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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ねえ、委員長。に行き着くまでの2つのお話で、少々、マンネリ化したところはあります。
男性か女性か、と言う違いで、設定が似ている事。
でも、最後まで読み終わった時に、
初恋の透明感があって儚く壊れやすい様が思い出されて、
高校時代を懐かしく思い出しました。
好き嫌い分かれる作品
2024/09/09 13:57
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投稿者:やすみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の作品は短編の物語が3つ収録されているのですが、どれも似たような設定と登場人物でした。
登場人物に感情移入できるかできないかが大きく分かれる表現をされた作品のように感じました。上手くは言えないのですが、まわりの人間の愚かさを表現することはいいと思います。主人公達を差別化した上で彼らの置かれた状況を作り出すことができるので。ただ、どの話でも主人公が周囲の人間を見下すかのような発言もしくは思考をしているのは(自分だけかもしれませんが)感情移入しにくいのではないかなと思いました。
あと個人的なことなのですが、いじめらしき描写は昔されたことを思い出してしんどいのでわざわざ恋愛小説に入れて欲しくなかったかなと…
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投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんかすごく好きな本です。
涙が出ました。
ほっこりする。
恋愛小説は苦手だと思ってたけど、この人のなら読めそう。
他の本も読みたい。
どの話もよかった
2020/02/25 21:28
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投稿者:4mh - この投稿者のレビュー一覧を見る
市川拓司さんの作品は学生の頃にあの名作を読んだきりでしたが、この作品を読んで、市川さんが大好きになりました。爽やかで切なくて、ギュッと心を掴まれてしまいました。
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学級委員長の少女と落ちこぼれの少年,本を通して紡がれる絆の物語「ねぇ、委員長」を含む全3編の短編集.(気恥ずかしいので)恋愛小説に★5は付けない主義なのだが,やむなく撤回,文句なしである.青春小説と恋愛小説の間,洗練された文章と,純度の高い透明な物語.ぜひ手に取ってもらいたい1冊.
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どの話も登場人物が、「みんな同じ」が得意な日本人的社会からは逸脱していて枠に収まらずに、集団から浮いている。
若さって躊躇がない。その人の本質を見ようとしない浅はかさが痛い。でも確かにある習性を垣間見て、「あ”ーーーー」とうなだれてしまった。
そんな環境に置かれた拗れに拗れた、若い恋たち。みんなそれぞれに不器用で、でも自分たちを自分たちたらしめる為に一生懸命だった。どの話も、学生の頃の恋を回想して、大人になった今「これから何か始まる予感」を孕んだ希望で締めくくられていた。まだ終わってない、これからスタート、これから続いてく、そんな風に主人公達が前に前に進んで行く感じが良かった。
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不器用な人々が一生懸命つむいだ物語だった。
真実の世界を生きようとするひたむきな姿に心奪われた。
「負けるな」って励まされたような暖かい読後感。
すごく良かった
2014.5.26
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苦手な市川拓司に挑戦。3つの短編集。表題作は少しダラダラと続く感じが無理だった。しかし、『Your song』は作品の雰囲気が好きだが他作品に比べたら良いかなという風な気もする。
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自分だけが彼(彼女)の才能に気付いている、というところからこじらせる青春小説。YourSongがよかった。
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どのストーリも全く別で、オリジナルなんだけれど、市川拓司の本に出て来る人たちは、どこか似ている。
不器用で、生きて行くのに精一杯で、でも、自分の感覚を大切にしようとしてる人たち。
非常に純粋で、読んでいると、ずっと昔、自分にもそうやって、自分の感情をこじらせた時があったなぉと懐かしく、痛々しく感じます。
共感出来るところが多くて、登場人物が非常に愛おしくなります。
今回は、短編3つと、一つ一つが短かったためか、要らない部分が削げていて、より純度が増した感じです。
まさに、削いで削いで、それでも豊か。
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時折、ピントがあったみたいにスッと入ってくる物語がある。この本もそうでした。
もどかしい切なさと純粋で透明感のある文章、けれど登場人物の感情は激しく伝わってきて胸をえぐっていきます。
一作読んだら、また次が読みたくなる、そんな短編です。
初恋の不器用な、憧れと恋の中間みたいな、でも決してベタベタと甘くはありません。
市川拓司さんの作品は初めて読みましたが、違う本も手に取ってみたくなりました。
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久しぶりの市川本。
市川さんの登場人物は、どこか似ている。
不器用で、社会から見るとどこか外れているんだけど、魅力的で、生命力に溢れている。
今回も、そんな人物達の物語。
今回は短編集なのだけれど、歯切れのよい文章で、どれも読み終わった後にしみじみとして、あったかい気持ちになれる。
やっぱり市川さんの本っていいな。そう思える作品でした。
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どれも少し変わった二人の恋についてのお話。
相手を表現する言葉がどれも素敵で、メロディーみたいで、読んでいて心地よかった。
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うーんまぁまぁかな
不器用だったりなんだりでうまく生きれていないひとたちに惚れる話
短編3つだけどどれも似たようなテイスト
雰囲気重視
すきなひとはすき
わたしはふつうかな
感受性が強いかんじ?
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本屋でふと適当なページを開いて立ち読みしただけで、少し泣きそうになるセリフをいくつか見つけたので、即購入。短編集だけれど、主題の作品が一番やさしくて素敵だと思う。 市川さんの作品は問題を抱えた登場人物が恋をする、ほぼ安定した内容だけれど、だからこそ自分には欠陥がある、と思ったことのある人の心に、何度でも触れるのだと思う。