは、芸術のこと。
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古い西洋で画家として生きていくことを選んだ貴族の娘の道。
もう少し絵を中心に描いてれば面白いんだけど。。
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16世紀末のフィレンツェで画家の弟子となったお嬢様のお話。これからルネサンス期の画家達が次々登場してくるのだろうなぁ。アルテがどんな人生を歩むのか楽しみ。
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まず、とても好きな絵柄です。弟にも、「好きそうだね」と言われました。
そして、物語がおもしろい!! 1人の少女が成長していくのを見守っている様で。楽しいです。
ただ、髪の毛を切ったところから、違う作品のキャラクターに見えてしまって……好きな設定なんですけれど、残念です。
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店頭の試し読みでどっぷりとはまり込んでしまったのでそのまま購入
出てくる人物がみんなとても魅力的
奥様素敵です
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舞台は16世紀、フィレンツェ。ルネッサーーーンス
貴族生まれの少女が、父の死をきっかけに「自分のやりたいこと」「幸せ」「自由」を求めて、一人画家工房に弟子入りを志願。
女が手に職をつけていきていく、ということをメインテーマに置きつつ、工房の親方とのちょっとした恋も描く。
次巻は11月20日に発売されるそうなので、いいタイミングで出会ったな~。
アルテの恋の相手がイケメンではなく、髭生えて仏頂面の親方というのもまた面白い。アルテに一目ぼれしてるアンジェロくんという少年も出てくるんだけど、アルテはさっぱり靡かなそう。
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16世紀!イタリア!画家を目指す女性!マンガ!買うしかなかった。
立ちはだかる障壁を蹴散らしながら、見るもの聴くものすべてに素直に感動し体験していくアルテが気持ちいい。
単に絵好きなだけじゃなく一人前に身を立てていくことを目標にしてますね。
こういう人は心から応援したくなります。
レオさんはアルテが貴族風挨拶をしてやっとアルテの出身を思い出すくらいだからほんとに気にしてないんですね^^
ヴェロニカ様かっこよすぎて惚れそう。
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不当な差別に一生懸命に努力して立ち向かうアルテが魅力的。
話と話の間に挟まれる小話もいい。
面白かった。
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うー………ん。面白いと思いつつも、何か腑に落ちないものを感じている、ような…。
芸術開闢華やかなりしルネッサンス期、女性の自立が認められていない(想像さえされていない)風潮の中、絵を描きたい、絵描きとして生きて生きたいと願う少女・アルテの物語。
その行く手には無理解と慣習の壁が立ちはだかり―
とにかく自分の道をひたすら突き進むアルテが雄々しい。…いや、女性に言う言葉ではないのは重々承知の上ですが、そうとしか言いようがない。純粋かつくじけない。これは性別を問わず、かっこいい、もしくは雄々しいと表現するしかないんじゃないかと。
自分の未熟さ、足りない点、歩む道の険しさ…これらを飲み込み、立ち上がり顔を上げる姿はまさに惚れ惚れするようです。
それでいて見事に恋愛フラグも立っちゃってますが、これはこれで可愛かったりするので、よし。
ただ、反面引っかかる点があるのは、確かで。
男尊女卑甚だしい状況下を考慮しなかったとしても、アルテがチャンスを掴むタイミングが早過ぎる気がするんですよねぇ。
もう少し下積みでの苦労を描いておいた方がしっくりきたんじゃないかなぁと、モニョってる感じがあります。
いや、そんな鬱々とした状況を続けても面白くない、ってのは分かるんですけどー。
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絵が綺麗ですね。
そして、表情がデフォルメと普通のとをうまく使ってコミカルに表現されていると思います。
読むと励まされているようで、少し元気になります。
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舞台はルネサンス期のイタリア・フィレンツェ。中流貴族のお嬢さんだった主人公アルテは、父の死を機に絵描きとしての生き道を目指すことになる、とそんな話である。
物語性、心情表現、時代性とどれをとっても申し分ない。森薫さんの「エマ」と似た風な描き方なのだけど、その描き方で描くべきが描かれている印象だ。
元気な女の子が目一杯頑張って生きている姿は、やはり眩しいものがあって快い。このような男尊女卑の気配の強い時代の、それも特にその気の強い職人の世界にあっては、その姿は一際明るく映る。
ラブストーリーとしても展開し始めた一巻には、とりあえず星五つを付けたい。シリーズの始まりとしては本当に申し分ない内容だった。
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間違って買ってしまった作品だけど、予想外に面白かった。小説ならありきたりな設定だけど、アルテに好感が持てる分、読んでいて楽しい。たまにはこういうのもいいな。