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良書。
小泉進次郎の取材を通じた力作。
今まで知らなかった自民党の地道な選挙活動、若手後継者の育成。なんだかんだ言っても、よく出来たシステム。これでは、野党がなかなか上回れないだろう。
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小泉は、方言、客いじり、ご当地ねた。
自民党青年局は1955年の結党時からある。
公明党の青年局がMNP実現に向けて1000万の署名を集めたそうだ。
自民党本部180人の諸君のうち青年局担当は2人だけ。
青年海外協力隊は、竹下が青年局で発案した。
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常井健一氏、どうしてこんなに注目の政治家に懐を割らせる力があるのか?
その疑問は、本著のあとがきで判明した。至極納得。
自民党が幾たびかの下野を乗り越え、与党であり続ける
要員として、若い政治家を育てて総裁にまで切磋琢磨させるプロセスが、手に取るように分かる著作である。
多くの取材協力者のリアルな声が、説得力を増している。
自民党の政策への賛同有無に関わらず、政党に必要なものを知りたい人にとっては必読の書。
私は、しがない無所属地方議員であるが、この本を読んで自民党青年局に入りたくなった(笑)