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政治哲学の原点 「自由の創設」を目指して みんなのレビュー
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紙の本
政治は何のためにあるのか
2017/02/11 08:16
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投稿者:シュガーラッシュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『「政治の目的を「自由の創設」』と結論を述べる。自由の根源はプルラリティ複数性とし、認めた上で議論させ、一定の結論のもとに文化を築くことをよしとしている。
法律はいろんな方向に動き、かならずしも公平無私で中立的ではなく、日本の自由も変わりつつあるとしている。「何のために、こういう法律を制定するのだろう」ということに対し具体的な事案を例示することに政治家は明言すべきだ。新聞も、会社の方針や利益により、情報を載せる判断をしている
『「一つの価値観以外を排除し、敵をつくり、それを徹底的にやっつけることによって、まとまりをつくっていく」という独裁主義的なものの考え方に対しては非常な抵抗感をもっています』と言うとおり多様な価値観を肯定する土壌が必要と感じる。そこからよいものが「選び取られていく」なかに繁栄の芽があると思う。
著者は「考えることの人間こそ、自由の主体であるべき」として本当の意味での民主主義とは何かを考えさせられた本。
『洗脳と集団催眠を多用するマスコミに対しては、ソクラテス的対話術を学んでいくべき』の言葉には痺れた。
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