紙の本
絶妙の距離感
2018/02/22 01:41
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐吉と百夜の距離感が決まってきた2巻。
物語はその間を突きながらすすんでいく。
名づけのルールもなんというか、ないと物足りない感じになったし。
ここまでの設計図を持って作品が書かれていることも絶妙。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2014/05/post-2891.html
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ゴミソの鐵次シリーズの外伝扱いですが、裏に住んでいる鐵次は出てきません。
契約上の大人の事情ってやつですか
ワトソンキャラの佐吉の軽さもあって、少し軽めで軽快
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修法師百夜シリーズ第二弾。
相変わらず、鐡次は影も形も出てこない。
一番弟子を勝手に名乗って痛い目にあう佐吉と百夜で、
話がテンポ良く進むので、
別に登場してくれなくても良いのだが。
大工の庄七のところへ勝虫ことオニヤンマが
現れるお話「勝虫」が良かった。
延命草と呼ばれた江戸の煙草の事情が知れたし、
理由が庄七に娘を頼むという親心だったことも、
祝言の席にも現れ、呼び止められて酒杯にとまったラストも良かった。
百夜の話の方が、心温まる話が多い気がする。
仕込み杖のことをとがめだてしようとする腰抜け同心を
百夜が黙らせる場面も良かった。
そして、百夜にライバルが、といっても腕っぷしの方だが、現れる。
次回にも現れることを期待。
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出てくるのはほとんど付喪神ばかりかな。主人公の百夜はその専門ではないと言っているけどね。強烈に怖くないので安心して読んでいられる。盲目の修法師の百夜は真面目でツウデレのとてもいい子だよなあ。最後の短編で、仕込み杖の剣が折られてしまったのは、ちょっと気になるところ。