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難解で読みこなせてはいないが、なんとなく3・11以前からくすぶっていたもの、3・11以降世界を覆っているものの根本に迫っていると思う。
しかし、私にはマルチチュードの可能性も少し楽観的に思えるのは、出版当時(2014年)からの時間の経過故だろうか?
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「帝国」「マルチチュード」「コモンウェルス」など、その著作からグローバリズムへの批判者であり続ける著者が震災後の日本をどう見ているのか。と、興味深い内容なのだが難解でまだ読みこなせていない。なぜだろう?
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ひゃー、難しい!
こりゃ池上彰さんあたりに解説してもらわないとわからないや。
以下、自分勝手な解釈。(本の要約ではありません。くれぐれもこんなレポで読んだ気にならないでください)
あれほどの大事故を起こし、終息もしていないのに、なぜ政府は原発推進の流れを変えようとしないのか。それは政官財の癒着による巨大な利権があるからだ。しかも原発推進国家間のネットワークもなかなか強く、一国家による政策ではない。それはかつて「帝国」と呼ばれた巨大な国家連合じゃないのか(それを原子力国家と呼ぶ)
その堅固な権力に対して、あちらこちらから一般人が声を挙げ、権力の暴走は許さねー!とデモや署名活動なんかをする。どこかの政治団体や宗教団体なんかが先導しているわけでもなく、思い立った小人数がSNSで呼び合って集ったりする。主婦だったり、サラリーマンだったり、ミュージシャンだったり、学生だったり。反政府行動に参加することに対して構えたりすることがあまりない。垣根が低い。そんな人たちが大勢集まれば、この巨大な権力にも対抗しうる勢力になるんじゃないのか。といったことが言いたいのか?
この集団の特色としては強力なリーダーがいないこと。様々な思想信条を持った人や集団が、ある目的のもとに団体行動を起こす。緩やかな連合体なのだ。アラブの春なんかはそのいい例らしい。
うわ〜、すげーざっくり言っちゃった。
絶対間違って理解してる自信がある。
なんで、こんな本を読んだかというと、安保法制反対のデモをしていた(いる)人たちはどこに向かおうとしているのか(どこに向かうべきなのか)ということが見えてくるかな〜と期待したから。結論としては何も見えてこなかった(読みが浅いので理解できなかっただけかも)
自分はあの人たちの意見には賛同できないが、運動がどう展開していくのかには興味がある。いまのところ民主と共産が党勢回復に利用しようとしているところしか表面に出てきてないから、どう離合集散をするのか注目したい。
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【由来】
・多分、図書館の新書アラート
【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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第2部・第3部で展開される日本の論者たち(市田、上野、毛利、白井、大澤)の論考がそれぞれに面白かった。これらを読むことで、ネグリの言う<帝国>や「マルチチュード」「コモンウェルス」などの概念が、世界に対する私たちの見方にどのような変化をもたらすのか、が実感できたような気がする。